『バンクーバー満喫の旅』 第3日目①
夏のバンクーバー満喫の旅も三日目に入ります。今日は早起きして遠出します。
山岳リゾートで有名な『ウィスラー』を目指します!
バンクーバーからウィスラーには車で2時間半ほどの距離です。調べてみるとバスが便利なようです。アメリカで有名なバス会社、グレイハウンドはカナダでも運行しています。バンクーバーの乗り場は、中心部から少し離れたVIA鉄道の「パシフィック・セントラル駅」に併設されています。
朝7:30発のバスをHPで予約していたので、1時間前には乗り場に来るようにとのことでした。ハイアットリージェンシーホテルのある「バラード駅」からスカイトレインで5分ほどなので安心していましたが、この日が日曜日だったため、結構大変なことになってしまいました!!
日曜日のスカイトレインの始発は、なんと7時過ぎなのです。夜明け前から電車が走るのが当たり前だと思っていたのですが、会社がお休みの日にはかなり遅めのスタートとなるようです。都会はどこも東京と同じと思い込んでしまい失敗しました…
慌ててあれこれと調べたら、なんとか路線バスは走っているようです。急いで出発し、なんとか無事にたどり着くことができました。
こちらが、パシフィック・セントラル駅の外観です。重厚な石造りの美しい建物です。

これまで北米を旅するたびに気になっていたグレイハウンドです。以前のイメージでは「チープで危険」というものばかりだったのですが、あらためて確認すると、意外に「便利で安全」に変わっているようです。そこで、思い切って乗ってみることにしました。
事前の案内では「一時間前には集合して、写真付きの身分証を提示すること」とあったので、わざわざパスポートを持参したのですが、予想通り?どちらも不要のようでした。
それでは、グレイハウンドの旅に出発です。

バスは朝方の街を走り始めました。少し古いバスですが座席も大きく、なかなか快適です。
そしてバンクーバーからウィスラーに向かう道中は、景色も最高です。
「シートゥスカイ・ハイウェイ」と呼ばれている、海と空がきれいな道路を駆け抜けます。

途中に休憩をはさんだ2時間半の道のりでしたが、きれいな景色を眺めているうちにあっという間にウィスラーに到着です。
さっそく『ウィスラー・ビレッジ』にやってきました。
マウンテンリゾートらしく、いろんなお店が軒を連ねています。

今日の我が家はリゾートではなく、アクティブに楽しむ予定です。
ビレッジを抜けた先にある「ウィスラービレッジ・ゴンドラ」の乗り場にやってきました。日本で予約しておいたチケットを受け取り、乗り場へと急ぎます。

冬にはスキーリゾートで有名なウィスラーですが、ウィスラー山と隣のブラッコム山とに張り巡らされたゴンドラは、夏場のアクティビティとしても活用されています。ハイキングやマウンテンバイクの利用者で大賑わいです。
まずはウィスラーマウンテンの8合目まで登るゴンドラに乗り込みます。季節外れの高温ですが、さすがに山肌には紅葉の気配が見られます。

ゴンドラはぐんぐん高度を上げていきます。
振り返るとウィスラービレッジははるかに下の方に見えています。代わりに遠くの山々が姿を現しました。

30分近くもゴンドラに乗車して、標高1,850mにある8合目に到着しました。
向こうに見える岩山が、目指すウィスラーマウンテンの頂上です。

そしてここには大きな五輪マークがありました。ここウィスラーは、バンクーバーオリンピックのスキー競技の会場になっていたので、表彰台が展示されています。
もちろん中央に立って記念撮影を行いました。

頂上に向かうためには、ここから少し下ったところでリフトに乗り継ぎます。せっかく上ったのに、わざわざ下るのも残念ですが、仕方なく歩きます。
ご覧のようにきれいな花も咲いています。

整備された道を10分ほど下ってきたところで、頂上に向かうリフト「ザ・ピーク」の乗り場に到着です。これで頂上まで座ったままで登ることができます。
へなちょこ登山家の我が家にはありがたい限りです。

いよいよ乗り込みます。
先ほどまでのゴンドラと違い、スキー用のリフトそのものです。むき出しの岩肌を眺めながら、一気に高度を上げていきます。

バランスに気を付けながら振り返ってみると、ものすごい高度感です。
足元を見下ろすと、大雪渓が広がっています。落っこちたらひとたまりもありませんね。

ついに、標高2,182mの頂上に到達しました!
バンクーバー五輪の公式エンブレムにも使われた、イヌイット伝統の石積み「イヌクシュク」がお出迎えです。

頂上には、このような山の全体とトレイルが書かれた看板が設置されています。
さっきのゴンドラの駅まで歩いて降りるルートもあるようですが、我が家は頂上からの眺めを満喫することにします。

ここからの眺めは、まさに絶景の一言です。
雲一つない快晴で、遠くに広がる山々を360度のパノラマで楽しむことができます。

見渡す限り、山また山です。
右手には大きな氷河が広がっています。遠い日本から、はるばるやってきた甲斐がありました。

このひときわ目を引く岩山は、「ブラックタスク」(黒い牙)と呼ばれています。
ウィスラー周辺のシンボルのような存在で、かつて先住民はここを雷を生むという伝説の鳥「サンダー バード」が住む山として崇めてきたそうです。

