『紅葉の奥多摩』ドライブ
晩秋の休日に山あいをドライブしました。
行き先の候補はいくつもありますが、都内でありながら遠い気がしてあまり行ったことのない奥多摩方面を目指します。
渋滞を避けるべく早朝に出発です。天気予報では、曇りのち晴れの予定です。
曇り空ですが、山々のきれいな紅葉を眺めながら最初の見どころ『御岳渓谷』に到着しました。
駐車場から遊歩道に入ったら、さっそく紅に染まったモミジのお出迎えです。

御岳苑地の遊歩道を進んで、渓谷に出ました。
紅葉した木々と清流を眺めながら、朝のウォーキングを開始します。
東京で見慣れた多摩川も、ここではまったく別の表情です。
流れでカヌーを楽しむ人々も多く、アウトドア気分満喫の楽しい散歩です。

渓谷沿いには、川の両岸に遊歩道が整備されています。歩行者専用のつり橋を渡り、下流に向けて歩きます。
しばらく歩くと、対岸の「玉堂美術館」前に、御岳渓谷のシンボルの大銀杏が見えてきました。

黄色く染まった銀杏がハラハラと舞い落ちていて、晩秋の感を表していました。
夜間にはライトアップも行われているので、そちらも一度見てみたいと思いました。

気持ちよく遊歩道を歩いていたのですが、倒木で一部通行止めになっていました。
仕方なく迂回路を歩くと「御岳橋」の上にでました。JR 御嶽駅の目の前なので多くの人がやってきます。
橋の上から眺める渓谷も、まさに絶景でした。

ここ御岳渓谷だけでも、じっくりと見て回ると丸一日は要りそうです。
まだまだ楽しみたいのですが、先に進むことにします。
車窓から山々の紅葉と渓谷美を眺めながら、車を走らせます。
思ったほどの渋滞もなく、順調なドライブです。
しばらく走ったところで『白丸ダム』というこじんまりとしたダムがありました。
ダムから下を見下ろすと、左手に階段のような変わった水路が見えました。

何だろうと思って説明書きを見ると、多摩川を遡ってきた魚がダムを通過できるようにした「魚道」だそうです。
ダムの内部を通過して上流に繋がっており、内部の見学が可能とのことで、覗いて見ることにします。
こちらが入口の様子です。螺旋階段でダムの底部まで降りることができます。

地下までやってきました。先ほどダムの下流に小さく見えていた魚道が、こちらに繋がっています。
真ん中のブロックは、遡上してきた魚が休むことができる踊り場だそうです。
しばらく眺めていましたが、季節が違うのか、魚の姿はありません。

階段の昇り降りで足に来ましたが、なかなか興味深い社会科見学でした。
さらに車を進めて、奥多摩観光の中心地『奥多摩湖』に到着です。

奥多摩湖は、この「小河内ダム」によって堰き止められた人造湖で、水道専用貯水池としては日本で最大級だそうです。
高さ149mのこのダムは、戦前に工事を開始し(戦争中に一時中断)、昭和32年に完成したとのことです。

ダムの下流側を見下ろすと、とくに見事な紅葉が広がっています。
私は特に高所恐怖症ではないのですが、眺めていると足がすくみそうです。

こちらは、奥多摩湖側です。こちらもいい感じの紅葉が広がっています。
湖のそばのベンチで、家で用意したサンドウィッチとおにぎりの豪華?ランチを楽しみました。
きれいな景色の中だと、何を食べても美味しいですね!

食後はレイクサイドのドライブを楽しみます。
奥多摩の道路は一本道なので、相当な渋滞を覚悟していたのですが、3連休なのに車はスイスイ走っています。
深山橋で折り返し、対岸の『奥多摩湖周遊道路』に入ります。
ぐんぐん標高を上げていったところに、展望スポットの「月夜見第一駐車場」がありました。
先ほどの、小河内ダムが小さく見えます。

振り返ると、こちらも小さく「ドラム缶橋」が見えます。
渡ってみようと思いながら通過してしまっていたので、遠くから眺めるだけで我慢です・・・

道路はさらに登っていきます。すっかり山の上にでてきました。
この道は夜間は封鎖されるのですが、車やバイクで飛ばす人が多いようです。
注意する看板に「怪我をしても救急車が来るまでに2時間掛かります」と書いてありました。
想像するだけでも痛いです!下手に禁止と書くよりも、ずっと効果がありそうな注意書きでした。

そしてこちらが最後の目的地、檜原村にある『払沢の滝』です。
「日本の滝百選」にも選ばれており、4つの段を合わせると全長60mの雄大な滝です。
冬には滝全体が結氷して、見事な氷の造形を楽しめるそうです。

