『春の南国土佐 自然紀行』 第2日目
- 2020/03/14
- 17:40
春の南国土佐、自然紀行の二日目です。
四万十市にあるホテルで朝を迎えました。今日は一日かけて、最後の清流・四万十川を巡ってみたいと思います。
川沿いに伸びる細い国道を辿っていきます。しばらく走ると、最初のスポットが現われました。
『佐田沈下橋』です。

沈下橋は名前の通り、増水時には川に沈んでしまうように造られた橋で、欄干が無いのが特徴です。
四万十川の数多くの沈下橋の中で、最も下流にあるのが佐田沈下橋です。
車でも渡れるようなので、思い切ってトライしてみます!
(もちろん運転は主人です)

欄干が無いのでハラハラしましたが、無事に渡りきることができました。
対岸に車を停めて、改めて橋を歩いてみることにします。
川幅が広い最下流にあるだけあって、橋も長いです。長さはなんと290m!
もちろん四万十最長です。

橋の中ほどから景色を楽しみたいと思います。
まずは上流を眺めてみました。美しく雄大な景色が広がっています。
これこそ憧れだった、「最後の清流」です!

続いて下流側です。ほとんど人工物の見えない大自然です。
そして川はゆっくりと蛇行しながら、太平洋を目指して流れていきます。

少し上流に車を走らせました。5分程で次の沈下橋が現れました。
『三里沈下橋』です。
メジャーな佐田とは違い、こちらは穴場のようで、他に訪れる人もなくひっそりとしています。

穴場だけあってか、さっきよりも橋の幅がかなり狭く、車での通行は断念しました。
歩いて川の景色を楽しみます。わずかの間に川の青さが増したような気がします。
ちなみに、現地の人はお構いなく、颯爽と車で橋を通過していきました…

次々と沈下橋を巡っていきます。
今度は『勝間沈下橋』、橋桁が3本という特徴的な造りの橋です。

今度は河原から清流を眺めました。
この辺りの眺めは特にきれいで、まるで美しい絵画を見ているようです。

しばらく川沿いの狭くて曲がりくねった道を北上します。
高台に展望所が設けられた「中半休憩所」で一休みします。
ここからは、流れが穏やかで、まるで湖のような川の姿を眺めることができました。
この四万十川には、本当にいろんな表情があるようです。

少し疲れてきたところで、ちょうどよく道の駅が現れました。『道の駅・よって西土佐』に立ち寄って休憩しましょう。
すると気になる看板が。。。 なんと最高気温が41℃!!
夏に来なくて良かった、と心から思いました。

こちらで、四万十名物の鮎の塩焼きを頂きました。
ほっこりとした身にお塩が効いています。四万十川の天然アユを四万十川を眺めながらいただけるなんて、贅沢な気分になりました。

さらに進むと、いよいよ中流域になっていきます。
そして、全長196kmの四万十川の中間点に到達です。

階段で河原まで降りることができるので、行ってみることにしました。
川幅が広くゆっくりと流れていた下流域と違い、ゴツゴツとした岩肌の間を、かなりの勢いで流れています。水も冷たそうです。

四万十町で、源流に向かう四万十川と別れを告げ、高知市方面に走ります。
高知にある、もう一つの清流も訪れてみることにします。
それが『仁淀川』です。やはり沈下橋が架けられています。

超メジャーな四万十川のすぐお隣にありながら、あまり知名度は高くないようです。
それでも、近年はにわかに注目を集めているようです。
確かに、四万十川に負けず劣らず雄大できれいです!

川面の様子です。
仁淀川の水は、その美しい青さから「仁淀ブルー」と呼ばれています。
この辺りはまだ下流域なのですが(それでもこの美しさです)、上流の渓谷まで行くと本当に真っ青な水に出会うことができるそうです。

さらに一時間ほど車を走らせて、高知市内に戻ってきました。今夜は市内に宿泊します。
高知の駅前では、幕末の土佐のビッグ3が揃ってお出迎えしてくれます。
武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の銅像です。

