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『シドニー旅行』 第6日目(最終回)

早いものでシドニーの旅も本日が最終日になってしまいました。
残り一日、今日も思いっきり楽しみます!!

今日は珍しく徒歩で観光をスタートします。こちらはホテルの目の前にある『ハイドパーク』です。
噴水の奥に見えているのは初日に訪れた「セントメアリー大聖堂」です。

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まずは公園を抜けたところにある、『ハイドパークバラックス』にやってきました。
ここは1819年に囚人達によって建てられた収容宿舎で、歴史ある建造物です。現在は博物館になっています。

実はここは「オーストラリアの囚人遺跡群」(Australian Convict Sites)のひとつとして、世界遺産に今年登録されたばかりのホヤホヤなのです。

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内部には、当時の様子を再現したハンモックがたくさん吊られています。
囚人とはいえ、これで毎日寝ると腰が痛くなりそうですね・・・

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次は、少し歩いて『ニューサウスウェールズ州立美術館』にやってきました。
嬉しいことに入場無料です。こちらで、アボリジニアル・アートを堪能しました。

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さらに歩いて、シドニー湾に突き出した岬の先端にある『ミセス・マッコーリーズポイント』に到着です。
ここからはオペラハウスハーバーブリッジを一枚の写真に収めることが出来るため、シドニー随一の撮影スポットとなっています。

それでは、我が家も一枚!

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こちらはミセス・マッコーリーズ・チェアです。
かつての総督の妻エリザベス・マッコーリーお気に入りの場所で、彼女のために岩を削って造られたベンチなのだそうです。

もちろん私も座ってセレブ気分を味わいました。

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この岬一帯は、『ロイヤル・ボタニックガーデン』(王立植物園)という広大な公園になっています。

1816年に造営されたオーストラリア最古の植物園で、オーストラリアをはじめ世界各地から集められた4000種を超す植物が植えられています。まさにシドニー市民の憩いの場ですね。

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気持ちのいいお散歩の後は、再びクルーズとランチを楽しみたいと思います。
いつものサーキュラキーから船に乗って、今回は『ワトソンズベイ』にやってきました。

今回の船はこれまでのものとは種類が違います。先端のくぼんでいる部分がオープンエアの座席になっており、何にも遮られることなく景色を楽しむことができます。

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それでは上陸です。遠くシドニー湾越しにシティのビル群を眺めることが出来ます。
ビーチでは地元の子供達が砂遊びに夢中になっています。

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まずは少し散歩してみます。ワトソンズベイはシドニー湾に南から突き出した半島の先端に近い部分です。
このあたりはシドニーハーバー国立公園となっており、フェリー乗り場から数分で外側に抜けることができます。

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外側のタスマン海の眺めです。向こうに見えるのは先日訪れたノースヘッドの断崖絶壁です。
方向音痴の私ですが、この頃になると頭の中にシドニーの地図が思い浮かぶようになって来ました。
(と言っても、今日が最終日なんです・・・)

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ふと足元を見ると、真っ白なオウムがいました。
日本とは雰囲気が違い、いかにもオーストラリアの鳥といった感じです。しばし見とれてしまいました。

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とうとうお待ちかねのランチです!!
いろいろと調べて選んだ、『DOYLES ON THE BEACH』(ドイルズ・オン・ザ・ビーチ)というシーフードの名店です。

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さっそくお店のオリジナル白ワインを頂きます。
それでは、乾杯!!

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私達の席からの眺めです。その名の通りビーチに面しており、素晴らしい景色を堪能しながらお食事を楽しむことができます。

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そして、シドニーに来たからにはこれを食さなければなりません。シドニー・ロックオイスターです。
「少しでいいのでは?」という主人を押しきり、1ダースを注文しました。

プリッとした身にたっぷりレモンを絞りいただきます。潮の香りと濃厚な旨みが広がります。美味しい!
新鮮な牡蠣とワインが進み大満足です。

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さらに、シーフードの盛り合わせを追加しました。スモークサーモンやボイルした海老やカニと、やはり名物のフィッシュ&チップスの組み合わせです。

このスモークサーモンが絶品です。主人がかなり気に入っていました。
海風にあたりながらシーフードを満喫しました!

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大満足の食事を終え、再びフェリーでシドニーに戻ります。オープンエアの先頭席をゲットしました。
クルーズの様子を動画でとってみました。低い雲が出てきたので、幻想的な雰囲気になりました。



シドニー上陸後は、ホテルに戻って休憩することにしました。くつろいでいる内にいつの間にか眠り込んでしまったようです・・・

ここで、事件が起きました!!

目を覚ましてみると、主人が真っ青な顔でお腹を押さえてうずくまっています。どうやら生牡蠣にあたってしまったようです。。。

シドニーの生牡蠣は新鮮なので、あたることはまず無いと聞いていたのですが、もともと体質に合わないのか(これまで生で食べた記憶がないそうです)、たまたま悪いのに当たってしまったのか、結構な苦しみようです。

私の方は全く問題ないのですが、1ダースも頼んでしまったことが少し心苦しいです。
どうしようも無いので、持参した正露丸を飲んで安静にすることにしました。

しばらく休んだ後、何か食べたほうが治りが早いだろうということで、チャイナタウンまで行くことにしました。トボトボと歩いて、やっとの思いで辿り着いたお店でお粥を食べることにしました。
カメラも持たずに出かけたので、写真を撮れませんでしたが、これがとっても美味しかったです。主人も青い顔をして食べています。

こうして、シドニー最後の夜は更けていきました。主人は明日帰国することができるのでしょうか・・・?



