『北九州~山口 歴史と大自然の旅』 第2日目①
「どこかにマイル」での北九州~山口の旅の二日目です。
本日は山口県の日本海側へドライブします。
新下関駅前でレンタカーを借り、北上を開始します。
しばらくのんびりとしたドライブを楽しんでいると、主人が何かに気づいて車を停めました。
静かな池の畔の、ここは言った何なのでしょう・・・?

傍らの看板を見ると、なんと「安徳天皇御陵墓」と書かれています!
安徳天皇の陵墓は、赤間神宮だと思っていましたが、唐突にこの地に現れて驚きました。しかも宮内庁によって管理されています。
案内板を読むと、「壇之浦での入水の後、網に掛かって引き上げられた御遺骸を棺桶に入れて運んでいる途中に、この地で動かなくなったために埋葬した」といったような事が記されています。なんとなく説得力がありますね。
そして、驚いたのが近くのバス停です。なんと名前が「天皇様」でした!

朝一番からすっかり驚いてしまいましたが、その後ものんびりと車は進み、最初の目的地に到着しました。
長門市にある道の駅、『センザキッチン』です。
そしてここから、「青海島観光汽船」に乗り込みます!

山口県長門市にある青海島を一周する、絶景が楽しめる遊覧船です。
所要時間はなんと1時間20分、じっくりと時間を掛けてクルーズを楽しめます。
船が港を出てしばらく進むと、青い海にさっそく奇岩の風景が現れます。「花津浦」(はなづら)です。

次は、目の前に大きな二つの洞窟が現れました。二つ合わせて「夫婦洞」です。
そのまま船はその一つの中に向かって進んでいきます。

船はギリギリのところまで入っていきます。船頭さんの腕の見せ所ですね。
海に反射した光によって洞内が黄金色に輝くようで「黄金洞」とも呼ばれているそうです。

船はいよいよ島の反対側の、外洋に出ていきます。
風を遮るものがないためか、天気晴朗なれど波高し、といった様相です。

この後は、本来ならば岩に空いた穴である「洞門くぐり」が楽しめるのですが、波が高いため見合わせとなりました。
それでも、日本離れした景観を海の上から楽しむことができます。

この辺りからは、海に浮かぶ大小様々な奇岩の様子を楽しむことができます。
険しい物から仏様のように見えるものまで、見ていて飽きることがありません。

そして忘れてはならないのが、平家の落人伝説です。
壇之浦の戦いに敗れた平家の落人が、追討を逃れてこの地にもやってきていたそうです。今でも人気のないこの地で、往時の都人たちは何を思ったのでしょうか・・・?

大満足のロングクルーズを終えて、再び仙崎港(道の駅)に戻ってきました。
ここで、クジラを模した遊覧船の潮吹きパフォーマンスがありました。水の勢いが弱く、若干地味な感じです。
でも、クルーズで浴びた塩分を洗い流すことで、船の寿命を伸ばす効果もありそうです。

ここ仙崎は、童謡詩人の金子みすゞの故郷です。
道の駅の中に、26歳の若さでこの世をさった彼女の銅像と歌碑が建てられています。

この後は、東に向かい萩を目指します。
途中で休憩しようと、道の駅「萩・さんさん三見」に立ち寄りました。
なにげなく立ち寄ったのですが、なんとここからの眺めは絶景です!
真っ青な日本海と、左手に先ほどの青海島を眺めることができました。

この後は、「歴史のまち・萩」で幕末旅情を満喫したいと思います!
~つづく~
『青海島観光汽船』のHP
本日は山口県の日本海側へドライブします。
新下関駅前でレンタカーを借り、北上を開始します。
しばらくのんびりとしたドライブを楽しんでいると、主人が何かに気づいて車を停めました。
静かな池の畔の、ここは言った何なのでしょう・・・?

傍らの看板を見ると、なんと「安徳天皇御陵墓」と書かれています!
安徳天皇の陵墓は、赤間神宮だと思っていましたが、唐突にこの地に現れて驚きました。しかも宮内庁によって管理されています。
案内板を読むと、「壇之浦での入水の後、網に掛かって引き上げられた御遺骸を棺桶に入れて運んでいる途中に、この地で動かなくなったために埋葬した」といったような事が記されています。なんとなく説得力がありますね。
そして、驚いたのが近くのバス停です。なんと名前が「天皇様」でした!

朝一番からすっかり驚いてしまいましたが、その後ものんびりと車は進み、最初の目的地に到着しました。
長門市にある道の駅、『センザキッチン』です。
そしてここから、「青海島観光汽船」に乗り込みます!

山口県長門市にある青海島を一周する、絶景が楽しめる遊覧船です。
所要時間はなんと1時間20分、じっくりと時間を掛けてクルーズを楽しめます。
船が港を出てしばらく進むと、青い海にさっそく奇岩の風景が現れます。「花津浦」(はなづら)です。

次は、目の前に大きな二つの洞窟が現れました。二つ合わせて「夫婦洞」です。
そのまま船はその一つの中に向かって進んでいきます。

船はギリギリのところまで入っていきます。船頭さんの腕の見せ所ですね。
海に反射した光によって洞内が黄金色に輝くようで「黄金洞」とも呼ばれているそうです。

船はいよいよ島の反対側の、外洋に出ていきます。
風を遮るものがないためか、天気晴朗なれど波高し、といった様相です。

この後は、本来ならば岩に空いた穴である「洞門くぐり」が楽しめるのですが、波が高いため見合わせとなりました。
それでも、日本離れした景観を海の上から楽しむことができます。

この辺りからは、海に浮かぶ大小様々な奇岩の様子を楽しむことができます。
険しい物から仏様のように見えるものまで、見ていて飽きることがありません。

そして忘れてはならないのが、平家の落人伝説です。
壇之浦の戦いに敗れた平家の落人が、追討を逃れてこの地にもやってきていたそうです。今でも人気のないこの地で、往時の都人たちは何を思ったのでしょうか・・・?

大満足のロングクルーズを終えて、再び仙崎港(道の駅)に戻ってきました。
ここで、クジラを模した遊覧船の潮吹きパフォーマンスがありました。水の勢いが弱く、若干地味な感じです。
でも、クルーズで浴びた塩分を洗い流すことで、船の寿命を伸ばす効果もありそうです。

ここ仙崎は、童謡詩人の金子みすゞの故郷です。
道の駅の中に、26歳の若さでこの世をさった彼女の銅像と歌碑が建てられています。

この後は、東に向かい萩を目指します。
途中で休憩しようと、道の駅「萩・さんさん三見」に立ち寄りました。
なにげなく立ち寄ったのですが、なんとここからの眺めは絶景です!
真っ青な日本海と、左手に先ほどの青海島を眺めることができました。

この後は、「歴史のまち・萩」で幕末旅情を満喫したいと思います!
~つづく~
『青海島観光汽船』のHP
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