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『春の南国土佐 自然紀行』 第1日目

長い間の念願だった南国土佐への旅がついに実現しました!!
我が家の定番の「どこかにマイル」では、なかなか出てこない高知なので、今回は通常のマイル利用を選びました。

朝一番の便で飛び立ち、9時過ぎに『高知龍馬空港』に着陸しました。
高知といえば土佐、土佐といえば坂本龍馬ということで、日本で唯一の人名を愛称に付けた空港です。到着ロビーでは、さっそく龍馬さんがお出迎えです。

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司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」は、もちろん歴史好きの我が家の愛読書のひとつです。
前々からその舞台を訪れたいと思っていたのですが、とうとう来ることができました。

空港でレンタカーを借り、最初に向かったのは『桂浜』です。

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そして桂浜といえばやっぱりこれ、坂本龍馬の銅像です。
台座を含めた高さ13.5mの龍馬は、はるか太平洋の彼方を見つめています。

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砂浜に降りてきました。
白砂青松の美しい浜です。しばらく散策を楽しみました。

この近くに「坂本龍馬記念館」もあるのですが、こちらは後日訪問予定しているので、今日は先を急ぎます。

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この後は、一気に西に向かいます。
高知自動車道の西端まで走り、さらに国道を進みます。

黒潮町という素敵な名前の町の、太平洋を眺める展望広場で休憩です。
桂浜では薄曇りでしたが、どんどん晴れてきました。この後は右奥に見える足摺岬まで進みます。

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そして、とうとう『足摺岬』に到着しました。
時刻は早くも15時前、かなりのロングドライブでした。

ここにも銅像が建てられています。「ジョン万次郎」です。
ジョン万次郎こと中浜万次郎は、この近くで生まれたそうです。周辺の道路には、「大河ドラマに!」という看板がたくさん出ています。

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少し歩いて展望所に登ります。
階段を登って足下を見ると、「四国最南端」の文字が目に入ります。

思えば、はるばるやって来たものです。

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足摺岬の絶景です!!
遥かな水平線を眺めていると、地球の丸さが実感できます。
 
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岬の灯台の反対側の眺めです。
「天狗の鼻」と呼ばれる険しい崖が一気に切り立っています。迫力満点の景観です。

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お天気もどんどんよくなり、すっかり快晴になりました。
海面のきらめきが眩しいです。

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海岸線の遊歩道をしばらく歩いて、「足摺岬灯台」にやってきました。
高さ18mの日本最大級の灯台のひとつです。光の到達距離は、なんと38kmにも及ぶそうです。

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さらに遊歩道を進んでいきます。
足がすくみそうな場所から岬を眺めます。

これまで色んな岬に行ってきましたが、さすがは太平洋、険しさと迫力は一、二を争います!

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急な坂道を降りて、海岸に出ました。絶景スポットの『白山洞門』です。
巨大な岩の真ん中に、光を浴びたハート型が見えるような気がしませんか!?

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洞門越しに眺める、沖合の船です。
海蝕による洞門は、高さ16m、幅17mもの大きさです。これぞ大自然が産んだ造形ですね。

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そして四国といえば、「お遍路さん」です。
足摺岬にも一か所あるようなので、我が家もお参りして気分を味わいたいと思います。

第38番札所、『金剛福寺』です。

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もちろん四国最南端の札所で、高知県の中でも札所間の距離が最も長い場所にあります。
平安時代の822年に、嵯峨天皇の勅命で弘法大師により開かれた由緒ある古刹です。

あの、映画「釣りバカ日誌」のロケも行われた場所のようです。

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再び車に乗って、もう一つの絶景スポットにやってきました。
『臼碆』(うすばえ)と呼ばれる景勝地です。

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この切り立った崖を降りると、絶好の磯釣りスポットになっているそうです。
もちろん釣りバカ日誌のご一行も、こちらで釣りを楽しまれたそうです。

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海面を見下ろしてみると、とてもきれいなブルーです。
透明度もかなり高そうです。

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反対側にも豪快な景色が広がっていました。
高知の男性の性格を表す「異骨相」(いごっそう)という言葉があります。頑固で気骨のある気質を表しているそうですが、この景色を眺めていると納得がいきました。

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いつまでも太海原を眺めていたいのですが、そろそろ今宵の宿がある四万十市に向かう時間です。
しばらく走っていると、これまでとは違って真っ白な砂浜を眺めることができるスポットがありました。

「大岐海岸」です。
人気のない夕暮れのビーチで、サーフィンを楽しむ人を見ることができました。うらやましい暮らしです。

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四万十市のホテルにチェックインした頃には、すっかり日が暮れていました。
初日は太平洋岸の豪快な景色を心ゆくまで楽しむことができました。

明日は最後の清流・四万十川を堪能します!!

~つづく~


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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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