『悠久のエジプト・ナイル川紀行』 第6日目

悠久のエジプト・ナイル川紀行も六日目に入ります。いよいよ残り二日になりました。
4泊を過ごした「クラウンジュエル号」を早朝にチェックアウトし、アスワン空港から飛行機でカイロ国際空港に戻ってきました。

入国時にはそのままルクソールへと乗り継いだので、カイロ空港は初めてです。
そして、ここから首都カイロの観光の始まりです。

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雑然とした街並みをバスは進み、高台に向かいます。
この丘の上にある「シタデル」(城塞)の中に、最初の訪問地があります。

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階段を登るとカイロ市内を一望するテラスに出ました。
さすがにこれまでの古代都市とは違い、カイロは大都市です。はるか彼方まで建物が立ち並んでいます。

そしてビルの向こう側に、うっすらとピラミッドの姿が見えました!

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そして、振り向くと『ムハンマド・アリー・モスク』の雄姿です。
人口の約9割がイスラム教徒であるエジプトを代表するモスクです。

「近代エジプトの父」と言われるムハンマド・アリーの命により、19世紀に建設されました。

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それでは入場口に向かいましょう。モスクの正面には美しい中庭が広がっています。
奥の方で工事中なのは時計台です。これは、先日訪れたルクソール神殿のオベリスクのお礼に、フランス政府から寄贈されたものだそうです。

それにしても、ずいぶん価値に差があるような気がします・・・

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モスク内部の様子です。豪華で広大な空間が広がっており、とても幻想的な雰囲気です。
これまで見てきた古代神殿とは全く違う、イスラム圏にやってきたんだと実感されます。

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天井も高く、美しい模様で埋め尽くされています。
音響も素晴らしく、実演してくれたガイドさんの声がきれいに響き渡りました。

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最後に、少し離れた位置から眺めてみます。
このモスクは、イスタンブールの「アヤ・ソフィア」をモデルにして造られたそうです。

複数の巨大ドームと2本の高い尖塔が、いかにもトルコ風といった感じです。

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この後は手短にランチを済ませ、次の目的地に向かいます。
ところが、カイロ市内は車だらけで大渋滞です。同行するツーリストポリスの方の配慮で、なんとパトカーに先導してもらいまいした!!

そして、無事に『エジプト考古学博物館』に到着しました。

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この博物館には、エジプトの考古学上の至宝が数多く展示されています。
このツアーでは3時間の見学時間が用意されていますが、一日(一週間?)でも見尽くせないほどです。

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この大きな顔の像は、「ハトシェプスト女王」です。
ルクソールの葬祭殿では多くの像が破壊されていましたが、きれいな姿を見ることができました。

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それ以外にも、素晴らしい展示品だらけです。
あの3大ピラミッドを建造したファラオ、クフ王・カフラー王・メンカウラー王の像やパピルス文書等が盛りだくさんです。

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そして2階には、あのツタンカーメン王関連の宝物がところ狭しと展示されています。
まずはツタンカーメン王の巨大な厨子です。

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お隣には、少し小さい第二の厨子です。
さらにこの中に第三、第四の厨子が入っていたそうです。そしてその中に石棺、さらに黄金の棺と続いていきます。

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有名な「黄金のマスク」や「黄金の棺」が展示されている特別室は、さすがに撮影禁止です。
それでも待ち時間も行列もなく、人類の至宝を間近に、じっくりと見学することができました。

こちらは、黄金のマスクと並び称せられる「黄金の玉座」です。(こちらは撮影可能)
背もたれには、ツタンカーメン王と王妃アンケセナーメンの仲睦まじい姿が浮き彫りにされています。

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これはツタンカーメンの「カノプス壺」、ミイラ作成の際に内臓を収めた容器です。

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さらに少年時代のツタンカーメンの像や、服の着せ替え用の自らマネキン、第二の玉座といった宝物も撮影可能です。
素晴らしい以外の言葉が思い浮かびません。

