『ロンドン・パリ旅行』 第5日目③

のんびりと書いているうちに、すっかり年を越してしまいましたが、昨年8月のロンドン・パリ旅行の続きです。旅の5日目、パリの夕方から再開となります。

ノートルダム大聖堂の見学を終えて、いよいよ『ルーブル美術館』にやってきました。
大混雑することで有名なルーブルですが、今日(水曜日)は夜間開館日なので、9時45分まで見学可能です。

ミュージアム・パスを持っていることもあり、作戦通りすんなりと入場できました。
この美術館は、35,000点近い美術品が約60,000㎡にわたって展示されています。じっくり観ていくと、何日あっても足りなさそうなので、ガイドブック片手に効率よく観て回ります。

最初の作品は『ミロのヴィーナス』です。
高さ約2mの大理石の彫刻で、上半身と下半身のバランスは自然界のバランスや美の基準である「黄金比」(1:1.61)を有しているのだそうです。

教科書で見たことがある有名なヴィーナス像ですが、実物はとくに美しく見えました。

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ここルーブルは現在では美術館ですが、もともとは城塞として建造されました。
地下の部分では、当時の遺構を見ることができました。

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再び展示品の見学に戻ります。こちらは『ハンムラビ法典』です。
古代バビロニアの楔形文字が刻まれており、有名な「目には目を、歯には歯を」と記されています。

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こちらは、『サモトラケのニケ』です。
高さ約3.3mの大理石でできた勝利の女神像で、あのナイキのマークのモデルとしても有名です。
残念なことに修理中で、全体を眺めることはできませんでした。

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ここからは順に絵画を観ていきます。こちらは『ナポレオン一世の戴冠式』です。
先ほど訪れたノートルダム大聖堂で、1804年に行われたナポレオンの戴冠式をダヴィッドが描いた大作です。

ナポレオンはローマ教皇をパリまで呼び寄せたうえ、教皇から冠を授かるどころか、自分で自分の頭に冠を置いたのですが、作中ではナポレオンが妻のジョセフィーヌに冠を授ける場面に書き換えられたそうです。

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こちらは言わずと知れた、ダヴィンチの『モナリザ』です。
事前情報では、人が多すぎてちゃんと見れないとのことでしたが、夜間開館の効果もあってじっくりと堪能できました。

絵を守る防弾ガラスのおかげで、写真に光が反射してしまいました。

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こちらも巨匠の作品、ラファエロの『聖母子と幼児聖ヨハネ』です。
たくさんの著名な作品が無造作に壁に掛けてあるので、注意しないと見逃してしまいそうになります。

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現在では美術館ですが、かつては「ルーブル宮殿」として、ルイ14世がヴェルサイユに宮殿を移すまでの間、王宮として使われていました。
こちらの『アポロンのギャラリー』では、その名残を見ることができます。

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こちらは「ルイ15世の王冠」です。展示用に宝石はイミテーションに入れ替えられているようですが、なかなか豪華です。
でも正直なところ、王冠に関してはロンドン塔で見たイギリス王室の物のほうが豪華だったように思います。

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こちらは窓から見たルーブル美術館の夕景です。手前に物議を醸したピラミッドが建てられています。
パリの日は長いのでまだ明るいですが、もう夜9時です。そろそろ先を急がなければなりません。

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最後に見学したのは、『ナポレオン3世の居室』です。
ナポレオンの甥で、後に皇帝となったナポレオン3世は現在のパリの街並みの原型を造った人物でもあるそうです。

その彼の居室が、このルーブル内に残されていました。それにしても、豪華過ぎです・・・

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こちらは大食堂です。こんなに豪華な部屋で食べるからには、当然お料理やお酒のほうも素晴らしいものだったのでしょう。
あまりの豪華絢爛さに、驚きを通り越してあきれてしまいました。

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夜間開館の時間いっぱい、じっくりと鑑賞を終えました。最後に地下の「逆ピラミッド」にやってきました。
映画「ダヴィンチ・コード」の最後のシーンで、この下に「マグダラのマリアの石棺」(聖杯)が隠されているとされた場所です。

もちろんフィクションなのでしょうが、じっくりと見学を終えた今では「ひょっとして?」という気になるから不思議です。

IMG_0596.jpg

パリ観光の初日は、朝から夜まで文字通りの盛り沢山となりました。
あと一日半しか残っていないので、明日もペースを緩めずに駆け抜けたいと思います。
明日は、いよいよヴェルサイユ宮殿を訪れます。


~つづく~

『ルーブル美術館』のHP
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ジャンル : 旅行

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No title

僕ももう20年以上前ですがルーブルに行きましたけど
もう、人・人・人で落ち着いて見学する事ができませんでした(苦笑)

モナリザもヴィーナスもまるでアイスクリームにたかるアリのような
状態で写真を撮るのも難しかったです。

しかし、ヴィーナスって腕が付いていたらどんなポーズだったのでしょう?
腕が付いていたらここまで有名にならなかったという話しもありますねえ~

chempakaでした!

No title

えー!ニケ修理中だったのですか。
それは残念でしたね~。あれは圧巻なのに・・・

そうそう、ここって写真撮り放題なんですよね(今でもそうなんだとビックリ)。
私は時間があまりなくてゴージャス部屋には行きませんでした。
凄いんですね。
やっぱもう1回は行ってみたいと、思ってしまった。。
見応えたっぷりですものね。
あんなに絵が所狭しと壁にあるのも驚いたっけ。

Re: No title

chempaka 様

こんばんは。
ルーブルは素晴らしい美術館ですよね。教科書の出てくる美術品が所狭しと並んでいるんですから!
20年以上前も混み合っていたのですね。比べると今回の夜間タイムは、人も少なくゆっくりと見学できましたよ。次回に行かれることがあれば、夜間タイムをご利用いただくと良いかもしれませんよ~。
ヴィーナスは美しいですね。何とも言えない表情も良いですね。

Re: No title

サラーム 様

こんばんは。ニケの修理はショックでしたが、余りある感動に酔いしれた美術館でした。
時間は、ニケがルーブルで公開されると、他がかすんでしまかもしれません。
美術館の宝物の管理も大変なようですね。

No title

こんにちは!

私は、ベルサイユ宮殿もルーブルも、
外だけみて、中に入っていないんです。

ルーブルは、ショップ(すごく、広くて楽しかったです)
だけを見て終わりにしちゃいました。

やはり、入るべきだったなと思います。

ベルサイユ、青空がきれいで、
とても良い日に行かれたと思います。

Re: No title

ぴき 様

こんばんは。
そういえば我が家はルーブルのショップには立ち寄っていません。ショップがあれば立ち寄るはずなので、気が付かずに通り過ぎてしまったんだと思います。惜しいことをしました。
美術館のショップって、センスの良いお土産があるから好きなのです。
ベルサイユは、いいお天気でしたよ~。ただ、とても暑かったです。ぴきさんも、次回に行かれる時が夏でしたら、暑さ対策をなさってくださいね~。
プロフィール

ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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