翌朝になりました。

心配だった主人の調子は思ったより良さそうです。本当にこの人はタフなのか貧弱なのかさっぱり分かりません??
ということで、飛行機にも乗ることができ、無事に帰国することができました。

自然と都会が隣り合わせにあるシドニーを満喫できたいい旅でした。


「DOYLES」のHP(英語)

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コメント

No title

生ガキはやはり危険なのでしょうか…。ご主人がその後カキが苦手になららければいいのですが。

ハンモックはたまに休むから快適なのであって、あれを毎日の寝床にしていては、やはりしんどいのでしょうね。

今回の旅行記も楽しませていただきました。

No title

最後に牡蠣にあたるなんてついてないですね。
でも無事、帰国出来てよかったですね。
僕も、シドニー行きたいんですが、妻が、シーシェパードの国だから
行かないっていうんですよねぇ。

Re: No title

黒田裕樹 様

こんばんは。
主人が体調を崩したのは予定外でしたが、シドニー旅行はとても楽しく過ごせましたよ。
ハンモックは、リゾートで気分を味わうものですよね。あれで眠ると腰を痛めそうですよね。

Re: No title

彦次郎 様
こんばんは。
まさか主人が生牡蠣にあたるとは思っていませんでした。普段はとても健康体なのでので、とても驚きましたが、回復が早かったのが救いでした。
シドニーはラクに楽しめる街でしたよ。行ってからいうのもなんですが、奥様のお気持ちも理解できますね。

生牡蠣に!

お早う御座います。

生牡蠣は美味しいですが、ちょっとその点では気を付けなければならない食品ですね。こちらも広島をはじめ、至る所で牡蠣が採れますが、時々食中毒が起きることがあります。

でも、ご主人様も大変なことにならずに良かったですね。

No title

旅行記、最後まで楽しく読ませて頂きました。

やっぱり生牡蠣は当たり外れ、体質もあるかもしれないですね。
(私も好物です。幸いに当たった事は無いです)

ご主人が回復して無事に帰国されて何よりでした。

No title

真っ白のオウム、綺麗ですね~。
野生のオウムですか?
野生のオウムって見たことないのですけど、
オーストラリアには普通にいるのですね。

シーフード美味しそう!!
と思ったら、旦那さん牡蠣にあたってしまいましたか・・。
でも、美味しいお粥に助けられて、治りも早くてよかったですね。

No title

今回の船、かっこいいですね~
オープンエアの席も気持ち良さそうだし、
帰りのシドニーハーバーの景色も最高だし・・・、
乗り物好きなので、とても気になっちゃいました(笑)!!

御主人様、大変でしたね~
牡蠣&ワイン、大好きな組み合わせなので、ひとごとと思えません。
でも、おいしいお粥で回復したみたいで良かったです(笑)。

シドニー旅行記、楽しませて頂きました。
ありがとうございました~!!

Re: 生牡蠣に!

21世紀の浦島太郎 様

こんばんは。
広島の牡蠣も美味しいと有名ですね。やっぱり牡蠣は気をつけないといけませんね。
主人もなんとか自力で回復してくれたのでホッとしています。
海外では生ものは控えたほうが無難ですね。

Re: No title

なるかみづき 様

シドニー旅行記を読んでいただきありがとうございます。
牡蠣は体質があるとは聞いていましたが、まさか主人があんなに美味しい牡蠣に弱いとはびっくりしました。
なんとか持ち直してくれたのでホッとしました。
主人は、しばらくは生牡蠣は食べないそうです。

Re: No title

ポケ 様

こんばんは。
真っ白のオウムは野生です。群れをなして飛び回っていましたよ。
とてもきれいな姿ですが、鳴き声はギャーギャーと美声とはいきませんでした。
他にも、見たことのないような鳥がたくさんいました。珍しい鳥を見つけても写真を撮るまでの間に飛び立ってしまい、カメラに残せたのはこの子くらいでした。
やっぱり海外での生ものは要注意ですね。なにかあったときの対処法が難しそうですから。
自力回復してくれて本当にホッとしました。

Re: No title

キュウ親 様

こんばんは。
今回の船は、クルーズ船ぽくってなんだか嬉しかったですよ。オープンエアの席は視界をさえぎるものが無いので全身で海風を受けて気持ち良かったです。
牡蠣が合わなかった主人は大変でしたが、なんとか持ち直してくれましたのでホッとしました。
楽しかったシドニー旅行も終わってしまいました。またいつか訪れたい街がひとつ増えました!

No title

シドニーの旅、最後に大変でしたね。生牡蠣にあたったのしては、あっさり直りました。何だったんでしょうか。Y・K

Re: No title

Y・K 様

こんばんは。
楽しい旅の最後に大変でしたが、なんとかなってホッとしました。
一時の苦しみようはとても見てられませんでいたが、驚異の回復力にすくわれました。
Y・Kさんも生牡蠣には、お気をつけてくださいね。

牡蠣がいっぱいだ~!

いいですねぇ~生牡蠣!おいしそ~!!
しかもお一人6個も!?羨ましいです~!
でもまさかそんなオチがあったなんて...。ご主人生牡蠣初体験だったんですねぇ~。
でもこれで免疫が出来たので大丈夫ですね(?)

美術館が無料なのも最高ですし~、やっぱり船中心で色々行けるのも素敵ですねぇ~。
オウムが普通にいるのも不思議な感じですねぇ~。

Re: 牡蠣がいっぱいだ~!

たびぱぱ 様

こんばんは。生牡蠣大好きな私が8個、主人は4個の割合で食べたのですが、主人だけが苦しむ結果になってしまいました。
今後、生牡蠣を食べるかどうするか考えていたようですが、もう1回チャレンジしてみるようです。
シドニーは旅しやすいというか、暮らしやすい街だと感じました。日本の夏に避暑を兼ねて3ヶ月くらいのんびり滞在してみたいですね。無理な夢ですが・・・。

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プロフィール

ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

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