『北九州~山口 歴史と大自然の旅』 第3日目(最終回)
「どこかにマイル」での北九州~山口の旅、三日目の最終日です。
今日のお昼の便で帰るのですが、朝早くお出かけしたのでまだ時間はあります。
まずは下関駅前でサンデンバスの「海峡散策きっぷ」を購入し、バスに乗り込みます。
下関~唐戸間のバスが一日乗り放題で370円です。単純往復よりも割安なので利用してみることにしました。
バスを降りて、まずは『亀山八幡宮』に参拝します。実は、こちらの神社は結構な珍スポットのようです。
まずは、鳥居の下の「山」の字をご覧ください。よく見ると左下の部分にボールがスッポリとはまり込んいます。長い間このままのようで、ボールが「落ちない」ことから、受験生にも人気なのだそうです。

急な石段を登って、境内に入ります。見晴らしは素晴らしいです。
すると、自称「世界一のふくの像」が建てられています。
下関名物のフグ(地元ではふく)の銅像です。本当に世界一かどうかは定かではありませんが、そもそもフグの銅像自体がほとんどなさそうなので、可能性はかなり高いと思います。

しばらく海岸沿いの道を歩きます。すると、石灯籠の間に置かれた碇が目に入りました。
これは「海峡守護の碇」で、壇ノ浦の戦いで、平知盛が碇を背に入水したことに因んで設置されているそうです。

碇のある場所から振り返ると、竜宮城のような建物が現れました。
安徳天皇を祀る『赤間神宮』です。

二位の尼から「浪の下にも都の候ぞ」と言われながら入水されたことから、この様な造りになったのだそうです。
この神社の中に、公式の安徳天皇の御陵墓(阿弥陀寺御陵)があります。

こちらには壇之浦に散った平家一門のお墓、「七盛塚」があります。
さすがに撮影ははばかられたのですが、傍らには有名な「耳なし芳一」の芳一堂がありました。

すぐお隣にも、歴史の舞台が残されています。
日清戦争の講和条約(下関条約)が結ばれた地である、『春帆楼』です。
当時の交渉の部屋が再現されており、交渉に出席した伊藤博文や李鴻章が使った椅子や机も残されています。表には伊藤博文、陸奥宗光の像も建てられています。
![IMG_4345-COLLAGE[1]](https://blog-imgs-133-origin.fc2.com/f/u/t/futokatsu/20200216084420a80s.jpg)
そして、海沿いに設けられたデッキをのんびりと散歩します。
海峡の向こうには、初日に訪れた門司港が目と鼻の先に眺められます。
しばらく見ていると、大小さまざまな船が行き交っています。さすがに海上交通の要衝です。

すると、一風変わった像が現れました。フグと働く人々のようです。
どうやら『唐戸市場』に到着したようです。

まさに下関の台所です。活気に誘われて、少し覗いてみることにしましょう。
またまた巨大なフグの像があり、美味しそうな海鮮であふれています。
![IMG_4358-COLLAGE[1]](https://blog-imgs-133-origin.fc2.com/f/u/t/futokatsu/20200216084419459s.jpg)
出発前にお腹いっぱい朝食を食べていたのですが、やはり我慢できません。
海鮮丼とお寿司と、おビアーで二度目の朝食を頂きます!!
![IMG_4362 (2)-COLLAGE[1]](https://blog-imgs-133-origin.fc2.com/f/u/t/futokatsu/20200216123651bdcs.jpg)
再びお腹いっぱいになったところで、最後は周辺の洋館巡りを楽しみます。
対岸の門司港レトロと同様に、下関側にもレトロな建物が数多く残されています。
まずは、「旧下関英国領事館」です。

1906年に建てられた建物ですが、内部はカフェとしても利用されています。
領事さんの部屋では、立派な椅子に座って記念撮影をすることもできます。

こちらの洋館は「旧秋田商会ビル」、1915年に建てられた建物です。
なんと屋上庭園が設けられているそうです。確かに下からでも緑の枝が眺められますね。

すぐ隣には、これまたレトロな建物の「下関南部町郵便局」です。
「旧」の文字がありませんが、実はまだ現役の郵便局として使われています。入り口には懐かしの赤ポストも現役です。

