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『夏の道東ドライブ旅行』 第2日目②

夏の道東ドライブ旅行の二日目の続きです。
霧多布湿原を経由して、さらに海に向かって坂道を登っていきます。
そして、『霧多布岬』に到着しました!!

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お天気自体は回復傾向にあったのですが、岬に近づくにつれて霧が深くなってきました。
それもそのはず、この岬の正式名称は「湯沸岬」なのですが、霧に覆われることが多いために、霧多布岬と呼ばれるようになったそうです。

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霧が深いながらも、まったく視界が無いわけではなく、かえって幻想的な雰囲気を感じることができます。

そしてところどころに咲く、黄色いエゾキスゲが、白い霧の中にくっきりと映えています。

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こちらにも色とりどりの花が咲いています。
ゆっくり滞在して快晴の日も見てみたいのですが、旅路はまだまだ続きます。

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岬の先端には赤い灯台が設置されています。
高さは12.3mと高くはありませんが、北海道で最も明るい光を放つのだそうです。

1951年の初点灯以来、霧深いこの海の安全を見守っています。

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灯台から戻る途中に、双眼鏡や望遠レンズで海を見ている人だかりがありました。
訪ねてみると、なんとラッコが泳いでいます!!

我が家のカメラでは黒い塊にしか見えませんが、双眼鏡で眺めると海面でくるくると回る可愛らしい姿が見えました。

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岬にはキャンプ場も設置されています。
ずいぶん前に主人が北海道を旅した時に、泊まったことがあるというバンガローです。

当時と変わらない姿に一人で感動している様子です。

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海に突き出た半島の、霧多布岬とは反対側にも岬がありました。
『アゼチの岬』です。

映画のロケにも使われたという、こちらも絶景のスポットです。
内陸側に向いているためか、霧が少なく見晴らしを楽しめます。

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道端には、きれいなハマナスが咲いています。
あの知床旅情にも歌われている、北海道を代表する花ですね。

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そして、今日最後の目的地に向かって内陸に車を走らせます。
1時間半ほどのドライブで、中標津町にある『開陽台』に到着しました。

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かつては「ライダーの聖地」と言われるほど、バイク乗りに人気があったスポットのようです。
ちょうどツーリングのイベントが開催されているようで、たくさんのバイクが止まっていました。

雨も多かったので、バイクの皆さんは結構大変だったことでしょう。

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ここ開陽台がなぜ人気なのかというと、「地球が丸く見える」という雄大なパノラマです。
日本国内で、地平線を感じることができる場所は、他にはちょっと思い当たりませんね。

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さっそく展望台に上って、地球の丸さを体験してみます。
こんな写真ではさっぱり伝わりませんが、はるか彼方まで平野が広がり、確かに感じることができます。

眼下には北海道遺産にも登録された「格子状防風林」の眺望も広がっています。

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この展望台からは330度の大平原のパノラマを見ることができますが、一部には山並みも眺められます。
日本百名山にも数えられる、標高1,547mの『斜里岳』の雄大な姿です。

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陽も傾き始めたので、そろそろ宿に向かいます。今日は中標津町内のホテルに滞在します。
せっかくなので地元のビールを飲んでみようと思い、「知床ドラフト」を購入しました。

グラスに注いでビックリ!!
なんと緑色のビールです。

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知床の新緑をイメージしたという色ですが、味の方は普通のビールとあまり変わりません。
今日のロングドライブを振り返りつつ、味わいました。

明日はいよいよ、世界遺産の知床に向かいます!!

~つづく~

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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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