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旅の想い出 『カナディアン・ロッキーの旅』 ジャスパー国立公園編②

ジャスパー国立公園観光の続きです。
いよいよジャスパー観光の目玉、『マリーンレイク』にやって来ました。

マリーンレイクは、東西の幅約1キロメートル、南北が20キロメートルを超える細長い湖。ロッキー山脈の中では最大の湖です。カタカナで聞くと海みたいな名前ですが、「Maligne」とはネイティブ・カナディアンの言葉で「邪悪」を意味する言葉だそうです。昔、毛皮商人がこの湖を見て、その恐ろしいほどの美しさゆえにこう叫んだことに由来するとのことです。

「邪悪な美しさ」とは日本人の語感にはない表現ですが、確かにそれほど美しい湖です。
ここでは、クルーズを楽しむことにします。1時間半のクルーズで当時は$30ちょっと位だったと思います。(現在は$55に値上げされています!)
30人ほどが乗れそうなモーターボートに乗り込み、出発です。

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沖のほうに出ると、素晴らしい景色が広がっています。
氷河に削られたすべすべとした山肌と、青空と湖がおりなす絶景です。
写真には写せませんでしたが、対岸の水辺にたたずむムースにも出会えました。

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途中で同じクルーズ船とすれ違いました。船体が斜めになるほどのスピードで疾走しています。
お互いのお客さんは、笑顔で手を振って挨拶しています。

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クルーズの目的地『スピリットアイランド』に到着しました。
この島は、マリーンレイクの中でも最も景色が素晴らしいと言われている島です。
ここでは、上陸して散策することができます。

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しばらく歩いた高台に展望台がありました。
ここからの写真は、観光パンフレットや絵葉書に必ずと言ってもいいほど紹介されている風景です。

この景色を眺めながら、まる一日ボーっと過ごしてみたいのですが、残念ながらすぐに船に戻らなければなりません。
せめて心に焼き付けることにします。

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車でジャスパーに戻る途中で、再びエルクに出会いました。
相変わらず草を食べるのに夢中です。できれは角が立派なオスにも出会いたいところです・・・

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さて、湖の次は山です。『ウィスラーマウンテン』にやってきました。
標高2,464mの険しい山ですがロープウェイで登ることができるので、お気楽登山が大好きな我が家にはうってつけです。

「ジャスパートラムウェイ」に乗って約7分間の空中散歩を楽しんだら、もう標高2,277mの別世界です。
眼下にジャスパーの小さな町、湖、広大な森林が広がっています。

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足元を見ると可愛らしいリスがいました。
一生懸命にエサを食べており、こちらには見向きもしてくれません。

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しばらくクライマー気分で散策してみます。
頂上のほうからは、本格的な装備に身を固めた人たちがどんどん降りてきます。

30分ほど進んでみると、ロープウェイ乗り場が結構下に見えるようになりました。
遥か彼方の山々まで見渡せる絶景を堪能できたので、サンダル履きの我が家はそろそろ引き返したいと思います。

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下山の後は、スーパーで食材を買い込んで、ロッジでディナーを楽しみました。
分厚いステーキを焼いて、ビールを飲んで、旅の疲れを癒しました。

明日はジャスパーを発って、絶景ドライブコース、「アイスフィールド・パークウェイ」を走ります。

~つづく~


「マリーンレイク」のHP
「ジャスパートラムウェイ」のHP

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コメント

No title

邪悪な美しさですか~。
どの画像も、特に湖面の表情が、
一枚一枚ちょっとずつ違うのに、
全て美しくって....。
本物の湖を目の前にしたら、
人の心を惑わすような美しさなのでしょうねぇ!

ウィスラーのリスさん、かわいいです(笑)!!

Re: No title

キュウ親 様

こんばんは。
カナディアンロッキーの美しさは、本当に素晴らしかったです。
湖の色がなんとも表現できない吸い込まれるような美しさでした。
いつか再訪してみたいと思っています。
リスは可愛かったですよ~。

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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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