伊豆・下田ドライブ旅行 中編
伊豆の旅の続きです。
昼食を終え、満腹になったところでポタリングを開始します。道の駅の駐車場に車を置いたまま、自転車を組み立てます。
午前中の雨空とうって変わって青空が出てきました。それではスタート!!

下田はこじんまりとしている町なので、自転車で回るには最適です。
先ほどウォーキングツアーで歩いた道を通りながら、再び『ペリー上陸の碑』にやってきました。
今度は真っ青な空をバックに、ペリー提督の姿がひときわ映えています。

ここで黒船来襲!?
と思ったら、これは下田港内の遊覧船で、その名も『サスケハナ号』といいます。
ペリーの黒船を再現した船で、約20分の港内クルーズを楽しめるそうです。今回は乗れませんでしたが、いつか乗ってみたいと思います。

そのまま海沿いをしばらく走ると、『下田海中水族館』に到着しました。
古くからある、海に浮かんだ水族館です。

入場はしなかったのですが、玄関のところにウミガメが展示されていました。下田の砂浜に産卵に来るそうです。
のんびりと泳いでいる姿に油断して覗き込んでいると、突然目の前にウミガメがブハーッ!!と顔を出しました。
食べられるかと思って、ビックリしました。

裏手に回ってみると、ちょうどイルカショーが始まりました。プールではなく天然の入り江を区切ったところで行われるようです。お兄さんがイルカに乗ったり、イルカが宙返りしたりといろんな芸を見せてくれました。
写真はイルカのジャンプの瞬間です。周りにはボートが浮かんでおり、ボートの上からも見物できるようです。

水族館を過ぎた辺りから海沿いに絶景の遊歩道が続きます。その名も、『和歌の浦遊歩道』です。
結構波が高いので、恐る恐る進みます。海水を浴びると自転車が錆びてしまうので、ハラハラしました。

遊歩道から、高台にある今宵の宿、「下田東急ホテル」が眺められました。
写真は撮れませんでしたが、ホテルの露天風呂からのオーシャンビューも素敵でしたよ。

折り返しての帰り道、漁師さんが集まっている場所がありました。漁師町といえば猫ちゃんがつきものです。
たくさんの可愛い猫ちゃん達が楽しそうに暮らしています。
この子はひときわ小さい子猫で、とても可愛らしかったです。このまま元気に育っていって欲しいですね。

もう一度「ペリーロード」にやってきました。
何度でも訪れてみたくなる風景です。

今度は「弁天島」にある祠にやってきました。実はここは大変歴史的に意義のある場所なのです。
というのも、幕末に吉田松陰と弟子の金子重輔が黒船に密航するために、ここに身を隠したそうです。

すぐ近くには『踏海の朝』という名の、二人の銅像が建てられています。
遠く海の彼方を見つめる吉田松陰の姿が印象的です。

こちらが、松陰が渡ろうとして渡れなかった海です。遠い彼方にアメリカがあるのでしょう・・・
司馬遼太郎さんの「世に棲む日日」を読み返している途中だったので、とても印象深い場所となりました。
山口出身の私としては、郷土の偉人の足跡に触れられたことも嬉しいです。

こちらは伊豆名所のひとつ、『寝姿山』です。
ちょうど女性の仰向けの寝姿に見えることから名づけられたそうです。
向かって左手が頭で、胸から足に続いています。山頂までは下田駅前からロープウェイで行くことができます。
絶景が楽しめるそうなので、こちらにも次回は登ってみたいです。

そして最後に『ハリスの小径』を走りました。
ペリーが来て2年後に日本総領事に任命されたタウンゼント・ハリスが散策に耽った海沿いの小径が、今では遊歩道に整備されています。

ここは夕陽の名所でもあります。
海に浮かんだヨットの向こうに沈んでいく夕陽をしばし眺めて本日のポタリングを終了しました。
明日は早くも最終日、西伊豆の海岸線をドライブしながら東京に帰ります!
~つづく~
昼食を終え、満腹になったところでポタリングを開始します。道の駅の駐車場に車を置いたまま、自転車を組み立てます。
午前中の雨空とうって変わって青空が出てきました。それではスタート!!

