『イタリア 3都市巡りの旅』 第3日目③
- 2018/12/24
- 11:55
イタリア3都市巡りの旅、三日目のフィレンツェの続きです。
まず訪れたウフィツィ美術館をじっくり見学した後は、次の美術館に向かいます。
調べてみると、フラ・アンジェリコのフレスコ画で有名な「サン・マルコ美術館」まで徒歩15分くらいです。閉館ぎりぎりになりそうですが、急いで向かってみることにします。
ようやく到着して入場しようとすると、目の前で締め切られました。
入場は閉館30分前までなのだそうです。時間にルーズなイタリアで、唯一きっりちとしていた瞬間です…

直前にガイドブックを眺めて、よさそうだと思ったので無計画でした。縁がなかったとあきらめて本命に向かいます。
やはりここは外せません、『アカデミア美術館』です。
入場すると、長い廊下の向こう側に現れました!!

ミケランジェロの「ダヴィデ像」です。
高校時代の教科書にも載っていた、あまりにも有名な彫刻です。
ここアカデミア美術館は、このダヴィデ像のためだけにあるといっても過言ではありません。
高さは5.17mもあり、本当に堂々としています。

ミケランジェロの、そしてルネサンス芸術の代表作だけあって、なんだか圧倒されます。
これまでもいくつか彼の彫刻を見てきましたが、ナンバーワンといわれるのも納得です。

ここではいろんな角度から像を眺めることができます。皆さんぐるぐる回りながら、じっくりと見学されています。
教科書やテレビには出てこない眺めはこちら、後ろ姿です。
それにしても、いいお尻です。巨人ゴリアテに石を投げて倒す直前の姿の像ですが、このお尻ならプロでもいい投手になれそうですね。

アカデミア美術館の見学を終えて戻ってみると、美術館の隣の「サン・マルコ教会」には入場することができました。
規模は大きくはありませんが、きれいな教会です。偶然にもパイプオルガンの演奏中で、厳かな雰囲気を感じることができました。

さて、ここからは少し遠出をしてみたいと思います。路線バスにのって『ミケランジェロ広場』を目指します。
路線番号を確認して乗り込みます。要領が分からずあれこれ相談していると、偶然隣の席に座っていたフィレンツェ在住の日本人の女性が親切に教えてくれました。ありがとうございました。
30分程で無事に到着しました。こちらも多くの人で賑わっています。

その名の通り、ここにもミケランジェロのダヴィデ像のコピーが展示されています。
本物を見た直後だからなのか、ブロンズ製だからなのか、なんだかパッとしません。
あまり気にせず、丘からの眺望を楽しみましょう。

御覧の通りの絶景です!!
フィレンツェの主要な建物が一望のもとに眺められます。これは、わざわざやって来たかいがありますね。

先ほどまでいた、「ウフィツィ美術館」と「ヴェッキオ宮」です。
立派な塔は、どこから見てもよく目立ちます。

そしてフィレンツェのシンボル、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」です。
巨大すぎて近くからでは全体像が分からないのですが、ここから眺めるとその美しい姿が一目で分かります。

広場からのフィレンツェの眺めを十分に堪能し、帰路につきます。
再びバスに乗り込みました。フィレンツェのバスには「90分ルール」があり、最初の乗車から90分間は乗り降り自由になります。我が家の計算では最初の乗車と見学、帰りの乗車でぴったりと90分になる予定です。
バスは丘を降りてアルノ川を渡ります。少し上流に「ポンテ・ヴェッキオ」が見えています。

ご機嫌でバスに揺られていたのですが、ここで困ったことになりました。
来た時と逆ルートでフィレンツェ駅に向かうとばかり思っていたバスが、駅に向かって曲がりません。それどころか駅が近くなると、急にバス停がなくなりました。前にいた観光客のグループは、信号待ちで降ろしてもらっていましたが、我が家は降りそびれました。
そうこうしているうちにバスはどんどん進みます。時間も90分に近づいてきてかなり焦りました。
そして、ようやく次のバス停で飛び降りました。ここは一体どこ??

偶然にも、最初にバスに乗ったサン・マルコ教会の近くだったようです。これならなんとか歩いてホテルに戻れそうです。(再びバスに乗る勇気はでませんでした)
てくてく歩いて、ようやく今宵の宿に到着しました。「ホテル・アルバーニ・フィレンツェ」です。

駅に近い便利な立地のこじんまりとしたホテルです。
廊下にはこれまでの宿泊者の写真が飾られています。

お部屋の様子です。これなら十分に寛げそうです。
朝からヴェネチアを出て、一日フルに観光を楽しんだのでかなり疲れました。
結局この日も、お部屋でお惣菜とワインのディナーを頂きました。

