『春の台北旅行』 第4日目(最終日)
春の台北旅行、いよいよ最終日の四日目になりました。
帰国は午後の便なので、午前中いっぱいはまだ観光を楽しむつもりです。
この日は特に早起きをして、さっそくお出かけします。この3日間で訪れなかった龍山寺エリアに向かいます。MRT龍山寺駅を降りて、まずは恒例の朝食を頂きたいと思います。
本日選んだのは、『老艋舺鹹粥店』というお粥屋さんです。
看板には50年、手前の提灯には60年の歴史と書いてあるので、とにかくすごい老舗のようです。

周りのお客さんを見てみると、お粥と小さいおかずを食べるのが定番のようです。
お粥は、お肉の出汁が聞いたスープにサラッとしたご飯が入っています。煮込んでいる中華粥とは異なるタイプです。
朝食だけでなく、お夜食にもちょうど良さそうなお粥です。

おかずは、厚揚げと看板商品の豚肉の揚げたものをお願いしました。
カリッと揚がったお肉が美味しいです。朝から、揚げ物なんてと思っていましたが、お粥とよく合って食べ進んでしまいます。お肉をしっかり食べて朝からパワーが湧いてきました。

このお店には、ご覧通りの可愛らしい「看板猫」がいました。台湾のお店では、ネズミを捕るために猫を飼っていることが多いそうです。
ところが、こちらの猫ちゃん、いつの間にか眠り込んでいました。とてもネズミ捕りは無理そうです…

龍山寺駅から老艋舺鹹粥店への道でも、「西昌街観光夜市」という市が立つようです。
ガイドブックによると、若干治安が良くないそうです。
行きに通った時には、路上で囲碁のようなものをやっていた人達がいたのですが、帰りに見るとなにやらエキサイトして、2人がかりで1人を殴りつけていました!(憶測ですが、イカサマがバレて怒りを買ったのではないでしょうか?)
びっくりして遠くから見ていましたが、周りの人は特に驚いた様子もなかったので、案外日常の風景かもしれません。
以前に国会での殴り合いの映像を見たことがありますが、そんな台湾の激しい一面を見た気がします。

いよいよ『龍山寺』にお参りします。1738年に創建された台湾最古の寺院で、今では多くの観光客でも賑わっています。
ここでは、お線香を購入して本場の作法通りにお参りしたいと思います。龍山寺には多くの神様が祀られているのですが、お一方につき一本のお線香をあげます。お参りの度に、名前、住所、生年月日等の自己紹介をした後にお祈りします。

我が家は、旅の安全と皆の健康をお祈りしました。
お堂の中には、このような真黒な衣装を着て、熱心にお祈りをしている人たちがいます。もちろん仏教寺院なのですが、ちょっとカトリックの教会のような雰囲気も感じます。

参拝の後は、もう少し周辺を歩いてみることにします。しばらく進むと、レンガ造りのレトロな建物が目を引きました。
さっそく近づいてみると、『剥皮寮』という史跡のようです。なんとも生々しいネーミングに少し躊躇しました。

動物か、それともまさか!?などと心配しながら説明書きを読むと、清の時代に、ここで木材の皮を剥いで加工していたとのことです。思わず胸を撫で下ろしました。
すっかり安心して、あらためて眺めてみると、なかなか雰囲気のある町並みです。

午前中いっぱいの観光を終えて、いよいよ日本に向けて出発となりました。
帰りもホテルの前から路線バスを利用しました。
こちらは台湾の高速道路の様子です。走っている日本車はもちろん、道路の作りから標識までが日本にそっくりです。

再び桃園国際空港にやってきました。出国手続きを終えて、スイーツで休憩します。
台湾ブランドではないのですが、香港の「糖朝」の豆花を頂きました。

最後に、台湾観光協会のウェルカムプレゼントを受け取ります。1人分は、初日の士林夜市でクーポンを使いましたが、もう1人分は、空港でのお土産にしておきました。
思った以上に立派なお土産が並んでいますが、我が家は胡麻クッキー(左下の黒い箱)を選びました。
これから台湾に行かれる方は、台湾観光協会のHPチェックをお忘れなく!