こんな素晴らしい景色まで、ゴンドラとリフトで簡単にアクセスできるなんて、本当に文明の力に感謝です。
神々しい山々に囲まれて、気分は最高潮です!!
~つづく~
山岳リゾートで有名な『ウィスラー』を目指します!
バンクーバーからウィスラーには車で2時間半ほどの距離です。調べてみるとバスが便利なようです。アメリカで有名なバス会社、グレイハウンドはカナダでも運行しています。バンクーバーの乗り場は、中心部から少し離れたVIA鉄道の「パシフィック・セントラル駅」に併設されています。
朝7:30発のバスをHPで予約していたので、1時間前には乗り場に来るようにとのことでした。ハイアットリージェンシーホテルのある「バラード駅」からスカイトレインで5分ほどなので安心していましたが、この日が日曜日だったため、結構大変なことになってしまいました!!
日曜日のスカイトレインの始発は、なんと7時過ぎなのです。夜明け前から電車が走るのが当たり前だと思っていたのですが、会社がお休みの日にはかなり遅めのスタートとなるようです。都会はどこも東京と同じと思い込んでしまい失敗しました…
慌ててあれこれと調べたら、なんとか路線バスは走っているようです。急いで出発し、なんとか無事にたどり着くことができました。
こちらが、パシフィック・セントラル駅の外観です。重厚な石造りの美しい建物です。

これまで北米を旅するたびに気になっていたグレイハウンドです。以前のイメージでは「チープで危険」というものばかりだったのですが、あらためて確認すると、意外に「便利で安全」に変わっているようです。そこで、思い切って乗ってみることにしました。
事前の案内では「一時間前には集合して、写真付きの身分証を提示すること」とあったので、わざわざパスポートを持参したのですが、予想通り?どちらも不要のようでした。
それでは、グレイハウンドの旅に出発です。

バスは朝方の街を走り始めました。少し古いバスですが座席も大きく、なかなか快適です。
そしてバンクーバーからウィスラーに向かう道中は、景色も最高です。
「シートゥスカイ・ハイウェイ」と呼ばれている、海と空がきれいな道路を駆け抜けます。

途中に休憩をはさんだ2時間半の道のりでしたが、きれいな景色を眺めているうちにあっという間にウィスラーに到着です。
さっそく『ウィスラー・ビレッジ』にやってきました。
マウンテンリゾートらしく、いろんなお店が軒を連ねています。

今日の我が家はリゾートではなく、アクティブに楽しむ予定です。
ビレッジを抜けた先にある「ウィスラービレッジ・ゴンドラ」の乗り場にやってきました。日本で予約しておいたチケットを受け取り、乗り場へと急ぎます。

冬にはスキーリゾートで有名なウィスラーですが、ウィスラー山と隣のブラッコム山とに張り巡らされたゴンドラは、夏場のアクティビティとしても活用されています。ハイキングやマウンテンバイクの利用者で大賑わいです。
まずはウィスラーマウンテンの8合目まで登るゴンドラに乗り込みます。季節外れの高温ですが、さすがに山肌には紅葉の気配が見られます。

ゴンドラはぐんぐん高度を上げていきます。
振り返るとウィスラービレッジははるかに下の方に見えています。代わりに遠くの山々が姿を現しました。

30分近くもゴンドラに乗車して、標高1,850mにある8合目に到着しました。
向こうに見える岩山が、目指すウィスラーマウンテンの頂上です。

そしてここには大きな五輪マークがありました。ここウィスラーは、バンクーバーオリンピックのスキー競技の会場になっていたので、表彰台が展示されています。
もちろん中央に立って記念撮影を行いました。

頂上に向かうためには、ここから少し下ったところでリフトに乗り継ぎます。せっかく上ったのに、わざわざ下るのも残念ですが、仕方なく歩きます。
ご覧のようにきれいな花も咲いています。

整備された道を10分ほど下ってきたところで、頂上に向かうリフト「ザ・ピーク」の乗り場に到着です。これで頂上まで座ったままで登ることができます。
へなちょこ登山家の我が家にはありがたい限りです。

いよいよ乗り込みます。
先ほどまでのゴンドラと違い、スキー用のリフトそのものです。むき出しの岩肌を眺めながら、一気に高度を上げていきます。

バランスに気を付けながら振り返ってみると、ものすごい高度感です。
足元を見下ろすと、大雪渓が広がっています。落っこちたらひとたまりもありませんね。

ついに、標高2,182mの頂上に到達しました!
バンクーバー五輪の公式エンブレムにも使われた、イヌイット伝統の石積み「イヌクシュク」がお出迎えです。

頂上には、このような山の全体とトレイルが書かれた看板が設置されています。
さっきのゴンドラの駅まで歩いて降りるルートもあるようですが、我が家は頂上からの眺めを満喫することにします。

ここからの眺めは、まさに絶景の一言です。
雲一つない快晴で、遠くに広がる山々を360度のパノラマで楽しむことができます。

見渡す限り、山また山です。
右手には大きな氷河が広がっています。遠い日本から、はるばるやってきた甲斐がありました。

このひときわ目を引く岩山は、「ブラックタスク」(黒い牙)と呼ばれています。
ウィスラー周辺のシンボルのような存在で、かつて先住民はここを雷を生むという伝説の鳥「サンダー バード」が住む山として崇めてきたそうです。

こんな素晴らしい景色まで、ゴンドラとリフトで簡単にアクセスできるなんて、本当に文明の力に感謝です。
神々しい山々に囲まれて、気分は最高潮です!!
~つづく~