『イタリア 3都市巡りの旅』 第5日目②
- 2019/03/03
- 18:05
イタリア3都市巡りの旅、五日目のミラノ滞在の続きです。
ドゥオモ周辺の観光を終えて、いったんホテルに戻りチェックインします。
ミラノ中央駅から徒歩10分程度の場所にある『ドリア グランドホテル ミラノ』です。

お部屋の様子です。
少々年季は入っていますが、室内は落ち着いた雰囲気でリラックスでそうです。
お向かいのスーパーで買い込んだビールを片手に、しばしの休息です。

窓からのミラノの街並みです。
お部屋は確か9階だったと思いますが、ミラノには一部以外には高い建物が無いようで、遠くまで見渡すことができます。
ここミラノでも建物の屋根はやはり茶色で統一されており、一定の景観が維持されているようです。

休養も十分となったところで、午後の部の観光に出発します。
地下鉄に乗り、世界遺産の『サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会』に到着しました。

ルネサンス期のミラノを代表する教会建築で、ブラマンテによって建てられています。
まずは教会の内部を見学します。
派手さはありませんが、白を基調とした幾何学模様の内装が印象的です。

続いて中庭に出てみました。
ちょうどクーポラが夕日に照らされて、なんとも言えない雰囲気を漂わせています。
そして、この教会に来たのには、もちろん目的があります。レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」を見るためです。
見学は完全予約制で、インターネットで日本からも予約することができます。ところが、ミラノ滞在の日程が決まった時点でチェックしたら、すでに空きはありませんでした。昔と比べて便利になった反面、競争も激しくなってしまったようです。
迷った挙句、出国前に現地在住の業者さんに手配をお願いすることにしました。おかげで無事にチケットを入手することができました。これで一安心です。

いよいよ入場したいと思います。指定の時間に入場口に集合します。
定員制・時間制のためみんなでドアの前で待ちます。時間になるとドアが開いて入場可能となりました。
とうとう『最後の晩餐』とご対面です!!

もともとはドメニコ修道院の食堂の壁に描かれた壁画です。そのためカビに蝕まれてきましたが、1999年の大修復を終えた現在では、再び美しい姿を見ることができます。
作品保護のため、室内は薄暗く、エアコンで気温・湿度が一定に保たれています。
はるばるとミラノまで来たので、なんとか生で鑑賞することができて本当に良かったです!
また、皆さんにあまり注目されていませんでしたが、反対側の壁にも立派な壁画が描かれています。

とりあえずの目的は果たせたので、これからは地図を片手にミラノの街をぶらぶらしてみることにします。
なにやらイタリアのお城があるようなので、見に行ってみることにしました。
しばらく歩いていると、巨大な城壁が姿を現しました。

見るからに難攻不落そうな城壁を眺めながら、ふと視線を落としました。
空堀?の底に、なんとも可愛らしい猫ちゃんの一家が遊んでいます。子猫ちゃん達は元気に育ってほしいものですね。

あらためて紹介しましょう。こちらは『スフォルツェスコ城』です。
15世紀にミラノを支配したスフォルツェスコ家の宮廷で、16世紀以降は城塞として使用された建物です。
当時の改築メンバーには、あのダヴィンチも名を連ねていたそうです。

城の正面の広場には、レトロな路面電車が走っています。
奥にはイタリア統一運動を推進したガリバルディの騎馬像が建てられています。

歩いていると、御覧のような立派な石造りの建物がたくさん目に入ってきます。
どうやら普通の店舗や事務所として使われていそうです。こんな建物で働くことができたら、素敵でしょうね。

なんとなく街の中心部を目指して、さらに進みます。
いつの間にか、見覚えのある場所に出ました。先ほど訪れたガレリアです。

ということで、またまた雄牛のモザイク画です。
先ほどぐるりと回ったばかりですが、来たからにはもう一回!と幸運を祈らせてもらいました。

さすがに歩き疲れてきたかな、と思った矢先に、ふと見るとチョコレートの滝が登場です。
どうやらジェラート屋さんのようです。これはエネルギー補給にもってこいです。

店先の列に並び、見よう見まねで注文しました。
名前は忘れましたが、「チョコずくし」的なものです。
二人でシェアしましたが、ジェラートで満腹になるくらいのボリュームと甘さでした。

元気を取り戻したところで、もうひと歩きしてみます。
広場に出ると、イタリア初代国王の「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」の騎馬像の雄姿です。

そして、ここで振り向くと絶景と出会いました。黄金色に輝くドゥオモです!!
先ほどは白っぽかったドゥオモが、夕日を浴びて黄金色に変化しています。
まさにマジックアワーですね。

見上げると、やはり黄金色の「マドンニーナ」の姿です。
マドンニーナの黄金の光が、ドゥオモ全体を包んでいるかのように感じられます。

こうしてドゥオモを眺めているうちに日が暮れていきました。
そろそろホテルに戻りたいと思います。
旅の最後の夜ですが、お部屋でワインを頂きながら、のんびりと過ごすことにしました。
とうとう明日は帰国です。最後にもう少しだけミラノを楽しんでから空港に向かいたいと思います。
~つづく~
ドゥオモ周辺の観光を終えて、いったんホテルに戻りチェックインします。
ミラノ中央駅から徒歩10分程度の場所にある『ドリア グランドホテル ミラノ』です。

