『冬の奥日光』 ドライブ
冬の奥日光にドライブに出かけました。
ゴールデンウィークや紅葉シーズンの日光は、大渋滞なのですが、真冬はまったく混雑していません。
そのため、我が家では毎年のように冬の日光観光に出かけています。
9時前に家を出て、予想通り渋滞もなく2時間ほどで日光に到着です。
日光東照宮等の市内観光もいいのですが、我が家は奥日光の大自然が好きなので、そのまま「いろは坂」に向かいます。
路面凍結の心配があるのでチェーンを持参したのですが、今年は暖冬なのか路面にはまったく雪はありません。
あっという間に、いろは坂を登り、『明智平』に到着です。

この明智平には、次のような伝説があるそうです。驚きです!!
『名づけたのは天海大僧正といわれている。天海大僧正とは、織田信長に謀反を起こし山崎の合戦で敗れた、あの明智光秀という説がある。合戦後なんとか比叡山に逃れ、その後も生きのびて家康公の黒幕になったとされるのだ。日光に赴いたあと、自分のもとの名を残したいと、日光でいちばん眺めのよいこの地を「明智平」と命名したと伝えられている。』
明智平といえば、写真のロープウェイが有名なのですが、裏手に回ってみると、「日光ケーブルカー」の跡がありました。
今回初めて知ったのですが、昭和45年まではここまでケーブルカーが通っていたそうです。

5分ほど走って、『中禅寺湖』に到着しました。
湖越しの『男体山』です。頂上のほうにもあまり雪はなさそうです。

湖のほとりに『中禅寺』がありました。
中禅寺湖という名前は、何度と無く耳にしてきたのですが、このお寺が名前の由来だそうです。
たまたま観光バスの一行と一緒になったので、ガイド付きで説明をしてもらいました。

お昼になったので、ランチにします。
数年前に宿泊して以来、お気に入りの『中禅寺金谷ホテル』のレストランで「百年ライスカレー」を食べる予定にしていました。
ところが、ホテルに向かうとレストランが貸切です。残念!!
先ほど走った湖のほとりに、可愛らしい建物があったので戻ってみました。
ペンション兼レストランのようで、お店の前に満面の笑みのホンジャマカの石塚さんの写真が飾ってありましたので、それにひかれて、このLakesというお店でランチを頂くことにしました。

私も主人も鉄板ハンバーグにしました。
ソースを掛けるとジュージューとソースが飛び散るのを専用の紙ナプキンで防いでからいただきました。
店内はとても静かで薪ストーブで暖められています。食後にコーヒーを飲みながら湖を眺めていると日頃の慌しさを忘れてしまいました。

食後はさらに奥日光に向かい、『湯の湖』にやってきました。
寒さのため、湖の大部分が凍結して、その上に雪が積もっています。
ここまで来て、ようやく真冬らしい風景に出会えました。

真っ白な雪の上を、水辺まで歩いていきます。先端まで来た時に事件が起きました!!
先端に立って、二人で「この下は水なのかな?」と話しながら主人が飛び跳ねた時です。
バリバリバリという嫌な音とともに、私達の足元が崩れました!
一瞬の出来事ですが、私の脳裏には「流氷に乗ったまま、岸から遠ざかっていくキタキツネの姿」が浮かびました。
主人の方は、「雪山で雪庇を踏み抜いて、落ちていく気分」を味わったそうです・・・
結果的には、足元の氷が割れて、10cmほど下に落ちただけで事なきを得ましたが、本当にびっくりしました。
これが、その時の足元の様子です。見事に割れています。

スリルを味わった後は、安全な陸地を散策します。
雪祭りのようなものが開催されており、「かまくら」が作られていました。

実はそれぞれのかまくらの中に、氷の彫刻が設置してあったのですが、気温が高いせいか、かまくらの屋根が頭にかかっていたり、氷が溶けて手足が取れていたりと、結構悲惨な状況になっていました。
(写真を載せるのはやめておきます)
再び車に乗って、『戦場ヶ原』にやってきました。
前回訪れた時には、スノーシューでハイキングを楽しんだのですが、驚いたことに今回は雪がほとんどありません。
一晩でも雪が降ると一面の雪原に戻るのでしょうが、これも地球温暖化の影響かも?と思うと少し不安になります。

