『悠久のエジプト・ナイル川紀行』 第4日目②

悠久のエジプト・ナイル川紀行、旅の四日目の続きです。
エドフの町を離れた船は、しばらくナイル川を遡っていきます。

夕方までは、のんびりとクルーズを楽しみます。
しばらく進むと、岸辺に何かが見えてきました。よく目を凝らすと、駅のようです。
めったに列車は来なさそうですが、黒い服を着た女性が列車を待っているようです。

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こちらは、建設中の橋です。先端に立っている作業員の方が手を振ってくれました。
思えばルクソール出航以来、ほとんど橋は無かったようです。この橋が完成すると、周辺の町の生活は一変するのでしょうね。

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夕方まで何も無いので、ガイドさんの計らいで臨時の「船内見学ツアー」が開催されました。
レストランの厨房やブリッジを案内してもらいました。

この方がベテランの船長さんです。
ブリッジというと、大きな舵輪をくるくる回しているようなイメージがあったのですが、ちょっと違いました。
どちらかというと、電車の運転席のような感じでした。

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夕方になり、ようやくコム・オンボの港に到着しました。
クルーズ船団の向こうに、目指す神殿の姿も見えています。

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港の反対側を振り返ると、ちょうど夕暮れ時になっています。
この旅で初めての、トワイライト観光に出発しましょう。

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こちらが目的地の『コム・オンボ神殿』です。
夕日を浴びて、黄金色に輝いています。

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ここコム・オンボ神殿も、先ほどのエドフ神殿と同じ時代の、約2000年前に完成しています。
この神殿には、主に二つの神様が祀られています。

お馴染みのホルス神とワニの姿の「セベク神」です。
もともとは仲の悪かった二人(神?)ですが、仲直りを祝してこの神殿に祀られているそうです。

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天井の部分には、きれいな色彩が残されています。
翼を広げた鳥と、緑の背景をはっきりと見ることができます。

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さて、このズラリと並んだ紋様は何を表しているのでしょうか??

実は、これは古代の「カレンダー」なのです。
古代エジプトでは、農業のために暦も発達したのだそうです。

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併設されている博物館に入場してみました。
ここには、なんとワニのミイラが展示されています!

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神様でもあるワニは、人間同様にミイラにされたそうです。このように、人間と同じような姿で作成・保存されています。

最初に発見した人は、布を剥がしてさぞかしびっくりしたことでしょう!?

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外に出てみると、大きな井戸のようなものがありました。
これは「ナイロメーター」という名前で、ナイル川の水位を図る施設です。

このナイロメーターでナイル川の氾濫を予測し、水位次第で税金の金額を変えたのだそうです。
古代エジプトは、なんと高度な文明社会だったのでしょう!

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神殿の正面に戻ってきました。
見ると、きれいにライトアップがされています。

遅れて着いたクルーズ客にも対応できるように、夜も見学ができるように配慮されています。

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ナイル川を振り返ると、日没後のマジックアワーの眺めです。
日頃の東京の暮らしでは、日の出や夕暮れを眺めることはあまりありませんが、ここでは毎日見ることができます。

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夜の神殿は、とても神秘的です。
もう少し時間があるようなので、もう一度見学してみようと思います。

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大賑わいだった観光客もめっきり減り、静かに見学することができました。
いつの時代にいるのかが分からなくなるような感覚を覚えます。

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ライトアップされたことでレリーフの印影がくっきりと表れ、美しさが際立ちます。
ずっと眺めていても、飽きることがありません。

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見学を終えると、目の前にクルーズ船が停泊しているのでとても楽です。
ディナーの後は、「ガラベーヤ・パーティー」が開催されました。

ガラベーヤはエジプトの民族衣装です。船のスタッフは皆さんガラベーヤを身に着けていますが、実際はクジ引き大会でした。
一枚5$のクジを我が家も一枚ずつ購入しました。すると、運よく私がガラベーヤを当てました!

ところが、これがかなりサイズが大きい男性用です。結果的に主人のものになってしまい、本人は大喜びでした。次にエジプトに来る機会があれば、着て歩きたいと張り切っているようです。

こうしている間にも船は進んでいます。
明日はいよいよクルーズの終点、アスワンに到着します。

~つづく~

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平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

※当ブログはリンクフリーです。

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