この後は、いつものようにホテルでお酒を楽しみました。
今日は、二つの最後の清流を心おきなく満喫することができました。
明日は高知のもう一つの魅力、幕末の「竜馬がゆく」の舞台を探訪したいと思います。
~つづく~
『四万十市観光協会』のHP
四万十市にあるホテルで朝を迎えました。今日は一日かけて、最後の清流・四万十川を巡ってみたいと思います。
川沿いに伸びる細い国道を辿っていきます。しばらく走ると、最初のスポットが現われました。
『佐田沈下橋』です。

沈下橋は名前の通り、増水時には川に沈んでしまうように造られた橋で、欄干が無いのが特徴です。
四万十川の数多くの沈下橋の中で、最も下流にあるのが佐田沈下橋です。
車でも渡れるようなので、思い切ってトライしてみます!
(もちろん運転は主人です)

欄干が無いのでハラハラしましたが、無事に渡りきることができました。
対岸に車を停めて、改めて橋を歩いてみることにします。
川幅が広い最下流にあるだけあって、橋も長いです。長さはなんと290m!
もちろん四万十最長です。

橋の中ほどから景色を楽しみたいと思います。
まずは上流を眺めてみました。美しく雄大な景色が広がっています。
これこそ憧れだった、「最後の清流」です!

続いて下流側です。ほとんど人工物の見えない大自然です。
そして川はゆっくりと蛇行しながら、太平洋を目指して流れていきます。

少し上流に車を走らせました。5分程で次の沈下橋が現れました。
『三里沈下橋』です。
メジャーな佐田とは違い、こちらは穴場のようで、他に訪れる人もなくひっそりとしています。

穴場だけあってか、さっきよりも橋の幅がかなり狭く、車での通行は断念しました。
歩いて川の景色を楽しみます。わずかの間に川の青さが増したような気がします。
ちなみに、現地の人はお構いなく、颯爽と車で橋を通過していきました…

次々と沈下橋を巡っていきます。
今度は『勝間沈下橋』、橋桁が3本という特徴的な造りの橋です。

今度は河原から清流を眺めました。
この辺りの眺めは特にきれいで、まるで美しい絵画を見ているようです。

しばらく川沿いの狭くて曲がりくねった道を北上します。
高台に展望所が設けられた「中半休憩所」で一休みします。
ここからは、流れが穏やかで、まるで湖のような川の姿を眺めることができました。
この四万十川には、本当にいろんな表情があるようです。

少し疲れてきたところで、ちょうどよく道の駅が現れました。『道の駅・よって西土佐』に立ち寄って休憩しましょう。
すると気になる看板が。。。 なんと最高気温が41℃!!
夏に来なくて良かった、と心から思いました。

こちらで、四万十名物の鮎の塩焼きを頂きました。
ほっこりとした身にお塩が効いています。四万十川の天然アユを四万十川を眺めながらいただけるなんて、贅沢な気分になりました。

さらに進むと、いよいよ中流域になっていきます。
そして、全長196kmの四万十川の中間点に到達です。

階段で河原まで降りることができるので、行ってみることにしました。
川幅が広くゆっくりと流れていた下流域と違い、ゴツゴツとした岩肌の間を、かなりの勢いで流れています。水も冷たそうです。

四万十町で、源流に向かう四万十川と別れを告げ、高知市方面に走ります。
高知にある、もう一つの清流も訪れてみることにします。
それが『仁淀川』です。やはり沈下橋が架けられています。

超メジャーな四万十川のすぐお隣にありながら、あまり知名度は高くないようです。
それでも、近年はにわかに注目を集めているようです。
確かに、四万十川に負けず劣らず雄大できれいです!

川面の様子です。
仁淀川の水は、その美しい青さから「仁淀ブルー」と呼ばれています。
この辺りはまだ下流域なのですが(それでもこの美しさです)、上流の渓谷まで行くと本当に真っ青な水に出会うことができるそうです。

さらに一時間ほど車を走らせて、高知市内に戻ってきました。今夜は市内に宿泊します。
高知の駅前では、幕末の土佐のビッグ3が揃ってお出迎えしてくれます。
武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の銅像です。

この後は、いつものようにホテルでお酒を楽しみました。
今日は、二つの最後の清流を心おきなく満喫することができました。
明日は高知のもう一つの魅力、幕末の「竜馬がゆく」の舞台を探訪したいと思います。
~つづく~
『四万十市観光協会』のHP
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