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まだまだお宝は続きます。
こちらはツタンカーメンの父、「アメンホテプ4世」「王妃ネフェルティティ」の姿です。

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そして写真は写せませんが、素晴らしかったのは「ミイラ室」です。
ここには、歴代ファラオのミイラがズラリと展示されています。あの大王「ラムセス2世」をはじめとして「ハトシェプスト女王」や彼女を憎んだ「トトメス3世」等が仲良く並んでいます。

あんなに立派な神殿や葬祭殿を造った方々が、博物館の片隅で展示されているというのは複雑な気持ちになりました。
死後何千年を経ても、エジプトの為に尽くされている、ということでしょうか・・・


名残は尽きませんが、見学を終えたころにはもう夕方になっています。
夕暮れのカイロの町を、次に目的地に向かいます。

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さあ、ここからは賑わうカイロの市場散策です。
エジプト最大の規模を誇る、『ハーン・ハリーリ・バザール』です。

ちなみに市場でありながら、世界遺産に選ばれています。

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巨大迷路のような、異国情緒満点のバザールです。
看板猫や、怪しい日本語を話す店員さんとの会話を楽しみながらウロウロします。

ここでもツーリストポリスの方は一緒に歩いてくれるので、女性だけの参加でも安心です。

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すっかり夜になりました。これからディナーです。
カイロから少し離れたギザの町のレストランに入場します。

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あまり期待していなかったのですが、ここの料理は美味しかったです。
このタジン料理が特に気に入りました。もちろんビールも頂きました。

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この日の観光はまだ終わりません。添乗員さん曰く、「通常は10日間のツアー分を詰め込みました」とのことです。クルーズ期間中は行き先は増やせないので、残り二日間はハードスケジュールとなりました。

これから、『音と光のショー』を見学します。

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スフィンクスや三大ピラミッドがライトアップされ、歴史物語が演出されます。
日本語のイヤホンガイドも付いているので、臨場感たっぷりでピラミッド等の歴史を学ぶことができます。

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すべての見学を終えて、ホテルにチェックインしたのは夜の10時半過ぎでした。
今夜は『ルメリディアン・ピラミッズ・ホテル&スパ』です。

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こちらがお部屋です。少し古いようですが、広さもきれいさも申し分ありません。
ただ残念なことに、この時間なので寝るだけになってしまいました。

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このホテルの最大の売りは、ピラミッドビューです。
カーテンを開けると、確かに目の前にピラミッドがそびえています。

この眺めを楽しみながら、ビールで乾杯しました!

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こうしてエジプト最後の晩は更けていきました。
明日も早朝出発で、いよいよピラミッドの見学に向かいます。

帰国は深夜便なので、明日も燃え尽きるまで観光しつくします!!

~つづく~
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No title

エジプトに行ったのは22か23歳の時だったので遠い昔。
でも、見ていて思い出しますねぇ。。
ハーン・ハリーリは多分行っていないような気がします。
全く記憶に無いんだもの・・・(何故?)

博物館のツタンカーメンの「黄金のマスク」は当時は撮り放題でした。
今でもハッキリと覚えています。
マスクの周囲に置かれていた装身具類を見て「私はこの時代と同じ事を仕事としているんだ。間違っていないんだ!繋がっている!!」と感動したのでした。

充実したカイロ見物でしたね~、いいなぁ。楽しそうだなぁ。

Re: No title

サラーム 様

こんばんは。再びのコメントありがとうございます。
行かれた当時は撮り放題だったのですね、うらやましいです。ついつい黄金のマスクに目が行ってしまいますが、周りにあったアクセサリー類も本当に素晴らしかったです。いつの時代もアクセサリーが大事ですね!
最後に宝飾店にも寄りましたが、自分で買えそうな「黄金」はこの程度か、と急に現実に戻ってしまいました。。。
いよいよ記事の方は最終日になりますが、本当に盛り沢山でしたので頑張ってコツコツ書いていきます。
また読んでいただけるとうれしいです!
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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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