『悠久のエジプト・ナイル川紀行』 第3日目①

悠久のエジプト・ナイル川紀行も三日目に入ります。そして船で迎える最初の朝です。
朝食を取りながら眺めた朝のナイル川です。流れも緩やかで、とても穏やかな雰囲気です。

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今日も引き続いてルクソールの観光です。早朝の6時半に出発です。
上陸すると、人に慣れた美猫ちゃんのお出迎えを受けました。

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本日最初の訪問地は『カルナック神殿』です。
神殿の建物から、ちょうど朝日が顔を出しています。

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ここルクソールでは、ナイル川を挟んで、日が昇る東岸は生者の町、日が沈む西岸は死者の町と位置付けられています。
そのナイル川東岸に約1㎢もの広大な面積を持つのが、カルナック神殿です。

まずは両脇にスフィンクスが並ぶ参道を通って、入場します。

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幅113m、高さ43mの巨大な「第1塔門」の内側に入りました。
ここは、なんと2000年もの歳月を掛けて建設された、エジプトを代表する神殿です。
歴代の名だたるファラオが、事あるごとに寄進し増築を繰り返して、現在に至っています。

右手には足場に使う日干しレンガが残されています。つまり、現在でもまだ「未完成」なのだそうです。

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こちらは、「大列柱室」です。
16列に配置された、134本もの巨大な列柱が並んでいます。しかもただの柱ではなく、パピルスを模した形をしており、美しい彫刻が全面に施されています。

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どうして林立する柱を「室」と呼ぶのかな?と思いながらガイドさんの説明を聞いていると、昔は屋根があったとのことです。
残念ながら屋根自体は失われていますが、たしかに明り取り用の格子窓はまだ残されていました。

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大列柱室を抜けると、これまた巨大なオベリスクが現れました。
これはハトシェプスト女王が建てたもので、高さは約30mもあります。

あまりに高すぎて、この角度からでは先端の尖った部分がうまく見えないほどです。

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神殿の脇には、大きなスカラベの像があります。
スカラベとはフンコロガシなのですが、大きなフンを転がす姿が太陽を抱えているように見えるため、古代エジプトでは神聖な存在と考えられています。

この像を反時計回りに7周すると願いが叶うと言われています。我が家もツアーの皆さんと一緒にグルグルと回りました。

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この場所には折れたオベリスクも置かれています。これもハトシェプスト女王のものです。
少し離れた場所から見ると、先ほどのオベリスクの高さが際立ちます。

左側の少し低いのはトトメス1世のものですが、それでも約20mの高さです。

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中心部に戻り、さらに進んで至聖所にやってきました。
実はこの奥の石段で、すべって転んでしまいました!

それでもお尻を打っただけでケガが無かったのは、さきほどのスカラベのおかげでしょうか…?

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さらに奥にも立派な建物が残されていました。「トトメス3世祝祭殿」です。
ここでは屋根も一部残されています。天井部分の装飾には、きれいな色彩を見ることもできます。

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見学を終えて、少し離れた位置からもう一度眺めてみました。
旅行前はあまり注目していなかったのですが、ここカルナック神殿は本当に素晴らしいところでした。

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それでは、次の訪問地に向かいます。
両脇にズラリとスフィンクスが並んだ参道です。かつては先ほどのカルナック神殿からの3km近くの距離に、ずっと続いていたそうです。

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その参道からくるりと振り返ると、再び立派な神殿が目に入ります。
『ルクソール神殿』です。

ここにも高さ約25mの立派なオベリスクが建てられています。本来は2本組なのですが、片方が見当たりません。

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実は、エジプトをはるかに離れたこの地に移設されています。
パリのコンコルド広場です!

これは以前訪れた時の写真ですが、まさかあの時のオベリスクの故郷にたどり着くとは、感慨深いものがあります。

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ここは神殿なのですが、少し高い位置になぜかモスクが建てられています。
実はここルクソール神殿は、長い間に砂に埋もれてしまっていて、そこに神殿があることを知らずにモスクが建てられたのだそうです。

今では立派に神殿とモスクが共存しており、エジプトらしい光景となっています。

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ルクソール神殿は、先ほどのカルナック神殿の「副殿」として位置づけられています。
と言っても、こちらも本家に負けず劣らずの素晴らしさです。

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中庭には多くの像が建てられていますが、その中でひときわ美しい像がありました。「ラムセス2世」です。
この後何度も登場しますが、古代エジプトの最盛期を実現した大王で、治世66年にもわたる「王の中の王」です。

それにしても、ここまでイケメン&マッチョだったのかは、「?」ですね。。。

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こちらの像は、ツタンカーメン王と王妃アンケセナーメンです。
あまり業績が知られていないツタンカーメン王ですが、ここルクソール神殿には尽力していたようです。

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仲睦まじかったと言われる二人ですが、ここにもその証がありました。
眩しくて見づらいですが、ツタンカーメン王の肩に、王妃の手がさり気なく添えられています。

なんとも微笑ましい光景です。

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こちらにも、立派な列柱が残されています。
周りの人たちと比べると、その高さ、大きさがよく分かりますね。

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神殿の装飾の様子をまとめてみました。
左上の写真には、キリスト教徒の絵が描かれています。長い歴史の中で一時は教会としても利用されていたようです。

もちろん古代エジプトならではの装飾や、昨日も見た南北エジプト統一を表す図柄等も見ることができます。

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次は休憩を兼ねて、ガラス工房を訪れました。

ここでは手作りのガラス瓶作りや、香油を楽しむことができました。
ラクダ型の瓶が気になりましたが、やはり見るだけにしておきました。

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これにて朝の部は終了です。
早朝からの観光でしたが、気温が上がりきる前に見学を終えることができたので、大正解です。
世界遺産でもある二つの神殿は、想像をはるかに超えた素晴らしい場所でした。

この後は、オプショナルツアーで「王妃の谷」を訪れます。

~つづく~

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

※当ブログはリンクフリーです。

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