『バンクーバー満喫の旅』 第5日目①
夏のバンクーバー満喫の旅も五日目に入ります。
昨日はあまり観光にも出ずにのんびりと過ごしたので、充電は十分です。
そこで今日は、朝一番から再びハイキングにお出かけします。ダウンタウンからバスに揺られて一時間弱で出発地点に到着しました。

今日のハイキングは、ウエストバンクーバーのアトキンソン岬にある『ライトハウスパーク』を歩きます。
その名の通り灯台のある公園で、周囲には簡単なハイキングコースが整備されています。
さっそく歩いてみましょう。

!!
なんと、いきなり熊注意の看板です。国内ならまだしも、カナダで熊とは…
臆病な私は、すっかり怖くなってしまいました。

背の高いダグラスファーに囲まれた静かなトレイルをしばらく歩くと、海が見えてきました。
今日も不思議なお天気です。海面にはうっすらと「光の道」が現れています。

海岸の岩の上から海を眺めます。かなり靄がかかっており、幻想的な風景です。
そして海辺まで来ると、もう熊は来ないような気がして安心しました。
(逆に、現れたら逃げ場がないのですが…)

ここからは、ようやく灯台が見えてきます。
白い塔に赤い先端のきれいな灯台が現れました。まさに公園のシンボルです。

海を眺めていると、突然頭上から大きな音が響いてきました。
思わず身をすくめると、ガンの群れが低空飛行で通り過ぎていきました。

再びトレイルに戻りしばらく散策を楽しむと、いよいよ「ポイント・アトキンソン灯台」の入り口に着きました。
ところが、観光地ではないので灯台自体には入場できないようです。仕方なく少し離れて眺めます。

この地に初めて灯台が建てられたのは、1875年にさかのぼります。
こちららは展示されていた昔の灯台のパネルです。この地で140年以上も航海の安全を見守ってきた歴史を感じます。

近づけないので、灯台にズームインです。
この高さ18.3mの現役の灯台は1912年に完成したそうで、すでに100歳を超えています。

最初に灯台を眺めたのと反対側のビューポイントにやってきました。
こちらの海岸には流木が流れ着いており、なかなかの風情を醸し出しています。

ここからも灯台がきれいに見えます。入場できなくて残念な気もしましたが、灯台は遠くから眺めた方がやっぱりきれいに見えますね。
大都会バンクーバーから少し離れただけですが、訪れる人も少なくてとても静かな公園です。ハイキング好きの方には、かなりお勧めの公園です。

遠い向こう岸には、ブリティッシュコロンビア大学あたりが眺められます。ここに設置されているパネルを見ると、くじらやシャチが見えるようです。
思わず興奮して目を凝らしましたが、まったく姿は見えません。
読めない英語を改めて睨んでみると、「もしも発見したら、この番号に電話してください」と書いてあります。ということは、よほどのことがなければ見つけられないということなのですね…

右手に少し回り込んでみると、小さな島とフェリーが見えてきました。おそらく「ボーエン・アイランド」という島です。
実はこのライトハウスパークに来るか、ボーエン島に渡ってみるか悩んだ結果こちらに来たので、ここから眺めながら想像を膨らませます。

のんびりと風景を楽しみながら、二時間半ほどあるいてハイキングは終了です。結局熊さんに出会うことはありませんでした。
バス停のある大通りに戻ってきたら、サイクリングのイベントが開催中でした。
皆さんお揃いのジャージで笑顔で手を振ってくれたので、レースというよりは走りを楽しむ大会のようです。

ここバンクーバーに来るまでは名前も知らなかったライトハウスパークですが、大自然を満喫しながらもハードではないトレイルで、のんびりと楽しむことができました。
決して有名ではありませんが、バンクーバーを訪れる皆さんにお勧めできるスポットです。
この後は、再びバスに乗って、「ホースシューベイ」に向かいます。
~つづく~
昨日はあまり観光にも出ずにのんびりと過ごしたので、充電は十分です。
そこで今日は、朝一番から再びハイキングにお出かけします。ダウンタウンからバスに揺られて一時間弱で出発地点に到着しました。

今日のハイキングは、ウエストバンクーバーのアトキンソン岬にある『ライトハウスパーク』を歩きます。
その名の通り灯台のある公園で、周囲には簡単なハイキングコースが整備されています。
さっそく歩いてみましょう。

!!
なんと、いきなり熊注意の看板です。国内ならまだしも、カナダで熊とは…
臆病な私は、すっかり怖くなってしまいました。

背の高いダグラスファーに囲まれた静かなトレイルをしばらく歩くと、海が見えてきました。
今日も不思議なお天気です。海面にはうっすらと「光の道」が現れています。

海岸の岩の上から海を眺めます。かなり靄がかかっており、幻想的な風景です。
そして海辺まで来ると、もう熊は来ないような気がして安心しました。
(逆に、現れたら逃げ場がないのですが…)

ここからは、ようやく灯台が見えてきます。
白い塔に赤い先端のきれいな灯台が現れました。まさに公園のシンボルです。

海を眺めていると、突然頭上から大きな音が響いてきました。
思わず身をすくめると、ガンの群れが低空飛行で通り過ぎていきました。

再びトレイルに戻りしばらく散策を楽しむと、いよいよ「ポイント・アトキンソン灯台」の入り口に着きました。
ところが、観光地ではないので灯台自体には入場できないようです。仕方なく少し離れて眺めます。

この地に初めて灯台が建てられたのは、1875年にさかのぼります。
こちららは展示されていた昔の灯台のパネルです。この地で140年以上も航海の安全を見守ってきた歴史を感じます。

近づけないので、灯台にズームインです。
この高さ18.3mの現役の灯台は1912年に完成したそうで、すでに100歳を超えています。

最初に灯台を眺めたのと反対側のビューポイントにやってきました。
こちらの海岸には流木が流れ着いており、なかなかの風情を醸し出しています。

ここからも灯台がきれいに見えます。入場できなくて残念な気もしましたが、灯台は遠くから眺めた方がやっぱりきれいに見えますね。
大都会バンクーバーから少し離れただけですが、訪れる人も少なくてとても静かな公園です。ハイキング好きの方には、かなりお勧めの公園です。

遠い向こう岸には、ブリティッシュコロンビア大学あたりが眺められます。ここに設置されているパネルを見ると、くじらやシャチが見えるようです。
思わず興奮して目を凝らしましたが、まったく姿は見えません。
読めない英語を改めて睨んでみると、「もしも発見したら、この番号に電話してください」と書いてあります。ということは、よほどのことがなければ見つけられないということなのですね…

右手に少し回り込んでみると、小さな島とフェリーが見えてきました。おそらく「ボーエン・アイランド」という島です。
実はこのライトハウスパークに来るか、ボーエン島に渡ってみるか悩んだ結果こちらに来たので、ここから眺めながら想像を膨らませます。

のんびりと風景を楽しみながら、二時間半ほどあるいてハイキングは終了です。結局熊さんに出会うことはありませんでした。
バス停のある大通りに戻ってきたら、サイクリングのイベントが開催中でした。
皆さんお揃いのジャージで笑顔で手を振ってくれたので、レースというよりは走りを楽しむ大会のようです。

ここバンクーバーに来るまでは名前も知らなかったライトハウスパークですが、大自然を満喫しながらもハードではないトレイルで、のんびりと楽しむことができました。
決して有名ではありませんが、バンクーバーを訪れる皆さんにお勧めできるスポットです。
この後は、再びバスに乗って、「ホースシューベイ」に向かいます。
~つづく~