近くて遠かった奥多摩で、晩秋を満喫することができました。
思えばここも東京都内、東京はなかなかいいものだと再発見できた旅でした。
これからも、時々訪れたいと思っています。
行き先の候補はいくつもありますが、都内でありながら遠い気がしてあまり行ったことのない奥多摩方面を目指します。
渋滞を避けるべく早朝に出発です。天気予報では、曇りのち晴れの予定です。
曇り空ですが、山々のきれいな紅葉を眺めながら最初の見どころ『御岳渓谷』に到着しました。
駐車場から遊歩道に入ったら、さっそく紅に染まったモミジのお出迎えです。

御岳苑地の遊歩道を進んで、渓谷に出ました。
紅葉した木々と清流を眺めながら、朝のウォーキングを開始します。
東京で見慣れた多摩川も、ここではまったく別の表情です。
流れでカヌーを楽しむ人々も多く、アウトドア気分満喫の楽しい散歩です。

渓谷沿いには、川の両岸に遊歩道が整備されています。歩行者専用のつり橋を渡り、下流に向けて歩きます。
しばらく歩くと、対岸の「玉堂美術館」前に、御岳渓谷のシンボルの大銀杏が見えてきました。

黄色く染まった銀杏がハラハラと舞い落ちていて、晩秋の感を表していました。
夜間にはライトアップも行われているので、そちらも一度見てみたいと思いました。

気持ちよく遊歩道を歩いていたのですが、倒木で一部通行止めになっていました。
仕方なく迂回路を歩くと「御岳橋」の上にでました。JR 御嶽駅の目の前なので多くの人がやってきます。
橋の上から眺める渓谷も、まさに絶景でした。

ここ御岳渓谷だけでも、じっくりと見て回ると丸一日は要りそうです。
まだまだ楽しみたいのですが、先に進むことにします。
車窓から山々の紅葉と渓谷美を眺めながら、車を走らせます。
思ったほどの渋滞もなく、順調なドライブです。
しばらく走ったところで『白丸ダム』というこじんまりとしたダムがありました。
ダムから下を見下ろすと、左手に階段のような変わった水路が見えました。

何だろうと思って説明書きを見ると、多摩川を遡ってきた魚がダムを通過できるようにした「魚道」だそうです。
ダムの内部を通過して上流に繋がっており、内部の見学が可能とのことで、覗いて見ることにします。
こちらが入口の様子です。螺旋階段でダムの底部まで降りることができます。

地下までやってきました。先ほどダムの下流に小さく見えていた魚道が、こちらに繋がっています。
真ん中のブロックは、遡上してきた魚が休むことができる踊り場だそうです。
しばらく眺めていましたが、季節が違うのか、魚の姿はありません。

階段の昇り降りで足に来ましたが、なかなか興味深い社会科見学でした。
さらに車を進めて、奥多摩観光の中心地『奥多摩湖』に到着です。

奥多摩湖は、この「小河内ダム」によって堰き止められた人造湖で、水道専用貯水池としては日本で最大級だそうです。
高さ149mのこのダムは、戦前に工事を開始し(戦争中に一時中断)、昭和32年に完成したとのことです。

ダムの下流側を見下ろすと、とくに見事な紅葉が広がっています。
私は特に高所恐怖症ではないのですが、眺めていると足がすくみそうです。

こちらは、奥多摩湖側です。こちらもいい感じの紅葉が広がっています。
湖のそばのベンチで、家で用意したサンドウィッチとおにぎりの豪華?ランチを楽しみました。
きれいな景色の中だと、何を食べても美味しいですね!

食後はレイクサイドのドライブを楽しみます。
奥多摩の道路は一本道なので、相当な渋滞を覚悟していたのですが、3連休なのに車はスイスイ走っています。
深山橋で折り返し、対岸の『奥多摩湖周遊道路』に入ります。
ぐんぐん標高を上げていったところに、展望スポットの「月夜見第一駐車場」がありました。
先ほどの、小河内ダムが小さく見えます。

振り返ると、こちらも小さく「ドラム缶橋」が見えます。
渡ってみようと思いながら通過してしまっていたので、遠くから眺めるだけで我慢です・・・

道路はさらに登っていきます。すっかり山の上にでてきました。
この道は夜間は封鎖されるのですが、車やバイクで飛ばす人が多いようです。
注意する看板に「怪我をしても救急車が来るまでに2時間掛かります」と書いてありました。
想像するだけでも痛いです!下手に禁止と書くよりも、ずっと効果がありそうな注意書きでした。

そしてこちらが最後の目的地、檜原村にある『払沢の滝』です。
「日本の滝百選」にも選ばれており、4つの段を合わせると全長60mの雄大な滝です。
冬には滝全体が結氷して、見事な氷の造形を楽しめるそうです。

近くて遠かった奥多摩で、晩秋を満喫することができました。
思えばここも東京都内、東京はなかなかいいものだと再発見できた旅でした。
これからも、時々訪れたいと思っています。