『春の台湾縦断の旅』 第2日目(高雄編)②
春の台湾縦断旅行の二日目の後半です。
ホテルで休憩した後は、『旗津半島』を目指します。
すっかり熱帯リゾート気分の主人は、早くも短パンとTシャツに着替えています。
MRT「西子湾駅」から人の流れに沿って10分ほど歩くと、フェリー乗り場に辿りつきます。

ここ鼓山フェリーターミナルから対岸の旗津までは、約5分の小さな船旅です。
ご覧のようにバイクや自転車で乗り込む人が多いようです。徒歩で乗り込む人も多く、行列ができています。料金も15ドルと格安です。

フェリーが出航しました。距離は短いですが、クルーズ気分は十分満喫できます。
湾越しに、先ほど訪れた「高雄85ビル」が眺められます。やはり高雄ではひときわ高い建物です。

早くも対岸のフェリーターミナルが近づいてきました。
レンガ造りのレトロな建物です。さあ、いよいよ上陸します。

旗津半島内の見どころは、割とコンパクトにまとまっているため徒歩でも十分楽しめます。
灯台に向けて坂道を登っていくと、見晴らしのいい場所に出ました。
もともとは対岸と地続きだったのを、船を通すために切り離されて島になったそうです。
ちょうど向こう岸には、観光スポットの「英国領事館官邸跡」があります。

灯台まで登ったものの、なぜか閉まっており、写真も写せる場所がありませんでした。
そこから少し下ったところに、堅固な「旗後砲台」(砲台跡)が残されています。

清朝時代の1875年に建造された砲台は、砲台というより巨大な要塞のようです。
砲台という性質上、かなり見晴らしの良い場所に設けられてますので、平和になった現在では絶好のビュースポットとなっています。

砲台は西側の外洋に面して作られているので、夕日スポットとしても有名なようです。
今は雨季とはいえ、なんとか太陽は出ています。日没にはまだ時間がありますが、なんだかモネの「印象・日の出」のような写真が撮れたと、主人が自画自賛です(??)。

砲台から見下ろすと、砂浜が広がっています。
日没までもう少し時間がありそうなので、あちらに下りて眺めてみることにします。

上から眺めたよりも実際は距離がありましたが、ようやく砂浜までやってきました。
いつの間にかお日様は雲に隠れてしまったようですが、日暮れ時の静かな雰囲気をゆったりと楽しむことができました。

ビーチからフェリーターミナルまでは、道の両側にびっしりと海産物を扱うお店が並んでいます。
屋台もたくさん出ており、まるでお祭りのような賑わいです。
この後は、再びフェリーに乗って夕食に向かいます。

一体ここは、秋葉原か!?
実はここは、MRT「塩埕埔駅」の構内の「前進吧!高捷少女」という地下鉄のキャラの実物大のパネルです。
ある意味これも日本文化なのでしょうが、なかなかのインパクトでした。

「萌える」塩埕埔駅からしばらく歩いたところが、今宵のディナーのお店です。
前回の台北旅行で食べた牛肉麺に大感動した主人の希望で、高雄の牛肉麺の名店、『港園牛肉麺館』です。

メニューはシンプルでした。牛肉麺の他には、豚足が乗っているものが人気のようです。多くの方が、写真奥の汁なしを注文されています。麺が平たい腰のあるうどんのようで、ツルツルモチモチしていて、味が絡んでいてとても美味しいです。このお味を的確に表現することができないのが心苦しいですが、とにかくとても美味しいです。お勧めは人気の汁なしです!

お店を出て少し歩くと、涼しげな川に出ました。見ると、またまたくまモン高雄熊が登場です。
しばらく見ていると、夜なのに何人もの人が記念撮影をしています。この熊ちゃん、やはりなかなかの人気者のようです。

こちらの川は、その名も「愛河」で、夜はきれいにライトアップされるそうです。
地図を見てみると、MRTの駅まで戻るよりも川沿いに歩いた方がホテルが近そうです。
夜景もきれいなので、のんびりと涼みながらホテルに向かいました。

一旦ホテルに戻りましたが、まだまだ体力は残っています。それならば、ということで夜市見物に出かけました。
幸いなことに高雄一の夜市、『六合夜市』が徒歩圏なので、散歩がてらに行ってみました。
港町なので、新鮮な海鮮屋台が人気のようです。ピチピチ跳ねているエビを串刺しにして焼いているのが、どんどん売れていました。中国大陸からの観光客の方が多いようで大変な賑わいでした。

