『夏の道東ドライブ旅行』 第3日目①
- 2022/10/08
- 22:46
夏の道東ドライブ旅行の三日目です。
中標津で迎える朝です。今日も天気は良さそうです。
今回は一週間で道東を一周するつもりなので、さっそく出発です。
中標津から北東へ20kmほど走ると、オホーツク海に出ました。目と鼻の先に大きな島が見えます。
国後島です。
なんとなく位置関係は分かっていたつもりですが、これほど目の前にあるとは思っていませんでした。
この島は日本です。間違いありません!!

今日は、ますはオホーツク海に突き出た、『野付半島』を訪れます。
野付半島は日本最大の砂嘴で、半島上には両側が海に挟まれた道路が走っています。
しばらく走ると、荒涼とした景色が現れました。『ナラワラ』です。
海水の浸食により立ち枯れたミズナラの林です。

そのまま半島を走る道を終点まで進みます。
周囲には湿原のお花畑が広がっています。野生の鹿が数多く見られます。

Uターンして、ネイチャーセンターに戻ってきました。
ここから約1.3kmの遊歩道を通って、もう一つの立ち枯れの風景を見に行きます。
トラクターバスというものが走っているようですが、せっかくなので歩いてみることにします。

歩いてみて大正解です。鳥のさえずりやきれいな花が咲き誇っています。
この花はエゾフウロといって、7~8月に数多くみられるそうです。

のんびり歩いて30分ほどで目的地に到着しました。
こちらは『トドワラ』と呼ばれる場所です。
先ほどはミズナラの立ち枯れですが、こちらはトドマツの立ち枯れの風景を見ることができます。

このようにわずかに残ったトドマツの立ち枯れとともに、荒涼とした静寂な眺めを楽しむことができます。
「この世の果て」と呼ばれることもあるそうですが、確かのその通りだと思います。
今も日々の浸食は進んでおり、近い将来にはこの景色は見られなくなるそうです。
今のうちに目に焼き付けておきたいと思います。

よく見ると、トドマツの上に何かが止まっています。
なんと、特別天然記念物のオジロワシです!!
独り枯れ木に佇む姿からは、なんともいえない気高さを感じます。

来る前は名前くらいしか聞いたことがなかった野付半島ですが、他に例のない素晴らしい場所でした。
それでは、再び北に向かって走り出します。
そして知床半島の羅臼に到着しました。まずは高台にある『クジラの見える丘公園』を訪れます。
「羅臼灯台」の前から、一面に広がるオホーツク海を眺めることができます。

まさに絶景です!
その名の通りマッコウクジラを眺めることができるそうですが、双眼鏡で探しても見つかりませんでした。
そしてここからも、目の前に国後島が眺められます。
知床旅情では「はるかクナシリに 白夜は明ける」
と歌われていますが、本当にすぐそこにあります。

いよいよ念願だった知床半島に入りました。
お天気もどんどん良くなり、この旅一番の青空が迎えてくれています。
この後は、知床峠に向かって駆け上がります!!
~つづく~
『野付半島ネイチャーセンター』のHP
中標津で迎える朝です。今日も天気は良さそうです。
今回は一週間で道東を一周するつもりなので、さっそく出発です。
中標津から北東へ20kmほど走ると、オホーツク海に出ました。目と鼻の先に大きな島が見えます。
国後島です。
なんとなく位置関係は分かっていたつもりですが、これほど目の前にあるとは思っていませんでした。
この島は日本です。間違いありません!!

今日は、ますはオホーツク海に突き出た、『野付半島』を訪れます。
野付半島は日本最大の砂嘴で、半島上には両側が海に挟まれた道路が走っています。
しばらく走ると、荒涼とした景色が現れました。『ナラワラ』です。
海水の浸食により立ち枯れたミズナラの林です。

そのまま半島を走る道を終点まで進みます。
周囲には湿原のお花畑が広がっています。野生の鹿が数多く見られます。

Uターンして、ネイチャーセンターに戻ってきました。
ここから約1.3kmの遊歩道を通って、もう一つの立ち枯れの風景を見に行きます。
トラクターバスというものが走っているようですが、せっかくなので歩いてみることにします。

歩いてみて大正解です。鳥のさえずりやきれいな花が咲き誇っています。
この花はエゾフウロといって、7~8月に数多くみられるそうです。

のんびり歩いて30分ほどで目的地に到着しました。
こちらは『トドワラ』と呼ばれる場所です。
先ほどはミズナラの立ち枯れですが、こちらはトドマツの立ち枯れの風景を見ることができます。

このようにわずかに残ったトドマツの立ち枯れとともに、荒涼とした静寂な眺めを楽しむことができます。
「この世の果て」と呼ばれることもあるそうですが、確かのその通りだと思います。
今も日々の浸食は進んでおり、近い将来にはこの景色は見られなくなるそうです。
今のうちに目に焼き付けておきたいと思います。

よく見ると、トドマツの上に何かが止まっています。
なんと、特別天然記念物のオジロワシです!!
独り枯れ木に佇む姿からは、なんともいえない気高さを感じます。

来る前は名前くらいしか聞いたことがなかった野付半島ですが、他に例のない素晴らしい場所でした。
それでは、再び北に向かって走り出します。
そして知床半島の羅臼に到着しました。まずは高台にある『クジラの見える丘公園』を訪れます。
「羅臼灯台」の前から、一面に広がるオホーツク海を眺めることができます。

まさに絶景です!
その名の通りマッコウクジラを眺めることができるそうですが、双眼鏡で探しても見つかりませんでした。
そしてここからも、目の前に国後島が眺められます。
知床旅情では「はるかクナシリに 白夜は明ける」


いよいよ念願だった知床半島に入りました。
お天気もどんどん良くなり、この旅一番の青空が迎えてくれています。
この後は、知床峠に向かって駆け上がります!!
~つづく~
『野付半島ネイチャーセンター』のHP
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