こちらは再び『男体山』です。雄大な山容が青空に映えますね。

次は奥日光三名瀑のひとつ、『竜頭の滝』に到着です。
岩にぶつかり、滝の流れが二手に分かれる様子が竜の頭に例えられたことから名づけられたそうです。

再び中禅寺湖に戻った頃には、すっかり夕方になっていました。
夕暮れの湖は、なんともいえない雰囲気でした。

さて、お次は温泉タイムです!!
いろは坂を下りて、日光市内の手前に我が家のお気に入りの温泉があるのです。
日光市営の『やしおの湯』です。
ここには、世界遺産の町らしく、海外からの旅行者の姿も多く見られます。こちらで、冷えた体を芯まで暖めました。
すっかりリフレッシュしたので、残るはお土産と夕食です。
まずはお土産です。
「百年カレー」は逃しましたが、金谷ホテルはパンも有名とのことなので、こちら『日光金谷ホテル』にやってきました。

こちらで名物の「チーズロード」を購入しました。
円筒形のパンに、ダイスカットのチーズが入った食べ応えのあるパンです。

さて、いよいよ夕食です!
我が家が日光に行った帰りには、必ず立ち寄るお店があります。
餃子の町、宇都宮市にある『餃子 宇都宮みんみん』の本店です。
寒空の下ですが、お店の前には大行列です。我が家も20分ちょっと待って、ようやく店に入りました。

焼餃子、水餃子を注文して、待ち時間に自分用のたれを作ります。
写真は焼餃子2人前です。
一口食べると、ジュワッと肉汁が広がって美味しいです。

こちらは水餃子1人前です。
皮がつるんとして、焼きよりも優しい味わいです。

結局二人で、焼4人前、水2人前を平らげました。何回食べても、みんみんの餃子は美味しいです。
お腹いっぱい餃子を食べて、満足してお店を出て帰路につきます。
帰り道も当然渋滞も無く、2時間ほどで帰ってきました。
風と水の音しかしない凍てついた空気の奥日光は本当に素晴らしかったです。
今度は違った季節にまた訪れたいと思います。
ゴールデンウィークや紅葉シーズンの日光は、大渋滞なのですが、真冬はまったく混雑していません。
そのため、我が家では毎年のように冬の日光観光に出かけています。
9時前に家を出て、予想通り渋滞もなく2時間ほどで日光に到着です。
日光東照宮等の市内観光もいいのですが、我が家は奥日光の大自然が好きなので、そのまま「いろは坂」に向かいます。
路面凍結の心配があるのでチェーンを持参したのですが、今年は暖冬なのか路面にはまったく雪はありません。
あっという間に、いろは坂を登り、『明智平』に到着です。

この明智平には、次のような伝説があるそうです。驚きです!!
『名づけたのは天海大僧正といわれている。天海大僧正とは、織田信長に謀反を起こし山崎の合戦で敗れた、あの明智光秀という説がある。合戦後なんとか比叡山に逃れ、その後も生きのびて家康公の黒幕になったとされるのだ。日光に赴いたあと、自分のもとの名を残したいと、日光でいちばん眺めのよいこの地を「明智平」と命名したと伝えられている。』
明智平といえば、写真のロープウェイが有名なのですが、裏手に回ってみると、「日光ケーブルカー」の跡がありました。
今回初めて知ったのですが、昭和45年まではここまでケーブルカーが通っていたそうです。

5分ほど走って、『中禅寺湖』に到着しました。
湖越しの『男体山』です。頂上のほうにもあまり雪はなさそうです。

湖のほとりに『中禅寺』がありました。
中禅寺湖という名前は、何度と無く耳にしてきたのですが、このお寺が名前の由来だそうです。
たまたま観光バスの一行と一緒になったので、ガイド付きで説明をしてもらいました。

お昼になったので、ランチにします。
数年前に宿泊して以来、お気に入りの『中禅寺金谷ホテル』のレストランで「百年ライスカレー」を食べる予定にしていました。
ところが、ホテルに向かうとレストランが貸切です。残念!!
先ほど走った湖のほとりに、可愛らしい建物があったので戻ってみました。
ペンション兼レストランのようで、お店の前に満面の笑みのホンジャマカの石塚さんの写真が飾ってありましたので、それにひかれて、このLakesというお店でランチを頂くことにしました。