お部屋の様子です。
少々年季は入っていますが、室内は落ち着いた雰囲気でリラックスでそうです。
お向かいのスーパーで買い込んだビールを片手に、しばしの休息です。

窓からのミラノの街並みです。
お部屋は確か9階だったと思いますが、ミラノには一部以外には高い建物が無いようで、遠くまで見渡すことができます。
ここミラノでも建物の屋根はやはり茶色で統一されており、一定の景観が維持されているようです。

休養も十分となったところで、午後の部の観光に出発します。
地下鉄に乗り、世界遺産の『サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会』に到着しました。

ルネサンス期のミラノを代表する教会建築で、ブラマンテによって建てられています。
まずは教会の内部を見学します。
派手さはありませんが、白を基調とした幾何学模様の内装が印象的です。

続いて中庭に出てみました。
ちょうどクーポラが夕日に照らされて、なんとも言えない雰囲気を漂わせています。
そして、この教会に来たのには、もちろん目的があります。レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」を見るためです。
見学は完全予約制で、インターネットで日本からも予約することができます。ところが、ミラノ滞在の日程が決まった時点でチェックしたら、すでに空きはありませんでした。昔と比べて便利になった反面、競争も激しくなってしまったようです。
迷った挙句、出国前に現地在住の業者さんに手配をお願いすることにしました。おかげで無事にチケットを入手することができました。これで一安心です。

いよいよ入場したいと思います。指定の時間に入場口に集合します。
定員制・時間制のためみんなでドアの前で待ちます。時間になるとドアが開いて入場可能となりました。
とうとう『最後の晩餐』とご対面です!!

もともとはドメニコ修道院の食堂の壁に描かれた壁画です。そのためカビに蝕まれてきましたが、1999年の大修復を終えた現在では、再び美しい姿を見ることができます。
作品保護のため、室内は薄暗く、エアコンで気温・湿度が一定に保たれています。
はるばるとミラノまで来たので、なんとか生で鑑賞することができて本当に良かったです!
また、皆さんにあまり注目されていませんでしたが、反対側の壁にも立派な壁画が描かれています。

とりあえずの目的は果たせたので、これからは地図を片手にミラノの街をぶらぶらしてみることにします。
なにやらイタリアのお城があるようなので、見に行ってみることにしました。
しばらく歩いていると、巨大な城壁が姿を現しました。

見るからに難攻不落そうな城壁を眺めながら、ふと視線を落としました。
空堀?の底に、なんとも可愛らしい猫ちゃんの一家が遊んでいます。子猫ちゃん達は元気に育ってほしいものですね。

あらためて紹介しましょう。こちらは『スフォルツェスコ城』です。
15世紀にミラノを支配したスフォルツェスコ家の宮廷で、16世紀以降は城塞として使用された建物です。
当時の改築メンバーには、あのダヴィンチも名を連ねていたそうです。

城の正面の広場には、レトロな路面電車が走っています。
奥にはイタリア統一運動を推進したガリバルディの騎馬像が建てられています。

歩いていると、御覧のような立派な石造りの建物がたくさん目に入ってきます。
どうやら普通の店舗や事務所として使われていそうです。こんな建物で働くことができたら、素敵でしょうね。

なんとなく街の中心部を目指して、さらに進みます。
いつの間にか、見覚えのある場所に出ました。先ほど訪れたガレリアです。

ということで、またまた雄牛のモザイク画です。
先ほどぐるりと回ったばかりですが、来たからにはもう一回!と幸運を祈らせてもらいました。

さすがに歩き疲れてきたかな、と思った矢先に、ふと見るとチョコレートの滝が登場です。
どうやらジェラート屋さんのようです。これはエネルギー補給にもってこいです。

店先の列に並び、見よう見まねで注文しました。
名前は忘れましたが、「チョコずくし」的なものです。
二人でシェアしましたが、ジェラートで満腹になるくらいのボリュームと甘さでした。

元気を取り戻したところで、もうひと歩きしてみます。
広場に出ると、イタリア初代国王の「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」の騎馬像の雄姿です。

そして、ここで振り向くと絶景と出会いました。黄金色に輝くドゥオモです!!
先ほどは白っぽかったドゥオモが、夕日を浴びて黄金色に変化しています。
まさにマジックアワーですね。

見上げると、やはり黄金色の「マドンニーナ」の姿です。
マドンニーナの黄金の光が、ドゥオモ全体を包んでいるかのように感じられます。

こうしてドゥオモを眺めているうちに日が暮れていきました。
そろそろホテルに戻りたいと思います。
旅の最後の夜ですが、お部屋でワインを頂きながら、のんびりと過ごすことにしました。
とうとう明日は帰国です。最後にもう少しだけミラノを楽しんでから空港に向かいたいと思います。
~つづく~
- 関連記事
-
-
『イタリア 3都市巡りの旅』 第6日目(最終日) 2019/03/16
-
『イタリア 3都市巡りの旅』 第5日目② 2019/03/03
-
『イタリア 3都市巡りの旅』 第5日目① 2019/02/24
-
『イタリア 3都市巡りの旅』 第4日目③ 2019/02/17
-
『イタリア 3都市巡りの旅』 第4日目② 2019/02/11
-
『イタリア 3都市巡りの旅』 第4日目① 2019/02/03
-
『イタリア 3都市巡りの旅』 第3日目③ 2018/12/24
-