こうして、楽しかった旅はあっという間に終わりになりました。
これから飛行機に乗ると、日本はもうすぐです。

3泊4日の台北旅行を十二分に満喫することができました。次回は台南のほうへも足を延ばしてみたいです。
近くて美味しくて優しい台湾のリピーターになる予感がします。
台湾観光協会のHP
帰国は午後の便なので、午前中いっぱいはまだ観光を楽しむつもりです。
この日は特に早起きをして、さっそくお出かけします。この3日間で訪れなかった龍山寺エリアに向かいます。MRT龍山寺駅を降りて、まずは恒例の朝食を頂きたいと思います。
本日選んだのは、『老艋舺鹹粥店』というお粥屋さんです。
看板には50年、手前の提灯には60年の歴史と書いてあるので、とにかくすごい老舗のようです。

周りのお客さんを見てみると、お粥と小さいおかずを食べるのが定番のようです。
お粥は、お肉の出汁が聞いたスープにサラッとしたご飯が入っています。煮込んでいる中華粥とは異なるタイプです。
朝食だけでなく、お夜食にもちょうど良さそうなお粥です。

おかずは、厚揚げと看板商品の豚肉の揚げたものをお願いしました。
カリッと揚がったお肉が美味しいです。朝から、揚げ物なんてと思っていましたが、お粥とよく合って食べ進んでしまいます。お肉をしっかり食べて朝からパワーが湧いてきました。

このお店には、ご覧通りの可愛らしい「看板猫」がいました。台湾のお店では、ネズミを捕るために猫を飼っていることが多いそうです。
ところが、こちらの猫ちゃん、いつの間にか眠り込んでいました。とてもネズミ捕りは無理そうです…

龍山寺駅から老艋舺鹹粥店への道でも、「西昌街観光夜市」という市が立つようです。
ガイドブックによると、若干治安が良くないそうです。
行きに通った時には、路上で囲碁のようなものをやっていた人達がいたのですが、帰りに見るとなにやらエキサイトして、2人がかりで1人を殴りつけていました!(憶測ですが、イカサマがバレて怒りを買ったのではないでしょうか?)
びっくりして遠くから見ていましたが、周りの人は特に驚いた様子もなかったので、案外日常の風景かもしれません。
以前に国会での殴り合いの映像を見たことがありますが、そんな台湾の激しい一面を見た気がします。

いよいよ『龍山寺』にお参りします。1738年に創建された台湾最古の寺院で、今では多くの観光客でも賑わっています。
ここでは、お線香を購入して本場の作法通りにお参りしたいと思います。龍山寺には多くの神様が祀られているのですが、お一方につき一本のお線香をあげます。お参りの度に、名前、住所、生年月日等の自己紹介をした後にお祈りします。

我が家は、旅の安全と皆の健康をお祈りしました。
お堂の中には、このような真黒な衣装を着て、熱心にお祈りをしている人たちがいます。もちろん仏教寺院なのですが、ちょっとカトリックの教会のような雰囲気も感じます。

参拝の後は、もう少し周辺を歩いてみることにします。しばらく進むと、レンガ造りのレトロな建物が目を引きました。
さっそく近づいてみると、『剥皮寮』という史跡のようです。なんとも生々しいネーミングに少し躊躇しました。

動物か、それともまさか!?などと心配しながら説明書きを読むと、清の時代に、ここで木材の皮を剥いで加工していたとのことです。思わず胸を撫で下ろしました。
すっかり安心して、あらためて眺めてみると、なかなか雰囲気のある町並みです。

午前中いっぱいの観光を終えて、いよいよ日本に向けて出発となりました。
帰りもホテルの前から路線バスを利用しました。
こちらは台湾の高速道路の様子です。走っている日本車はもちろん、道路の作りから標識までが日本にそっくりです。

再び桃園国際空港にやってきました。出国手続きを終えて、スイーツで休憩します。
台湾ブランドではないのですが、香港の「糖朝」の豆花を頂きました。

最後に、台湾観光協会のウェルカムプレゼントを受け取ります。1人分は、初日の士林夜市でクーポンを使いましたが、もう1人分は、空港でのお土産にしておきました。
思った以上に立派なお土産が並んでいますが、我が家は胡麻クッキー(左下の黒い箱)を選びました。
これから台湾に行かれる方は、台湾観光協会のHPチェックをお忘れなく!

こうして、楽しかった旅はあっという間に終わりになりました。
これから飛行機に乗ると、日本はもうすぐです。

3泊4日の台北旅行を十二分に満喫することができました。次回は台南のほうへも足を延ばしてみたいです。
近くて美味しくて優しい台湾のリピーターになる予感がします。
台湾観光協会のHP