いざ、開城!『夏の日光旅行』 第2日目②
夏の日光旅行の二日目の続きです。
中禅寺湖のクルージングを楽しんだ後は、さらに奥へと車を走らせます。
まず訪れるのは、『竜頭の滝』です。
滝つぼ近くが大きな岩によって流れが二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれています。

滝の上部にもやってきました。ここからさっきの滝つぼまで、210mにわたって水が流れていきます。
遠くに少しだけ、中禅寺湖も姿を見せています。

お次は、『戦場ヶ原』です。
約400ヘクタールの広大な湿原です。久しぶりにハイキングを楽しみたかったのですが、思いのほか時間を使ってしまっていたので、展望台から眺めるだけにします。

少しだけ咲いている花に、蝶がとまっています。
後で名前を調べてみたら、「ヒョウモンチョウ」というようです。言われてみると、確かに派手なヒョウ柄です。

どんどん進んでいきます。今度は、『湯の湖』です。
標高1,475mにある、火山の噴火で堰き止められた湖です。
フライフィッシングを楽しまれている人たちがいて、目の前で見事に釣り上げてくれました。

豪快な水の音に振り向くと、滝の上部が目に入りました。
高さ70mの『湯の滝』です。さきほどの竜頭の滝と比べると、かなり急傾斜を落ちていきます。
温泉の水が流れているので、周囲には温泉(硫黄)の匂いが漂っています。

いつもなら、この湯の湖までで引き返すのですが、今回はもっと奥まで走ってみたいと思います。
冬季は閉鎖されている「金精道路」に進んでみました。
標高2,024mの金精峠に向かってぐんぐん登っていきます。湯の湖が、ずいぶんと下に見えるようになりました。

峠を越えると群馬県に入りました。道沿いの木々の向こうにちらほらと湖が現れます。
『丸沼』に到着しました。
栃木側は「湖」だったのですが、群馬に入ってからはすべて「沼」になりました。
調べてみると、水深5mを境に沼(池)と湖が分かれるそうですが、なんとなく不思議な気分です。

湖畔ならぬ沼畔には、人っ子一人おりません。
白鷺が一羽、優雅にたたずんでいます。

この周辺は、「丸沼高原」と呼ばれており、標高2,578mの日光白根山の登山基地でもあります。
ロープウェイを使えば、2,000m地点まで連れて行ってくれるのですが、残念ながら今回は時間が足りません。
ここから、宿に向かって引き返すことにします。

中禅寺湖畔まで戻ってきました。
久しぶりに二荒山神社の「中宮祠」にお参りしてみます。

二荒山神社には、昨日訪れた本社と男体山の頂上の奥宮がありますが、ここはその中間に位置しています。
夕方で、男体山の登山道がちょうど閉鎖され、中宮祠も閉門の時間だったので、急いで参拝させていただきました。

この後は、のんびりといろは坂を下り、ホテルに戻ってきました。
近場の日光で2泊できると、かなりゆったりと旅を楽しめます。
明日は、これまで訪れたことのない「霧降高原」を目指したいと思います!!
~つづく~
中禅寺湖のクルージングを楽しんだ後は、さらに奥へと車を走らせます。
まず訪れるのは、『竜頭の滝』です。
滝つぼ近くが大きな岩によって流れが二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれています。

滝の上部にもやってきました。ここからさっきの滝つぼまで、210mにわたって水が流れていきます。
遠くに少しだけ、中禅寺湖も姿を見せています。

お次は、『戦場ヶ原』です。
約400ヘクタールの広大な湿原です。久しぶりにハイキングを楽しみたかったのですが、思いのほか時間を使ってしまっていたので、展望台から眺めるだけにします。

少しだけ咲いている花に、蝶がとまっています。
後で名前を調べてみたら、「ヒョウモンチョウ」というようです。言われてみると、確かに派手なヒョウ柄です。

どんどん進んでいきます。今度は、『湯の湖』です。
標高1,475mにある、火山の噴火で堰き止められた湖です。
フライフィッシングを楽しまれている人たちがいて、目の前で見事に釣り上げてくれました。

豪快な水の音に振り向くと、滝の上部が目に入りました。
高さ70mの『湯の滝』です。さきほどの竜頭の滝と比べると、かなり急傾斜を落ちていきます。
温泉の水が流れているので、周囲には温泉(硫黄)の匂いが漂っています。

いつもなら、この湯の湖までで引き返すのですが、今回はもっと奥まで走ってみたいと思います。
冬季は閉鎖されている「金精道路」に進んでみました。
標高2,024mの金精峠に向かってぐんぐん登っていきます。湯の湖が、ずいぶんと下に見えるようになりました。

峠を越えると群馬県に入りました。道沿いの木々の向こうにちらほらと湖が現れます。
『丸沼』に到着しました。
栃木側は「湖」だったのですが、群馬に入ってからはすべて「沼」になりました。
調べてみると、水深5mを境に沼(池)と湖が分かれるそうですが、なんとなく不思議な気分です。

湖畔ならぬ沼畔には、人っ子一人おりません。
白鷺が一羽、優雅にたたずんでいます。

この周辺は、「丸沼高原」と呼ばれており、標高2,578mの日光白根山の登山基地でもあります。
ロープウェイを使えば、2,000m地点まで連れて行ってくれるのですが、残念ながら今回は時間が足りません。
ここから、宿に向かって引き返すことにします。

中禅寺湖畔まで戻ってきました。
久しぶりに二荒山神社の「中宮祠」にお参りしてみます。

二荒山神社には、昨日訪れた本社と男体山の頂上の奥宮がありますが、ここはその中間に位置しています。
夕方で、男体山の登山道がちょうど閉鎖され、中宮祠も閉門の時間だったので、急いで参拝させていただきました。

この後は、のんびりといろは坂を下り、ホテルに戻ってきました。
近場の日光で2泊できると、かなりゆったりと旅を楽しめます。
明日は、これまで訪れたことのない「霧降高原」を目指したいと思います!!
~つづく~
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