『ボルネオ島 コタキナバル旅行』 第2日目①
コタキナバル旅行の二日目です。
今日は朝から世界遺産の『キナバル公園』へ向かいます。
キナバル公園は、東南アジア最高峰のキナバル山を中心とした自然公園で、2000年にマレーシアで初めての世界遺産に認定されました。公園までは、コタキナバルから車で約2時間の距離です。
朝の7時半にホテルにお迎えが来て、キナバル公園に向けたドライブを開始します。公園への一本道は信号もなく、ほぼノンストップで順調に進んでいきます。
1時間ほど走ったところで、「ナバル村」という所で休憩に立ち寄りました。
標高4,095mのキナバル山の雄姿です。残念ながら雲に包まれて全容を見ることはできません。

こちらは、展望台に設置してある看板です。雲が無ければこのように見えるようです。
キナバル山は、このようにいくつかのピークからなる山のようです。富士山よりも高い山ですが、日本からの登山客も多いそうです。

ガイドさんのお話だと、ここからきれいにキナバル山が見える確率は、6割くらいだそうです。
富士山の場合は影も形も見えない日が多いことを思うと、これだけ見れるだけでもOKかもしれません。
4,000m級だけあって、確かに左手の山と比べると際立って高いですね。

村の様子です。展望台の脇の100m程の道の両脇に、土産物屋さんや果物屋さんが並んでいます。
ボルネオでは犬は放し飼いのようで、何匹ものワンちゃんが首輪もつけずにのんびりとくつろいでいます。(当然、野良なのか飼い犬なのかの区別もつきません)

いよいよ標高約1,500mのキナバル公園の入り口に到着しました。公園ゲートにはお馴染みの世界遺産のマークが掲示されています。
バスを降りて、まずはビジターセンターの建物でガイドさんの説明を聞きます。

ビジターセンター内部です。ここでは色んなパネルや標本が展示されています。
これは「世界最大の花」ラフレシアの一生を解説したパネルです。ガイドさんは植物について詳しいようで、丁寧に説明してくれました。

キナバル公園に生息する昆虫の標本が飾られています。巨大な蛾やさらに大きいナナフシなど、いかにもジャングルといった昆虫が勢ぞろいです。なんといっても日本のものとは大きさが違います。
山の中でこんな虫に出会ったら、と思うとゾッとしました。

ビジターセンターの後は、いよいよ大自然の懐に飛び込みます。
少し離れたところにある「ボタニカル・ガーデン」(植物園)を見学します。

園内にはこのような感じで歩道が整備されており、快適なウォーキングを楽しむことができます。標高が高いので涼しい爽やかな風がふいています。
ただ、困ったことに蚊が多いです。日本ではデング熱が流行っているだけに、刺されないように気を使いましたが、結局何か所も刺されてしまいました。

さすがに珍しい植物が沢山あります。これはバナナの木です。真ん中から垂れ下がっている重りのようなものが花なのだそうです。バナナの花が、こんな風になるとは知りませんでした。

これは変わった木です。クルクルと渦巻くように空に伸びています。
説明によると、もともとは大きな木に巻き付いて育った後に、中の木だけが枯れてしまった結果なのだそうです。
言われてみると、なるほどと思いました。

これは「ウツボカズラ」、食虫植物です。この大きな壺の部分で虫を捕えるそうです。
鉢植えなのが少し残念ですが、食虫植物を初めて見ることができました。
しばらく目を凝らして眺めていましたが、さすがに虫を捕える瞬間は見ることができませんでした。

さて、ここからは次の目的地「ポーリン温泉」に向かいます。途中の道端に、こんな幕が出されています。どうやらラフレシアが咲いているようです。
せっかくなので、1人30RMを支払って入場することにしました。(約1,000円なので、結構高価です!)

ラフレシアが咲いている場所に向かう途中に、ゴムの木が植えられていました。
木の皮が一部剥がされており、そこから流れた樹液が集めれています。白い塊になっていたので触ってみると、確かにゴムの感触です。知識としては知っていましたが、これも初めて見ました。

いよいよ世界最大の花、ラフレシアとご対面です!!
ボルネオ島に生えているものはやや小型で、60cm位の大きさです。花弁の数は5枚ですが、もう少し大きなものには6枚のものがあるそうです。

お世辞にも美しい花ではありませんが、実際に目の前にするとやっぱり感激します。
これがラフレシアの蕾です。ラフレシアは寄生植物のため茎も葉っぱもなく、このように直接花だけが咲くのだそうです。

ラフレシア園から少し進んだところで、ポーリン温泉に到着しました。こちらのレストランで地元の郷土料理のランチです。写真は撮り忘れましたが、野菜中心の中華料理といった感じで結構美味しかったです。