最後のバスではハラハラしましたが、美術館巡り中心のフィレンツェの初日は大成功です。
滞在は残り一日です。明日はドゥオモを皮切りに、一気に回り切りたいと思います!!
~つづく~
まず訪れたウフィツィ美術館をじっくり見学した後は、次の美術館に向かいます。
調べてみると、フラ・アンジェリコのフレスコ画で有名な「サン・マルコ美術館」まで徒歩15分くらいです。閉館ぎりぎりになりそうですが、急いで向かってみることにします。
ようやく到着して入場しようとすると、目の前で締め切られました。
入場は閉館30分前までなのだそうです。時間にルーズなイタリアで、唯一きっりちとしていた瞬間です…

直前にガイドブックを眺めて、よさそうだと思ったので無計画でした。縁がなかったとあきらめて本命に向かいます。
やはりここは外せません、『アカデミア美術館』です。
入場すると、長い廊下の向こう側に現れました!!

ミケランジェロの「ダヴィデ像」です。
高校時代の教科書にも載っていた、あまりにも有名な彫刻です。
ここアカデミア美術館は、このダヴィデ像のためだけにあるといっても過言ではありません。
高さは5.17mもあり、本当に堂々としています。

ミケランジェロの、そしてルネサンス芸術の代表作だけあって、なんだか圧倒されます。
これまでもいくつか彼の彫刻を見てきましたが、ナンバーワンといわれるのも納得です。

ここではいろんな角度から像を眺めることができます。皆さんぐるぐる回りながら、じっくりと見学されています。
教科書やテレビには出てこない眺めはこちら、後ろ姿です。
それにしても、いいお尻です。巨人ゴリアテに石を投げて倒す直前の姿の像ですが、このお尻ならプロでもいい投手になれそうですね。

アカデミア美術館の見学を終えて戻ってみると、美術館の隣の「サン・マルコ教会」には入場することができました。
規模は大きくはありませんが、きれいな教会です。偶然にもパイプオルガンの演奏中で、厳かな雰囲気を感じることができました。

さて、ここからは少し遠出をしてみたいと思います。路線バスにのって『ミケランジェロ広場』を目指します。
路線番号を確認して乗り込みます。要領が分からずあれこれ相談していると、偶然隣の席に座っていたフィレンツェ在住の日本人の女性が親切に教えてくれました。ありがとうございました。
30分程で無事に到着しました。こちらも多くの人で賑わっています。

その名の通り、ここにもミケランジェロのダヴィデ像のコピーが展示されています。
本物を見た直後だからなのか、ブロンズ製だからなのか、なんだかパッとしません。
あまり気にせず、丘からの眺望を楽しみましょう。

御覧の通りの絶景です!!
フィレンツェの主要な建物が一望のもとに眺められます。これは、わざわざやって来たかいがありますね。

先ほどまでいた、「ウフィツィ美術館」と「ヴェッキオ宮」です。
立派な塔は、どこから見てもよく目立ちます。

そしてフィレンツェのシンボル、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」です。
巨大すぎて近くからでは全体像が分からないのですが、ここから眺めるとその美しい姿が一目で分かります。

広場からのフィレンツェの眺めを十分に堪能し、帰路につきます。
再びバスに乗り込みました。フィレンツェのバスには「90分ルール」があり、最初の乗車から90分間は乗り降り自由になります。我が家の計算では最初の乗車と見学、帰りの乗車でぴったりと90分になる予定です。
バスは丘を降りてアルノ川を渡ります。少し上流に「ポンテ・ヴェッキオ」が見えています。

ご機嫌でバスに揺られていたのですが、ここで困ったことになりました。
来た時と逆ルートでフィレンツェ駅に向かうとばかり思っていたバスが、駅に向かって曲がりません。それどころか駅が近くなると、急にバス停がなくなりました。前にいた観光客のグループは、信号待ちで降ろしてもらっていましたが、我が家は降りそびれました。
そうこうしているうちにバスはどんどん進みます。時間も90分に近づいてきてかなり焦りました。
そして、ようやく次のバス停で飛び降りました。ここは一体どこ??

偶然にも、最初にバスに乗ったサン・マルコ教会の近くだったようです。これならなんとか歩いてホテルに戻れそうです。(再びバスに乗る勇気はでませんでした)
てくてく歩いて、ようやく今宵の宿に到着しました。「ホテル・アルバーニ・フィレンツェ」です。

駅に近い便利な立地のこじんまりとしたホテルです。
廊下にはこれまでの宿泊者の写真が飾られています。

お部屋の様子です。これなら十分に寛げそうです。
朝からヴェネチアを出て、一日フルに観光を楽しんだのでかなり疲れました。
結局この日も、お部屋でお惣菜とワインのディナーを頂きました。

最後のバスではハラハラしましたが、美術館巡り中心のフィレンツェの初日は大成功です。
滞在は残り一日です。明日はドゥオモを皮切りに、一気に回り切りたいと思います!!
~つづく~
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