冬の高尾山に登りました
冬晴れの休日に『高尾山』へ登りました。
去年の6月以来の二度目の訪問です。(前回の記事はこちら)
気温が下がった分だけ空気は澄み渡り気持ちいい登山日和です。
この日は「ダイヤモンド富士」も見えるというので、楽しみ倍増で登山口に向かいました。

登山路がいくつか整備されていますが、我が家はメインロードの「1号路」から登り、本格的な「6号路」から下るという基本パターンを選択しました。本格的な登山のスタイルの方もいれば、街中を歩いているような格好のまま紙袋を提げて登っている人もいます。高尾山ならではの光景です。
1号路は舗装してあり歩きやすいのですが、運動不足の身に急な上り坂が堪えます。初級者コースのはずですが、足がパンパンになってきます。それでもようやく、ケーブルカーの駅まで辿り着きました。
ここには夏季はビアガーデンになるレストラン「ビアマウント」があります。ここで風に当たりながらビールを飲むと気持ち良さそうですね。

ここから見える景色です。左手には新宿の高層ビル群、さらに遠くにスカイツリーも小さく見えています。右手には横浜ランドマークタワーも見えています。(写真にはあまり写っていませんが)

歩みを進めると、「たこ杉」と、「開運ひっぱり蛸」に辿り着きました。
前回訪れた時は、蛸の開運にあやかろうという人で大混雑していましたが、この日は人影もまばらで写真も簡単に撮れました。

たこ杉からしばらく進むと、いよいよ山門に到着です。「国土安穏」と「被災地復興」が祈願されています。
ちなみに、ここから先は殺生禁止とのことです。

山門を抜けると、道が二手に分かれていました。
階段の「男坂」と、緩やかな登り坂の「女坂」です。男坂の階段は108段あり煩悩を拭い去ることができるそうです。
ここは迷わず男坂を進みます。

ようやく『薬王院』へ到着しました。
門の四隅には四天王が、悪霊を寄せ付けないように睨みをきかせて立っています。

境内では、高尾山を守っている天狗様が迎えてくれます。
ケーブルカーで登ってきて、ここにお参りして帰る人も結構いるようです。

これは「願いがかなう輪」です。
この輪をくぐりながら願い事をするとかなうとのこと。我が家もくぐりながらお願いしてきました。

お堂では、お坊さん達がお経を唱えていました。
年の瀬の慌しさとは無縁の静かな境内にお経が響き渡ります。
このあたりは階段だらけなので、疲れた足に堪えます。

遂に頂上へ到達です!!
所要時間は1時間30分と、ガイドブック通りの時間でした。
標高599mの頂上は、別名『十三州大見晴台』と呼ばれており、その名の通り眺望を楽しむことができます。
苦労して登ってきた頂上ですが、東京スカイツリーより低いという事実が少しショックです・・・

こちらの方向に富士山があるはずですが・・・雲に覆われていて姿を見ることはできませんでした。残念です。
ダイアモンド富士を撮ろうと、たくさんの立派なカメラが設置されていましたが、どうやら期待できそうにありません。

富士山は見えませんでしたが、都内の風景を見渡すことができます。
気温は低いですが、陽射しがあるので暖かく感じられます。お昼時でしたので、登山者の皆さんもあちこちでお弁当を開いています。我が家もこの景色を眺めながらのランチタイムとしました。

さあ、ここからは6号路で下ります。舗装されている1号路とは異なり、本格的な山道です。沢沿いのため少しぬかるんでいる場所もあります。
下り始めてすぐに、綿帽子のようなものが目に付きました。
霜柱が植物に巻きついている状態で、「霜の花」と呼ぶそうです。

降りてくると、所々に紅葉した木が残っていました。
足元には無数のモミジが落ちていましたので、紅葉の時期はさぞ綺麗なことでしょう。
途中で、クリスマスケーキを抱えた若者達とすれ違いました。頂上で食べるそうです。
本当に、いろんな楽しみ方ができる山ですね!

さらに進むと「琵琶滝」という、滝業ができる滝がありました。
さすがに真冬ですから修行者はいませんでしたが、滝を眺めているだけで気持ちが引き締まるようです。

ようやく下山しました。紅葉にペイントされたケーブルカーが停まっています。
平らなところに停まっているケーブルカーって見る機会が少ないですが、傾いていて平衡感覚がズレてきそうです。
それもそのはず、このケーブルカーは斜度31度、なんと日本一急な勾配を登っているそうです。
それなら、登り道がきつかったことも頷けます。

ここからケーブルカーで往復すれば、老若男女誰でも高尾山を満喫することができます。
そんなお手軽さも高尾山人気の要因なんでしょうね。

ミシュランガイドに紹介されてから、人気沸騰の高尾山ですが、師走の慌しさとは無縁の静かな山歩きを満喫することができました。
交通の便もいいので、高尾山ハイキングを我が家の恒例行事にしたいと思います。
『高尾山公式HP』
去年の6月以来の二度目の訪問です。(前回の記事はこちら)
気温が下がった分だけ空気は澄み渡り気持ちいい登山日和です。
この日は「ダイヤモンド富士」も見えるというので、楽しみ倍増で登山口に向かいました。

