いわき周辺ドライブ旅行 その②
いわき周辺ドライブ旅行の後半です。
五浦六角堂を後にして、海岸線をさらに南に進みます。
次の目的地はこちら、『二ツ島』です。
こちらも、NHK『にっぽん縦断 こころ旅』で火野正平さんが訪れた場所です。

その名の通り二つの島が並んでいるはずなのですが、ひとつしか見当たりません。
津波を受けて、大きなほうの島は生えていた木がほとんど流され、右手にあるはずの小さいほうの島は波に削られて満潮時には姿が見えなくなってしまったそうです。
こちらの写真は北茨城市のHPからお借りした写真です。大きな島には緑が茂り、小さい島も姿を見せています。
もっとも、自然のものが自然の力で形を変えてしまうことは仕方が無いのかもしれませんね。

再びいわき市に戻り、少し内陸に入って『勿来の関』にやってきました。
ここは奥州(東北)と関東の境界です。右手の銅像は、奥州を平定した「源義家」です。

「なこそ」というのは、来てはいけないという意味だそうです。
この関を越えて、関東に入ってくるな、ということでしょうか。
この勿来の関碑の脇に、「奥州の宮」と「関東の宮」という古くて小さな祠があり、境界にいることを実感できます。

関所の近くには「詩歌の小路」という名の遊歩道があり、勿来の関を詠んだ和歌の石碑が歩道の脇に建てられています。大きな声で詠みながら進むと、古の歌人になったような気分になります。
そしてこちらは「吹風殿」という名前の体験学習施設です。
平安時代の邸宅を再現した施設ですが、この日は誰もおらず、しばし貸しきり状態で平安気分を味わいました。

こちらは唯一の利用者?のシャム猫ちゃんです。主人が声を掛けたら走り寄ってきました。
人懐っこくて、純粋なシャムのようなので、飼い猫だったのが捨てられたのかもしれません。
元気で暮らしてもらいたいものです。

こちらが本日最後の訪問地、『白水阿弥陀堂』です。
平安末期に建てられたお堂は国宝に指定されています。
ただ残念なことに、こちらも震災被害の補修中で見ることができません。
池の周りの庭園を一周してみただけでも、なかなかの雰囲気です。

あじさいがきれいに咲いていました。
静かな空間で、平安時代の雰囲気がそのまま残っているような気がしました。

そして、スタート地点のいわき駅に戻ってきました。新しくてきれいな建物です。
帰りの電車まで少し時間があるので、駅周辺を散歩してみます。

駅周辺をぶらぶら歩きます。居酒屋さんのメニューや地元のお店なんかを覗いてみるのも楽しいものです。
ふと見ると行列ができているお店があったので、立ち寄って見ました。
地元では有名なコロッケ屋さんのようです。帰りの電車での宴会用にコロッケとメンチカツを購入しました。

駅前にたくさんの青いのぼりが立てられています。
「オールスターをいわき市で、野球の力で復興を」とあります。
先日のオールスターも大盛り上がりだったので、是非いわき市で開催してほしいと思いましたが、後で調べてみると来年は福島県のどこかで開催するところまでは決まっているそうです。
福島で開催されるのであれば、後は県民の皆さんにお任せしたいと思いますが、盛り上がってほしいですね。

そして楽しかった旅もこれで終了です。17時20分発のスーパーひたちで東京に向かいます。
今回は新型車両のようで、シャープな印象です。

そして、車内で旅の打ち上げを開始します!
ビールの他に地元の日本酒も購入しました。先ほどのコロッケと一緒に楽しみます。
車内は我が家の他にはお客さんが一人しかいませんが、静かに盛り上がります。
いわゆる「トレン太くん」だと、帰りの渋滞も無くお酒も飲めるので、とても便利ですね。

お酒を飲んで、いつの間にか眠り込んでいるうちに、あっという間に東京に帰ってきました。
一日だけの短い旅でしたが、いわきと北茨城を満喫することができました。
福島県は自然も歴史もあるので、何度訪れても新鮮な発見があります。
いろいろと大変な状況が続いていますが、是非また訪れさせてもらいたいと思います。
五浦六角堂を後にして、海岸線をさらに南に進みます。
次の目的地はこちら、『二ツ島』です。
こちらも、NHK『にっぽん縦断 こころ旅』で火野正平さんが訪れた場所です。

