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『新年の熊本旅行 2023』 第3日目

年明けの熊本への帰省旅行も三日目に入ります。
今日も一日ドライブを楽しみたいと思います。

やはり、これまであまり行ったことのないところへ行こう、ということで熊本にある数少ない世界遺産巡りを行います。
熊本市から3時間ほどのドライブで、天草の奥にある崎津集落にやってきました。

こちらは、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』として世界遺産に登録されています。

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車を停めて眺めると、湾の向こう側の集落に、意外な雰囲気の塔が聳えています。
さっそく歩いてみましょう。

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のんびりと10分ほど歩くと、いよいよ教会が現れました! 
カトリックの『崎津教会』です。

キリシタンが弾圧された絵踏みが行われていた庄屋役宅に、1934年に建てられたました。
教会内部は建設当初からの畳敷きであり、祭壇は絵踏みが行われた場所に設置されたと伝わっています。

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内部の見学もできましたが、撮影は禁止でした。礼拝を済ませて、もう少し集落を歩いてみます。
またまた印象深い風景に出会いました。『海上マリア像』です。

岬の上に海に向かって真っ白な聖母マリア像が建てられています。海を行きかう人々が祈りを欠かさないのだそうです。

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車に戻り、海沿いに少し走ると、また立派な教会が現れました。
『大江教会』です。

歴史は崎津教会よりも古く、天草で最初に作られた教会です。
内部の見学をしたかったのですが、法事のため使用中でした。やはりここ天草では教会も生活に密着しているようです。

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お次は絶景スポットに到着しました。『妙見浦』です。
これまで何度か天草には来たことがあったのですが、遠いのでこんなに奥まで来たことはありませんでした。

こんなに素晴らしい景色なら、頑張ってもう少し早く来ておけばよかったと思ったくらいです。

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青い海と断崖絶壁が続き、点在する島々も波の浸食を受けて、荒々しい景色が広がっています。
展望台には与謝野鉄幹、晶子夫妻の歌碑が立っています。

天草の西海岸に位置しているので、絶好の夕日スポットでもあるようです。

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そして、ここ天草にもお城がありました。
海に突き出した半島の岡の上に、高い石垣が聳えています。

『富岡城』です。

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本丸跡地には、ビジターセンターが建てられています。天草島原の乱においては、幕府側の拠点だったため、展示内容はなんとなく微妙な感じになっています。

見学していると館長さんに話しかけられました。
なんと、出川さんの「充電させてもらえませんか?」のロケがつい最近あったそうです。(帰京後の1/21にテレビで見ました!!)

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さて、遠いのでそろそろ帰路につかなければなりません。
こちらは以前も訪れた、「道の駅有明 リップルランド」です。

夕方になったので、もうお店も空いていませんでした。

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そして、もう一か所の世界遺産も見逃すわけにはいきません。『三角西港』です。
過去の記事を見ると、2010年にも訪れています。

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当時は「世界遺産を目指す」といった記載がどこかにあり、正直難しいだろうな、と思っていました。
願いは叶うものなんだと、改めて教えられました。

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最後に『御輿来海岸』(おこしきかいがん)に立ち寄りました。
有明海は干満の差が激しく、潮が引いた海岸の砂地には、風と波による美しい砂の曲線が現れます。

これまで何度か通ったことはあったのですが、ついに干潮時の夕方に訪れることができました!

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今回は念願の天草の奥まで行くことができ、世界遺産や絶景を楽しむことができました。
日帰りで海や山に簡単に行くことができる熊本は、やっぱり素晴らしい土地ですね。

明日の昼には飛行機に乗らなければなりません。残り半日、精一杯楽しみます!!

~つづく~
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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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