登山路がいくつか整備されていますが、我が家はメインロードの「1号路」から登り、本格的な「6号路」から下るという基本パターンを選択しました。本格的な登山のスタイルの方もいれば、街中を歩いているような格好のまま紙袋を提げて登っている人もいます。高尾山ならではの光景です。
1号路は舗装してあり歩きやすいのですが、運動不足の身に急な上り坂が堪えます。初級者コースのはずですが、足がパンパンになってきます。それでもようやく、ケーブルカーの駅まで辿り着きました。
ここには夏季はビアガーデンになるレストラン「ビアマウント」があります。ここで風に当たりながらビールを飲むと気持ち良さそうですね。

ここから見える景色です。左手には新宿の高層ビル群、さらに遠くにスカイツリーも小さく見えています。右手には横浜ランドマークタワーも見えています。(写真にはあまり写っていませんが)

歩みを進めると、「たこ杉」と、「開運ひっぱり蛸」に辿り着きました。
前回訪れた時は、蛸の開運にあやかろうという人で大混雑していましたが、この日は人影もまばらで写真も簡単に撮れました。

たこ杉からしばらく進むと、いよいよ山門に到着です。「国土安穏」と「被災地復興」が祈願されています。
ちなみに、ここから先は殺生禁止とのことです。

山門を抜けると、道が二手に分かれていました。
階段の「男坂」と、緩やかな登り坂の「女坂」です。男坂の階段は108段あり煩悩を拭い去ることができるそうです。
ここは迷わず男坂を進みます。

ようやく『薬王院』へ到着しました。
門の四隅には四天王が、悪霊を寄せ付けないように睨みをきかせて立っています。

境内では、高尾山を守っている天狗様が迎えてくれます。
ケーブルカーで登ってきて、ここにお参りして帰る人も結構いるようです。

これは「願いがかなう輪」です。
この輪をくぐりながら願い事をするとかなうとのこと。我が家もくぐりながらお願いしてきました。

お堂では、お坊さん達がお経を唱えていました。
年の瀬の慌しさとは無縁の静かな境内にお経が響き渡ります。
このあたりは階段だらけなので、疲れた足に堪えます。

遂に頂上へ到達です!!
所要時間は1時間30分と、ガイドブック通りの時間でした。
標高599mの頂上は、別名『十三州大見晴台』と呼ばれており、その名の通り眺望を楽しむことができます。
苦労して登ってきた頂上ですが、東京スカイツリーより低いという事実が少しショックです・・・

こちらの方向に富士山があるはずですが・・・雲に覆われていて姿を見ることはできませんでした。残念です。
ダイアモンド富士を撮ろうと、たくさんの立派なカメラが設置されていましたが、どうやら期待できそうにありません。

富士山は見えませんでしたが、都内の風景を見渡すことができます。
気温は低いですが、陽射しがあるので暖かく感じられます。お昼時でしたので、登山者の皆さんもあちこちでお弁当を開いています。我が家もこの景色を眺めながらのランチタイムとしました。

さあ、ここからは6号路で下ります。舗装されている1号路とは異なり、本格的な山道です。沢沿いのため少しぬかるんでいる場所もあります。
下り始めてすぐに、綿帽子のようなものが目に付きました。
霜柱が植物に巻きついている状態で、「霜の花」と呼ぶそうです。

降りてくると、所々に紅葉した木が残っていました。
足元には無数のモミジが落ちていましたので、紅葉の時期はさぞ綺麗なことでしょう。
途中で、クリスマスケーキを抱えた若者達とすれ違いました。頂上で食べるそうです。
本当に、いろんな楽しみ方ができる山ですね!

さらに進むと「琵琶滝」という、滝業ができる滝がありました。
さすがに真冬ですから修行者はいませんでしたが、滝を眺めているだけで気持ちが引き締まるようです。

ようやく下山しました。紅葉にペイントされたケーブルカーが停まっています。
平らなところに停まっているケーブルカーって見る機会が少ないですが、傾いていて平衡感覚がズレてきそうです。
それもそのはず、このケーブルカーは斜度31度、なんと日本一急な勾配を登っているそうです。
それなら、登り道がきつかったことも頷けます。

ここからケーブルカーで往復すれば、老若男女誰でも高尾山を満喫することができます。
そんなお手軽さも高尾山人気の要因なんでしょうね。

ミシュランガイドに紹介されてから、人気沸騰の高尾山ですが、師走の慌しさとは無縁の静かな山歩きを満喫することができました。
交通の便もいいので、高尾山ハイキングを我が家の恒例行事にしたいと思います。
『高尾山公式HP』