その名の通り二つの島が並んでいるはずなのですが、ひとつしか見当たりません。
津波を受けて、大きなほうの島は生えていた木がほとんど流され、右手にあるはずの小さいほうの島は波に削られて満潮時には姿が見えなくなってしまったそうです。
こちらの写真は北茨城市のHPからお借りした写真です。大きな島には緑が茂り、小さい島も姿を見せています。
もっとも、自然のものが自然の力で形を変えてしまうことは仕方が無いのかもしれませんね。

再びいわき市に戻り、少し内陸に入って『勿来の関』にやってきました。
ここは奥州(東北)と関東の境界です。右手の銅像は、奥州を平定した「源義家」です。

「なこそ」というのは、来てはいけないという意味だそうです。
この関を越えて、関東に入ってくるな、ということでしょうか。
この勿来の関碑の脇に、「奥州の宮」と「関東の宮」という古くて小さな祠があり、境界にいることを実感できます。

関所の近くには「詩歌の小路」という名の遊歩道があり、勿来の関を詠んだ和歌の石碑が歩道の脇に建てられています。大きな声で詠みながら進むと、古の歌人になったような気分になります。
そしてこちらは「吹風殿」という名前の体験学習施設です。
平安時代の邸宅を再現した施設ですが、この日は誰もおらず、しばし貸しきり状態で平安気分を味わいました。

こちらは唯一の利用者?のシャム猫ちゃんです。主人が声を掛けたら走り寄ってきました。
人懐っこくて、純粋なシャムのようなので、飼い猫だったのが捨てられたのかもしれません。
元気で暮らしてもらいたいものです。

こちらが本日最後の訪問地、『白水阿弥陀堂』です。
平安末期に建てられたお堂は国宝に指定されています。
ただ残念なことに、こちらも震災被害の補修中で見ることができません。
池の周りの庭園を一周してみただけでも、なかなかの雰囲気です。

あじさいがきれいに咲いていました。
静かな空間で、平安時代の雰囲気がそのまま残っているような気がしました。

そして、スタート地点のいわき駅に戻ってきました。新しくてきれいな建物です。
帰りの電車まで少し時間があるので、駅周辺を散歩してみます。

駅周辺をぶらぶら歩きます。居酒屋さんのメニューや地元のお店なんかを覗いてみるのも楽しいものです。
ふと見ると行列ができているお店があったので、立ち寄って見ました。
地元では有名なコロッケ屋さんのようです。帰りの電車での宴会用にコロッケとメンチカツを購入しました。

駅前にたくさんの青いのぼりが立てられています。
「オールスターをいわき市で、野球の力で復興を」とあります。
先日のオールスターも大盛り上がりだったので、是非いわき市で開催してほしいと思いましたが、後で調べてみると来年は福島県のどこかで開催するところまでは決まっているそうです。
福島で開催されるのであれば、後は県民の皆さんにお任せしたいと思いますが、盛り上がってほしいですね。

そして楽しかった旅もこれで終了です。17時20分発のスーパーひたちで東京に向かいます。
今回は新型車両のようで、シャープな印象です。

そして、車内で旅の打ち上げを開始します!
ビールの他に地元の日本酒も購入しました。先ほどのコロッケと一緒に楽しみます。
車内は我が家の他にはお客さんが一人しかいませんが、静かに盛り上がります。
いわゆる「トレン太くん」だと、帰りの渋滞も無くお酒も飲めるので、とても便利ですね。

お酒を飲んで、いつの間にか眠り込んでいるうちに、あっという間に東京に帰ってきました。
一日だけの短い旅でしたが、いわきと北茨城を満喫することができました。
福島県は自然も歴史もあるので、何度訪れても新鮮な発見があります。
いろいろと大変な状況が続いていますが、是非また訪れさせてもらいたいと思います。