下田はこじんまりとしている町なので、自転車で回るには最適です。
先ほどウォーキングツアーで歩いた道を通りながら、再び『ペリー上陸の碑』にやってきました。
今度は真っ青な空をバックに、ペリー提督の姿がひときわ映えています。

ここで黒船来襲!?
と思ったら、これは下田港内の遊覧船で、その名も『サスケハナ号』といいます。
ペリーの黒船を再現した船で、約20分の港内クルーズを楽しめるそうです。今回は乗れませんでしたが、いつか乗ってみたいと思います。

そのまま海沿いをしばらく走ると、『下田海中水族館』に到着しました。
古くからある、海に浮かんだ水族館です。

入場はしなかったのですが、玄関のところにウミガメが展示されていました。下田の砂浜に産卵に来るそうです。
のんびりと泳いでいる姿に油断して覗き込んでいると、突然目の前にウミガメがブハーッ!!と顔を出しました。
食べられるかと思って、ビックリしました。

裏手に回ってみると、ちょうどイルカショーが始まりました。プールではなく天然の入り江を区切ったところで行われるようです。お兄さんがイルカに乗ったり、イルカが宙返りしたりといろんな芸を見せてくれました。
写真はイルカのジャンプの瞬間です。周りにはボートが浮かんでおり、ボートの上からも見物できるようです。

水族館を過ぎた辺りから海沿いに絶景の遊歩道が続きます。その名も、『和歌の浦遊歩道』です。
結構波が高いので、恐る恐る進みます。海水を浴びると自転車が錆びてしまうので、ハラハラしました。

遊歩道から、高台にある今宵の宿、「下田東急ホテル」が眺められました。
写真は撮れませんでしたが、ホテルの露天風呂からのオーシャンビューも素敵でしたよ。

折り返しての帰り道、漁師さんが集まっている場所がありました。漁師町といえば猫ちゃんがつきものです。
たくさんの可愛い猫ちゃん達が楽しそうに暮らしています。
この子はひときわ小さい子猫で、とても可愛らしかったです。このまま元気に育っていって欲しいですね。

もう一度「ペリーロード」にやってきました。
何度でも訪れてみたくなる風景です。

今度は「弁天島」にある祠にやってきました。実はここは大変歴史的に意義のある場所なのです。
というのも、幕末に吉田松陰と弟子の金子重輔が黒船に密航するために、ここに身を隠したそうです。

すぐ近くには『踏海の朝』という名の、二人の銅像が建てられています。
遠く海の彼方を見つめる吉田松陰の姿が印象的です。

こちらが、松陰が渡ろうとして渡れなかった海です。遠い彼方にアメリカがあるのでしょう・・・
司馬遼太郎さんの「世に棲む日日」を読み返している途中だったので、とても印象深い場所となりました。
山口出身の私としては、郷土の偉人の足跡に触れられたことも嬉しいです。

こちらは伊豆名所のひとつ、『寝姿山』です。
ちょうど女性の仰向けの寝姿に見えることから名づけられたそうです。
向かって左手が頭で、胸から足に続いています。山頂までは下田駅前からロープウェイで行くことができます。
絶景が楽しめるそうなので、こちらにも次回は登ってみたいです。

そして最後に『ハリスの小径』を走りました。
ペリーが来て2年後に日本総領事に任命されたタウンゼント・ハリスが散策に耽った海沿いの小径が、今では遊歩道に整備されています。

ここは夕陽の名所でもあります。
海に浮かんだヨットの向こうに沈んでいく夕陽をしばし眺めて本日のポタリングを終了しました。
明日は早くも最終日、西伊豆の海岸線をドライブしながら東京に帰ります!
~つづく~