私も主人も鉄板ハンバーグにしました。
ソースを掛けるとジュージューとソースが飛び散るのを専用の紙ナプキンで防いでからいただきました。
店内はとても静かで薪ストーブで暖められています。食後にコーヒーを飲みながら湖を眺めていると日頃の慌しさを忘れてしまいました。

食後はさらに奥日光に向かい、『湯の湖』にやってきました。
寒さのため、湖の大部分が凍結して、その上に雪が積もっています。
ここまで来て、ようやく真冬らしい風景に出会えました。

真っ白な雪の上を、水辺まで歩いていきます。先端まで来た時に事件が起きました!!
先端に立って、二人で「この下は水なのかな?」と話しながら主人が飛び跳ねた時です。
バリバリバリという嫌な音とともに、私達の足元が崩れました!
一瞬の出来事ですが、私の脳裏には「流氷に乗ったまま、岸から遠ざかっていくキタキツネの姿」が浮かびました。
主人の方は、「雪山で雪庇を踏み抜いて、落ちていく気分」を味わったそうです・・・
結果的には、足元の氷が割れて、10cmほど下に落ちただけで事なきを得ましたが、本当にびっくりしました。
これが、その時の足元の様子です。見事に割れています。

スリルを味わった後は、安全な陸地を散策します。
雪祭りのようなものが開催されており、「かまくら」が作られていました。

実はそれぞれのかまくらの中に、氷の彫刻が設置してあったのですが、気温が高いせいか、かまくらの屋根が頭にかかっていたり、氷が溶けて手足が取れていたりと、結構悲惨な状況になっていました。
(写真を載せるのはやめておきます)
再び車に乗って、『戦場ヶ原』にやってきました。
前回訪れた時には、スノーシューでハイキングを楽しんだのですが、驚いたことに今回は雪がほとんどありません。
一晩でも雪が降ると一面の雪原に戻るのでしょうが、これも地球温暖化の影響かも?と思うと少し不安になります。

こちらは再び『男体山』です。雄大な山容が青空に映えますね。

次は奥日光三名瀑のひとつ、『竜頭の滝』に到着です。
岩にぶつかり、滝の流れが二手に分かれる様子が竜の頭に例えられたことから名づけられたそうです。

再び中禅寺湖に戻った頃には、すっかり夕方になっていました。
夕暮れの湖は、なんともいえない雰囲気でした。

さて、お次は温泉タイムです!!
いろは坂を下りて、日光市内の手前に我が家のお気に入りの温泉があるのです。
日光市営の『やしおの湯』です。
ここには、世界遺産の町らしく、海外からの旅行者の姿も多く見られます。こちらで、冷えた体を芯まで暖めました。
すっかりリフレッシュしたので、残るはお土産と夕食です。
まずはお土産です。
「百年カレー」は逃しましたが、金谷ホテルはパンも有名とのことなので、こちら『日光金谷ホテル』にやってきました。

こちらで名物の「チーズロード」を購入しました。
円筒形のパンに、ダイスカットのチーズが入った食べ応えのあるパンです。

さて、いよいよ夕食です!
我が家が日光に行った帰りには、必ず立ち寄るお店があります。
餃子の町、宇都宮市にある『餃子 宇都宮みんみん』の本店です。
寒空の下ですが、お店の前には大行列です。我が家も20分ちょっと待って、ようやく店に入りました。

焼餃子、水餃子を注文して、待ち時間に自分用のたれを作ります。
写真は焼餃子2人前です。
一口食べると、ジュワッと肉汁が広がって美味しいです。

こちらは水餃子1人前です。
皮がつるんとして、焼きよりも優しい味わいです。

結局二人で、焼4人前、水2人前を平らげました。何回食べても、みんみんの餃子は美味しいです。
お腹いっぱい餃子を食べて、満足してお店を出て帰路につきます。
帰り道も当然渋滞も無く、2時間ほどで帰ってきました。
風と水の音しかしない凍てついた空気の奥日光は本当に素晴らしかったです。
今度は違った季節にまた訪れたいと思います。
テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
ジャンル : 旅行