『夏の白馬~安曇野』 ドライブ旅行②
白馬~安曇野ドライブ旅行の続きです。
「親海湿原」で花々を楽しんだ後は、近くにある『姫川源流』に向かいます。
姫川は先ほど訪れた「大出の吊橋」が架かっていた川で、新潟県糸魚川市を通って日本海に流れ込みます。その源流地点がこちらになります。

川の源流というと山奥を想像してしまいますが、意外にも国道から近い平坦地から湧き出ています。
川下の白馬方面を眺めてみると、とても長閑な田園風景が広がっています。ここから60km先の日本海に向かって流れていきます。

湧き水の流れに目をやると、水面に白くて可愛い花が咲いています。
清流に育つ花で「バイカモ」という名前だそうです。

親海湿原から姫川源流までのプチハイキングを終えて、ドライブを再開します。ここからは安曇野方面に向かいます。道中では「仁科三湖」といわれるきれいな3つの湖の脇を通過します。
こちらは、そのうちの『青木湖』です。
仁科三湖の中で最大でハート型の湖です。カヌーを楽しむ人たちで賑わっています。

続いて、大町市にやってきました。ここ信濃大町駅は、黒部ダム観光の拠点です。
この町でランチにしたいと思います。

ネットで調べてみたところ、大町市は名物の「黒部ダムカレー」に力を入れているそうです。
駅の観光案内所でパンフレットをもらったところ、駅の周辺に何店舗もあるようです。
「どれにしよう?」と言いながら、一店ずつ回ってみることにしました。ところが!?
夏休み期間の土曜日だというのに、ほとんどの店は閉まっています。
駅周辺を二回りほどしましたが、結局はあきらめてまさかのコンビニ弁当を買うことになりました。
こちらの写真は、以前黒部ダムを訪れた時のダムカレーの写真です。あー、食べたかった・・・

美味しいカレーにはありつけなかったものの、せっかく大町市に来たので少し観光を楽しみます。
急な坂道を登った先にある『大町山岳博物館』にやってきました。
親子連れのカモシカ象がお出迎えです。

さっそく入館してみます。こちらは3階の展望室からの眺めです。
雲が無ければ、北アルプスの絶景が楽しめるそうですが、残念ながら手前の山々しか眺めることができません。

2階からが館内展示となっています。こちらは「今を生きるいきもの」という展示で、大町市内から高山にかけて生息する動物たちのはく製が並んでいます。
こちらのニホンカモシカをはじめとして、タヌキやおサルといった身近なものから、滅多に見られないライチョウまで多彩な展示です。思わずじっくりと見入ってしまいました。

そして1階は、もちろん登山の歴史についての展示です。
昔ながらの登山装備や山小屋の実物大の模型などで、「北アルプスの山岳文化」を教えてくれます。

こちらの人形が着ているのは、日本最初のエベレスト登山隊の方が身に着けていた装備一式です。
よく見ると手袋は、ハイテク素材でもなんでもないウールのようです。
今どきの高尾山の山ガール並み?の装備で世界最高峰を制覇したとは、すごいとしか言えません。

さて、こちらはうって変わってゆるキャラの登場です。名前は『おおまぴょん』だそうです。
頭の上に乗っているは、もちろん北アルプスです。好物は黒部ダムカレーとのことですが、今日の町の様子ではなかなかありつくことはできなさそうですね。

この博物館には付属園があり、近隣で保護された動物が展示されたミニ動物園になっています。
この子は2004年にこの付属園で生まれたニホンカモシカで、「さつき」という名前だそうです。
「さつきちゃーん!」と呼びかけたら、振り向いて見事にポーズを決めてくれました。

お目当ての黒部ダムカレーが食べられなかったのは残念ですが、この山岳博物館は思った以上に見どころがあり楽しむことができました。
この後は再びドライブで、安曇野方面へ向かいます。
~つづく~
『大町山岳博物館』のHP
「親海湿原」で花々を楽しんだ後は、近くにある『姫川源流』に向かいます。
姫川は先ほど訪れた「大出の吊橋」が架かっていた川で、新潟県糸魚川市を通って日本海に流れ込みます。その源流地点がこちらになります。

川の源流というと山奥を想像してしまいますが、意外にも国道から近い平坦地から湧き出ています。
川下の白馬方面を眺めてみると、とても長閑な田園風景が広がっています。ここから60km先の日本海に向かって流れていきます。

湧き水の流れに目をやると、水面に白くて可愛い花が咲いています。
清流に育つ花で「バイカモ」という名前だそうです。

親海湿原から姫川源流までのプチハイキングを終えて、ドライブを再開します。ここからは安曇野方面に向かいます。道中では「仁科三湖」といわれるきれいな3つの湖の脇を通過します。
こちらは、そのうちの『青木湖』です。
仁科三湖の中で最大でハート型の湖です。カヌーを楽しむ人たちで賑わっています。

続いて、大町市にやってきました。ここ信濃大町駅は、黒部ダム観光の拠点です。
この町でランチにしたいと思います。

ネットで調べてみたところ、大町市は名物の「黒部ダムカレー」に力を入れているそうです。
駅の観光案内所でパンフレットをもらったところ、駅の周辺に何店舗もあるようです。
「どれにしよう?」と言いながら、一店ずつ回ってみることにしました。ところが!?
夏休み期間の土曜日だというのに、ほとんどの店は閉まっています。
駅周辺を二回りほどしましたが、結局はあきらめてまさかのコンビニ弁当を買うことになりました。
こちらの写真は、以前黒部ダムを訪れた時のダムカレーの写真です。あー、食べたかった・・・

美味しいカレーにはありつけなかったものの、せっかく大町市に来たので少し観光を楽しみます。
急な坂道を登った先にある『大町山岳博物館』にやってきました。
親子連れのカモシカ象がお出迎えです。

さっそく入館してみます。こちらは3階の展望室からの眺めです。
雲が無ければ、北アルプスの絶景が楽しめるそうですが、残念ながら手前の山々しか眺めることができません。

2階からが館内展示となっています。こちらは「今を生きるいきもの」という展示で、大町市内から高山にかけて生息する動物たちのはく製が並んでいます。
こちらのニホンカモシカをはじめとして、タヌキやおサルといった身近なものから、滅多に見られないライチョウまで多彩な展示です。思わずじっくりと見入ってしまいました。

そして1階は、もちろん登山の歴史についての展示です。
昔ながらの登山装備や山小屋の実物大の模型などで、「北アルプスの山岳文化」を教えてくれます。

こちらの人形が着ているのは、日本最初のエベレスト登山隊の方が身に着けていた装備一式です。
よく見ると手袋は、ハイテク素材でもなんでもないウールのようです。
今どきの高尾山の山ガール並み?の装備で世界最高峰を制覇したとは、すごいとしか言えません。

さて、こちらはうって変わってゆるキャラの登場です。名前は『おおまぴょん』だそうです。
頭の上に乗っているは、もちろん北アルプスです。好物は黒部ダムカレーとのことですが、今日の町の様子ではなかなかありつくことはできなさそうですね。

この博物館には付属園があり、近隣で保護された動物が展示されたミニ動物園になっています。
この子は2004年にこの付属園で生まれたニホンカモシカで、「さつき」という名前だそうです。
「さつきちゃーん!」と呼びかけたら、振り向いて見事にポーズを決めてくれました。

お目当ての黒部ダムカレーが食べられなかったのは残念ですが、この山岳博物館は思った以上に見どころがあり楽しむことができました。
この後は再びドライブで、安曇野方面へ向かいます。
~つづく~
『大町山岳博物館』のHP