台湾縦断の旅の二日目は、かなり充実した一日になりました。
明日は高鐵パスを活用して、隣町の古都「台南」を訪れます。
~つづく~
ホテルで休憩した後は、『旗津半島』を目指します。
すっかり熱帯リゾート気分の主人は、早くも短パンとTシャツに着替えています。
MRT「西子湾駅」から人の流れに沿って10分ほど歩くと、フェリー乗り場に辿りつきます。

ここ鼓山フェリーターミナルから対岸の旗津までは、約5分の小さな船旅です。
ご覧のようにバイクや自転車で乗り込む人が多いようです。徒歩で乗り込む人も多く、行列ができています。料金も15ドルと格安です。

フェリーが出航しました。距離は短いですが、クルーズ気分は十分満喫できます。
湾越しに、先ほど訪れた「高雄85ビル」が眺められます。やはり高雄ではひときわ高い建物です。

早くも対岸のフェリーターミナルが近づいてきました。
レンガ造りのレトロな建物です。さあ、いよいよ上陸します。

旗津半島内の見どころは、割とコンパクトにまとまっているため徒歩でも十分楽しめます。
灯台に向けて坂道を登っていくと、見晴らしのいい場所に出ました。
もともとは対岸と地続きだったのを、船を通すために切り離されて島になったそうです。
ちょうど向こう岸には、観光スポットの「英国領事館官邸跡」があります。

灯台まで登ったものの、なぜか閉まっており、写真も写せる場所がありませんでした。
そこから少し下ったところに、堅固な「旗後砲台」(砲台跡)が残されています。

清朝時代の1875年に建造された砲台は、砲台というより巨大な要塞のようです。
砲台という性質上、かなり見晴らしの良い場所に設けられてますので、平和になった現在では絶好のビュースポットとなっています。

砲台は西側の外洋に面して作られているので、夕日スポットとしても有名なようです。
今は雨季とはいえ、なんとか太陽は出ています。日没にはまだ時間がありますが、なんだかモネの「印象・日の出」のような写真が撮れたと、主人が自画自賛です(??)。

砲台から見下ろすと、砂浜が広がっています。
日没までもう少し時間がありそうなので、あちらに下りて眺めてみることにします。

上から眺めたよりも実際は距離がありましたが、ようやく砂浜までやってきました。
いつの間にかお日様は雲に隠れてしまったようですが、日暮れ時の静かな雰囲気をゆったりと楽しむことができました。

ビーチからフェリーターミナルまでは、道の両側にびっしりと海産物を扱うお店が並んでいます。
屋台もたくさん出ており、まるでお祭りのような賑わいです。
この後は、再びフェリーに乗って夕食に向かいます。

一体ここは、秋葉原か!?
実はここは、MRT「塩埕埔駅」の構内の「前進吧!高捷少女」という地下鉄のキャラの実物大のパネルです。
ある意味これも日本文化なのでしょうが、なかなかのインパクトでした。

「萌える」塩埕埔駅からしばらく歩いたところが、今宵のディナーのお店です。
前回の台北旅行で食べた牛肉麺に大感動した主人の希望で、高雄の牛肉麺の名店、『港園牛肉麺館』です。

メニューはシンプルでした。牛肉麺の他には、豚足が乗っているものが人気のようです。多くの方が、写真奥の汁なしを注文されています。麺が平たい腰のあるうどんのようで、ツルツルモチモチしていて、味が絡んでいてとても美味しいです。このお味を的確に表現することができないのが心苦しいですが、とにかくとても美味しいです。お勧めは人気の汁なしです!

お店を出て少し歩くと、涼しげな川に出ました。見ると、またまた
しばらく見ていると、夜なのに何人もの人が記念撮影をしています。この熊ちゃん、やはりなかなかの人気者のようです。

こちらの川は、その名も「愛河」で、夜はきれいにライトアップされるそうです。
地図を見てみると、MRTの駅まで戻るよりも川沿いに歩いた方がホテルが近そうです。
夜景もきれいなので、のんびりと涼みながらホテルに向かいました。

一旦ホテルに戻りましたが、まだまだ体力は残っています。それならば、ということで夜市見物に出かけました。
幸いなことに高雄一の夜市、『六合夜市』が徒歩圏なので、散歩がてらに行ってみました。
港町なので、新鮮な海鮮屋台が人気のようです。ピチピチ跳ねているエビを串刺しにして焼いているのが、どんどん売れていました。中国大陸からの観光客の方が多いようで大変な賑わいでした。

台湾縦断の旅の二日目は、かなり充実した一日になりました。
明日は高鐵パスを活用して、隣町の古都「台南」を訪れます。
~つづく~