名残は尽きませんが、そろそろ空港に向かう時間です。
バスで下関駅に戻り、そこから電車でもう一つの「関門トンネル」を通り小倉駅経由で空港に移動しました。
今回は関門海峡を挟んで、福岡と山口の二県を巡りました。
歴史に鉄に大自然に、と盛りだくさんの旅になりました。私の故郷の山口県でも新たな発見がありました。
やっぱり旅はやめられませんね!!
今日のお昼の便で帰るのですが、朝早くお出かけしたのでまだ時間はあります。
まずは下関駅前でサンデンバスの「海峡散策きっぷ」を購入し、バスに乗り込みます。
下関~唐戸間のバスが一日乗り放題で370円です。単純往復よりも割安なので利用してみることにしました。
バスを降りて、まずは『亀山八幡宮』に参拝します。実は、こちらの神社は結構な珍スポットのようです。
まずは、鳥居の下の「山」の字をご覧ください。よく見ると左下の部分にボールがスッポリとはまり込んいます。長い間このままのようで、ボールが「落ちない」ことから、受験生にも人気なのだそうです。

急な石段を登って、境内に入ります。見晴らしは素晴らしいです。
すると、自称「世界一のふくの像」が建てられています。
下関名物のフグ(地元ではふく)の銅像です。本当に世界一かどうかは定かではありませんが、そもそもフグの銅像自体がほとんどなさそうなので、可能性はかなり高いと思います。

しばらく海岸沿いの道を歩きます。すると、石灯籠の間に置かれた碇が目に入りました。
これは「海峡守護の碇」で、壇ノ浦の戦いで、平知盛が碇を背に入水したことに因んで設置されているそうです。

碇のある場所から振り返ると、竜宮城のような建物が現れました。
安徳天皇を祀る『赤間神宮』です。

二位の尼から「浪の下にも都の候ぞ」と言われながら入水されたことから、この様な造りになったのだそうです。
この神社の中に、公式の安徳天皇の御陵墓(阿弥陀寺御陵)があります。

こちらには壇之浦に散った平家一門のお墓、「七盛塚」があります。
さすがに撮影ははばかられたのですが、傍らには有名な「耳なし芳一」の芳一堂がありました。

すぐお隣にも、歴史の舞台が残されています。
日清戦争の講和条約(下関条約)が結ばれた地である、『春帆楼』です。
当時の交渉の部屋が再現されており、交渉に出席した伊藤博文や李鴻章が使った椅子や机も残されています。表には伊藤博文、陸奥宗光の像も建てられています。
![IMG_4345-COLLAGE[1]](https://blog-imgs-133-origin.fc2.com/f/u/t/futokatsu/20200216084420a80s.jpg)
そして、海沿いに設けられたデッキをのんびりと散歩します。
海峡の向こうには、初日に訪れた門司港が目と鼻の先に眺められます。
しばらく見ていると、大小さまざまな船が行き交っています。さすがに海上交通の要衝です。

すると、一風変わった像が現れました。フグと働く人々のようです。
どうやら『唐戸市場』に到着したようです。

まさに下関の台所です。活気に誘われて、少し覗いてみることにしましょう。
またまた巨大なフグの像があり、美味しそうな海鮮であふれています。
![IMG_4358-COLLAGE[1]](https://blog-imgs-133-origin.fc2.com/f/u/t/futokatsu/20200216084419459s.jpg)
出発前にお腹いっぱい朝食を食べていたのですが、やはり我慢できません。
海鮮丼とお寿司と、おビアーで二度目の朝食を頂きます!!
![IMG_4362 (2)-COLLAGE[1]](https://blog-imgs-133-origin.fc2.com/f/u/t/futokatsu/20200216123651bdcs.jpg)
再びお腹いっぱいになったところで、最後は周辺の洋館巡りを楽しみます。
対岸の門司港レトロと同様に、下関側にもレトロな建物が数多く残されています。
まずは、「旧下関英国領事館」です。

1906年に建てられた建物ですが、内部はカフェとしても利用されています。
領事さんの部屋では、立派な椅子に座って記念撮影をすることもできます。

こちらの洋館は「旧秋田商会ビル」、1915年に建てられた建物です。
なんと屋上庭園が設けられているそうです。確かに下からでも緑の枝が眺められますね。

すぐ隣には、これまたレトロな建物の「下関南部町郵便局」です。
「旧」の文字がありませんが、実はまだ現役の郵便局として使われています。入り口には懐かしの赤ポストも現役です。

名残は尽きませんが、そろそろ空港に向かう時間です。
バスで下関駅に戻り、そこから電車でもう一つの「関門トンネル」を通り小倉駅経由で空港に移動しました。
今回は関門海峡を挟んで、福岡と山口の二県を巡りました。
歴史に鉄に大自然に、と盛りだくさんの旅になりました。私の故郷の山口県でも新たな発見がありました。
やっぱり旅はやめられませんね!!
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