さて、食事の後はいよいよ本日のメイン、「キャノピーウォーク」を楽しむ予定です。
標高が下がったので、熱帯特有の高温多湿な暑さです。こんな暑さの中を歩けるのか心配になってきました。
~つづく~
今日は朝から世界遺産の『キナバル公園』へ向かいます。
キナバル公園は、東南アジア最高峰のキナバル山を中心とした自然公園で、2000年にマレーシアで初めての世界遺産に認定されました。公園までは、コタキナバルから車で約2時間の距離です。
朝の7時半にホテルにお迎えが来て、キナバル公園に向けたドライブを開始します。公園への一本道は信号もなく、ほぼノンストップで順調に進んでいきます。
1時間ほど走ったところで、「ナバル村」という所で休憩に立ち寄りました。
標高4,095mのキナバル山の雄姿です。残念ながら雲に包まれて全容を見ることはできません。

こちらは、展望台に設置してある看板です。雲が無ければこのように見えるようです。
キナバル山は、このようにいくつかのピークからなる山のようです。富士山よりも高い山ですが、日本からの登山客も多いそうです。

ガイドさんのお話だと、ここからきれいにキナバル山が見える確率は、6割くらいだそうです。
富士山の場合は影も形も見えない日が多いことを思うと、これだけ見れるだけでもOKかもしれません。
4,000m級だけあって、確かに左手の山と比べると際立って高いですね。

村の様子です。展望台の脇の100m程の道の両脇に、土産物屋さんや果物屋さんが並んでいます。
ボルネオでは犬は放し飼いのようで、何匹ものワンちゃんが首輪もつけずにのんびりとくつろいでいます。(当然、野良なのか飼い犬なのかの区別もつきません)

いよいよ標高約1,500mのキナバル公園の入り口に到着しました。公園ゲートにはお馴染みの世界遺産のマークが掲示されています。
バスを降りて、まずはビジターセンターの建物でガイドさんの説明を聞きます。

ビジターセンター内部です。ここでは色んなパネルや標本が展示されています。
これは「世界最大の花」ラフレシアの一生を解説したパネルです。ガイドさんは植物について詳しいようで、丁寧に説明してくれました。

キナバル公園に生息する昆虫の標本が飾られています。巨大な蛾やさらに大きいナナフシなど、いかにもジャングルといった昆虫が勢ぞろいです。なんといっても日本のものとは大きさが違います。
山の中でこんな虫に出会ったら、と思うとゾッとしました。

ビジターセンターの後は、いよいよ大自然の懐に飛び込みます。
少し離れたところにある「ボタニカル・ガーデン」(植物園)を見学します。

園内にはこのような感じで歩道が整備されており、快適なウォーキングを楽しむことができます。標高が高いので涼しい爽やかな風がふいています。
ただ、困ったことに蚊が多いです。日本ではデング熱が流行っているだけに、刺されないように気を使いましたが、結局何か所も刺されてしまいました。

さすがに珍しい植物が沢山あります。これはバナナの木です。真ん中から垂れ下がっている重りのようなものが花なのだそうです。バナナの花が、こんな風になるとは知りませんでした。

これは変わった木です。クルクルと渦巻くように空に伸びています。
説明によると、もともとは大きな木に巻き付いて育った後に、中の木だけが枯れてしまった結果なのだそうです。
言われてみると、なるほどと思いました。

これは「ウツボカズラ」、食虫植物です。この大きな壺の部分で虫を捕えるそうです。
鉢植えなのが少し残念ですが、食虫植物を初めて見ることができました。
しばらく目を凝らして眺めていましたが、さすがに虫を捕える瞬間は見ることができませんでした。

さて、ここからは次の目的地「ポーリン温泉」に向かいます。途中の道端に、こんな幕が出されています。どうやらラフレシアが咲いているようです。
せっかくなので、1人30RMを支払って入場することにしました。(約1,000円なので、結構高価です!)

ラフレシアが咲いている場所に向かう途中に、ゴムの木が植えられていました。
木の皮が一部剥がされており、そこから流れた樹液が集めれています。白い塊になっていたので触ってみると、確かにゴムの感触です。知識としては知っていましたが、これも初めて見ました。

いよいよ世界最大の花、ラフレシアとご対面です!!
ボルネオ島に生えているものはやや小型で、60cm位の大きさです。花弁の数は5枚ですが、もう少し大きなものには6枚のものがあるそうです。

お世辞にも美しい花ではありませんが、実際に目の前にするとやっぱり感激します。
これがラフレシアの蕾です。ラフレシアは寄生植物のため茎も葉っぱもなく、このように直接花だけが咲くのだそうです。

ラフレシア園から少し進んだところで、ポーリン温泉に到着しました。こちらのレストランで地元の郷土料理のランチです。写真は撮り忘れましたが、野菜中心の中華料理といった感じで結構美味しかったです。

さて、食事の後はいよいよ本日のメイン、「キャノピーウォーク」を楽しむ予定です。
標高が下がったので、熱帯特有の高温多湿な暑さです。こんな暑さの中を歩けるのか心配になってきました。
~つづく~