ここ最近は忙しくて、なかなか遠出ができません。
久しぶりに昔の旅行の想い出を記事にしてみたいと思います。
今回は、今から10年近くも前の7月に訪れた
カナディアン・ロッキーの旅です。
成田発のAIR CANADAの飛行機は、8時間ほどでバンクーバーに到着しました。
空港でレンタカーをチェックアウトし、いよいよカナダドライブの出発です。
まずやってきたのは、
『スタンレーパーク』です。

ここはダウンタウンの西端に位置する広大な公園で、なんと日比谷公園の約25倍の面積です。
1888年、当時の総督であったスタンレー卿によって公式にオープンされ、その名がつけられました。
ほとんどが深い森に覆われた公園内には、数々の見所が点在し、憩いの場として市民に愛されています。
このようなトーテムポールも建てられています。北米の原住民の紋章のようなものだそうです。

公園内はサイクリングやジョギングを楽しむ人たちで溢れています。
我が家も当時はまだサイクリングを始めていなかったので、ただ眺めていました。
昼食は、
「グランビル・アイランド」というエリアのパブリックマーケットで頂きました。
メキシカンを選びましたが、お豆が多用されていてヘルシーでとっても美味しかったです。
(当時からメキシカンばかり食べていたようです・・・)

バンクーバーだけでも見どころ満載で、一週間くらいなら軽く滞在できそうですが、今回は急ぐ旅です。
午後には早くもバンクーバーを後にしました。
カナディアンロッキー方面に向かい1時間ほど走ったところで、小さな港町に立ち寄りました。
『ホースシュー・ベイ』という静かな町です。
その名の通り、馬蹄型の湾に面しており、マリーナと公園が整備されていてリゾート地の雰囲気があります。

フライトの疲れもあったので、今夜はこの町で宿を取ります。
町に一軒だけモーテルがありました。その名も
「ホースシューベイ・モーテル」です。

夕方にチェックインした際は、vacancyだったのですが、すぐに満室になっていました。
初日から、危うく宿を逃すところでした。
旅の二日目は、早朝に海岸線を散歩してから、
『ウィスラー』に向かいます。
ウィスラーはカナダでも屈指のウィンターリゾート地で、後のバンクーバー冬季オリンピックのスキー競技の会場にもなった場所です。ここだけの滞在でも楽しめる場所ですが、やはりちょっと立ち寄るだけになりました。
こちらで、主人にアウトドア用の帽子をプレゼントしました。これは今でも愛用してくれています。
ところが町の写真は残っておらず、唯一あったのがこの小川の写真です。

ウィスラーを後にして、しばらく走った頃から、きれいな湖に出会うようになりました。
こちらは
『グリーンレイク』です。その名の通りのグリーンの湖面です。
フィッシングを楽しんでいるボートが、カナダらしい雰囲気をかもし出しています。
一見、穏やかで美しい湖に見えますが、ものすごいモスキートの大群が待ち構えていて、肌が出ているところには一斉に群がってきます。蚊といえども大群で襲ってくると、本当に恐ろしいものです。我が家は慌てて退散しました。

こちらは、近くの
『ロスト・レイク』です。
駐車場から少しトレイルを進んだ先に、ひっそりとたたずんでいます。
カナダの湖は、このようにきれいなグリーンなのですが、その理由は湖の水が岩石を削ってきた氷河が溶け出したもので、水中に含まれるミネラルの粒子が光を反射する事によりこのような色になっているそうです。

その後もひたすらドライブが続きます。当時の私はペーパードライバーだったので、主人が一人で運転しています。
途中でカナダ大陸横断鉄道
『VIA鉄道カナディアン号』と併走する区間がありました。
一度は豪華な鉄道旅行も楽しんでみたいものです。

ロングドライブを終えて、今宵の宿泊地
『カムループス』という町に到着です。
京都の宇治市と友好都市とのことですが、理由は定かではありません。
こちらでは、数軒のモーテルを見ましたが、たくさんの花で飾られていた
「セージブラッシュ・モーテル」に泊まりました。
ハーレーの集団も一緒に泊まっていたのですが、肌寒い中プールではしゃいでいた姿が印象的です。

あまり大きくない町だったのと、日曜日でお店が休みだったので、食事はWENDY’Sのハンバーガーにしました。
田舎町のモーテルで、ハンバーガーを夕食にしてビールを飲むのも、なかなか雰囲気があっていいものです。
明日からは、いよいよカナディアンロッキーに突入します!!
まずは北側の中心地、アルバータ州のジャスパーに向かいます。
~つづく~
『ブリティッシュ・コロンビア州観光局』のHP『HORSESHOE BAY MOTEL』のHP
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