旅の想い出 『カナディアン・ロッキーの旅』 アイスフィールドパークウェイ編

二日間滞在したジャスパーの町を後にして、ドライブの再開です。
本日のコースは、ジャスパーからバンフ方面に走る『アイスフィールド・パークウェイ』です。
この道はその名の通り「氷河街道」で、美しい氷河と湖を眺めながら走ることができる、カナディアンロッキー観光の黄金コースです。

最初に訪れたのが『アサバスカ滝』です。
アサバスカ川の水が約30mの落差で落ち轟音を響かせています。
きれいな虹が出ていますが、落ちたら確実に命はないと思わせる迫力です。

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街道沿いをのんびりとドライブしていると、珍しい動物「マウンテンゴート」にであいました。
カナディアンロッキーでは、エルクやビッグホーンシープには結構出会えるのですが、このマウンテンゴートはなかなか姿を現してくれないようです。一瞬でいなくなってしまいましたが、これはラッキーでした!

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またまた豪快な滝が現れました。今度は『サンワプタ滝』です。
こちらも、先ほどのアサバスカ滝に劣らず豪快です。滝のすぐ側に人が立っていたので、見ているこちらがハラハラしました。

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休憩がてらに降りてみた川原からの眺めです。
やっぱり川の色も緑がかっています。何気ない風景ですが、開放感が素晴らしいです。

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またまた動物と遭遇です。ビッグホーンシープはおとなしいと聞いていたので、カメラを持って思いっきり近づいてみました。
ところが、目が合ったところで急に怖くなって、私も羊も固まって動けなくなってしまいました!

しばらく睨めっこして、相手が目をそらした隙に脱出しました。
やっぱり野生動物には気をつけなくてはいけませんね・・・

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いよいよ本日のハイライト、『コロンビア大氷原』に到着です。
北極圏を除いた北半球で最大級の氷原とのことです。遠くに見える氷河の先端までは、雪上車のツアーで向かいます。

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写真に残っていませんが、6輪駆動の大型バスで氷河の中央までやってきました。
自分の足で氷河の上に立ってみるとすごい迫力です。吹いてくる風は冷え切っており、真冬のような寒さです。
これは貴重な体験です。

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残念なことに、地球温暖化の影響でこの氷河も年々後退しているそうです。
次に訪れる時には、どれくらい遠くなっているのでしょうか・・・?


再びドライブを続け、『ペイトレイク』にやってきました。
カナディアンロッキーの中でも、特にエメラルドグリーンが美しい湖です。

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こちらは『クロウフット氷河』です。
その名の通り「カラスの足」のように三つ又の氷河だったのですが、三本目の部分は1941年に落下してしまったそうです。
残りの2本は末永く残ってほしいものです。

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本当に次から次に美しい景色が現れます。こちらは『モレーンレイク』です。
背後に見えるのはテン・ピークスの山々とマクドナルド氷河で、ガイドブックや絵はがきでもおなじみの湖です。
この景色はカナダの旧$20ドルの図柄にもなっているそうです。

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そして、今宵の宿にやってきました。「ベーカークリークシャレー」というログキャビンに二泊します。こちらも森の中の静かなキャビンです。

翌朝目が覚めて、外に出てみて驚きました!
エルクが目の前で草を食べています。しばらく眺めていたのですが、気にする様子も無く朝の散歩を楽しんでいるようでした。

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本日は、これから「レイクルイーズ」に向かって、トレッキングを楽しみます!

~つづく~


『ベイカークリークシャレー』のHP

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

※当ブログはリンクフリーです。

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