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『夏の道東ドライブ旅行』 第3日目②

夏の道東ドライブ旅行の三日目の続きです。
羅臼の「クジラの見える丘公園」を出発し、知床横断道路を登っていきます。

しばらく走ったところで、「知床羅臼ビジターセンター」に立ち寄ります。
親切な係の方に色々と教えてもらい、明日予定している知床五湖のガイドツアーを予約しました。

どうか、森の中でこんな熊さんに出会いませんように・・・

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快適なワインディングを駆けあがり、標高738mにある『知床峠』に到着しました。
車を降りると、目の前に雄大な羅臼岳の姿が眺められます。

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今通ってきた海側に目をやると、海の向こうにはっきりと国後島が見えています。
目の前の案内板には、「北方領土 わが国固有の領土です」と明記されています。

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しばらく周囲の景色に見惚れていると、先ほどまで少し雲を被っていた羅臼岳の山頂が姿を現しました!!

ここ知床峠は霧が出やすく、羅臼岳が見えない日も多いそうです。
以前主人が旅した時には、頂上どころか山の形すら見えなかったそうで、今日は大喜びです。

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峠からウトロ方面に下り、今度は「知床自然センター」にやってきました。
ここからは、片道約1kmとお手軽ながら、素晴らしい遊歩道があるそうなので、歩いてみることにします。

「熊出没注意」の看板を横目に、気持ちのいい緑の中を進んでいきます。

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20分ほど進むと、オホーツク海に面した断崖絶壁に出ました。
真っ青なオホーツク海は、思わず息をのむほどの美しさです!!

右手の崖の上には、「宇登呂灯台」の姿も見えています。

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そしてこのコースの目的地はこちらの滝、その名も『フレペの滝』です。

この滝には川がなく知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目から流れ落ちているそうです。

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拡大して見てみましょう。確かに岩の間から水が溢れてきていますね。

この滝がホロホロと流れ落ちるさまが涙に似ていることから、地元では「乙女の涙」という愛称で親しまれているそうです。

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いつまでも眺めていたい景色ですが、明日も知床観光の予定なので、そろそろお宿に向かいます。
まずはウトロの港まで降りてきました。

ここには、なんと「ゴジラ岩」がそびえ立っています。
確かに、ゴジラに見えますね!

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旅の計画を立てていた頃には、ウトロでの宿泊を考えていたのですが、人気の観光地らしくいいお値段です。
そこで、少し西に入った清里町というところに滞在することにしました。お宿までしばしのドライブです。

オホーツク海沿いの国道から見える滝があったので立ち寄りました。
「三段の滝」、その名の通り三段になっているようですが、二段分しか見ることができません。

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さらに少し走ったところに、ひと際立派な滝が現れました。『オシンコシンの滝』です。
落差は30mもあり、日本の滝百選にも選ばれている立派な滝です。

ずいぶん前に真冬の流氷ツアーの際に訪れたことがあり、我が家にとっても思い出深い場所です。

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ようやく宿に到着しました。清里町にある「ホテル緑清荘」です。
ウトロ港から50kmほど離れていますが、快適なドライブなので、あっという間に着いた気分です。

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部屋のカーテンを開けると、目の前に斜里岳の姿がありました!
標高1,547mの日本百名山の雄姿を眺めながら、缶ビールで乾杯しました。

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この後は、併設している「きよさと温泉」の大浴場で、のんびりと湯に浸かり、館内のレストランで夕食を楽しみました。
今日はかなりのロングドライブでしたが、お天気も良く絶景続きだったため、最高の一日なりました。

明日は、また朝から知床に戻り、知床五湖のハイキングを楽しみます!!

~つづく~

『知床自然センター』のHP
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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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