『植村冒険館』と荒川サイクリングロード

今日は、荒川サイクリングロードを経由して、板橋区にある『植村冒険館』までポタリングしてきました。

植村冒険館は、国民栄誉賞も受賞した冒険家、植村直己さんを記念して彼が住んでいた板橋区に設立されました。

植村さんと言えば、日本人で初めて世界最高峰エベレストに登頂し、5大陸最高峰を世界で初めて登頂した人物です。

登山以外にも、北極点やグリーンランドの犬ゾリ単独行も行っています。

そして、1984年2月アラスカのマッキンリーの世界初の厳冬期単独登頂を果たした後に消息を絶っています。

当時は一大ニュースになったことを覚えています。

かつては、西田敏行さん主演で、『植村直己物語』として映画にもなりました。

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植村冒険館に行こうと思ったきっかけは、主人が近所の図書館でチラシをもらってきたことです。

そのチラシには、『メモリアル展示 没後25年「山頂に残された旗」マッキンリーに消えた植村直己の足跡』とありました。

どうやら、植村さんが消息を絶ったマッキンリーの山頂に彼が残した、日の丸と星条旗が展示されているそうです。

これは、ぜひ見てみたいと思いました。

板橋区の蓮根という場所にあり、荒川のサイクリングロード沿いに北上していけばいいポタリングができそうです。

結構距離がありそうなので、朝から出発することにしました。

会社に行くときと同じ時間に起きて、朝の8時半頃に出発しました。

少し肌寒いのですが、晴天でそれほど風もなく、絶好のポタリング日和です。

他の方のブログ等によると、荒川の左岸は工事中の箇所があるようなので、右岸を往復することにしました。

荒川サイクリングロードは、アップダウンや信号がなく路面も整備されており、快適に走れるルートです。

さしずめ自転車版の高速道路といった感じでしょうか。
(とはいえ、いつも通り私達はのんびりポタです)

しばらく走ってると、荒川と隅田川の分岐点にある『岩淵水門』に到着しました。

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岩淵水門は、水面にゆれるモダンな歴史的水門であり、赤・青水門と呼ばれて親しまれています。

大正時代に建てられた旧岩淵水門(赤水門)は時代を感じさせるモダンなデザインで人気があり、水門を渡り川に囲まれた中ノ島へ渡ることができます。

現在は新岩淵水門(青水門)が稼働中であり、首都東京を洪水から守っています。

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主人も、今までのポタリングではこの岩淵水門が北限らしく、ここから先は我が家にとって未知のゾーンになります。

しばらく走っていると、さっそく事件は起きました。

JR(京浜東北線他)の線路を越えたあたりで、主人が確認のために地図を見たのですが「行き過ぎてしまったみたい・・・」とのこと。

エーッと思ったのですが、やむなく来た道を引き返すことにしました。

土手の上に出て、しばらく戻ってみたのですが、土手の下にあるはずの浮間公園が見つかりません。

そこで、もう一度主人が地図を見てみると、「やっぱり行き過ぎてなかった」とのこと!?

言い訳によると、さっきの線路の次の線路を目指していたのですが、地図のページの境目に線路が書かれていたので、それに気づかずに通り過ぎたと思ったとのことです。

どうやら主人には冒険家の素質はなさそうです・・・

再びUターンして、ようやく『浮間公園』に到着しました。

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地味にフリーマーケットが開催されていました。

浮間公園は、浮間ヶ池と池畔には公園のシンボルとして設置された風車が映える公園です。

この池は、かつては荒川の本流だったそうです。

昭和初期に大改修し、築堤により残った部分が、浮間ヶ池の原形となったのです。

ここまで来たら、目的地の植村冒険館はもうすぐです。

10分ほど走って、いよいよ到着しました。

SC00228.jpg

入場料は無料でした。
1階は図書コーナーになっており、2階が展示室です。2階への階段の壁に植村さんの年表が掛かっています。

展示室の正面に、植村さんの等身大のパネルとともに例の旗が飾られていました。

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この旗は、消息を絶った植村さんの捜索隊が、マッキンリー山頂で発見したものです。

木綿の日の丸はほぼ無事でしたが、ナイロン製の星条旗は強風のために、ほとんど千切れてなくなっていました。

SC00224.jpg

これ以外にも、残された装備品が飾られていました。25年も前のものなので、最新の登山道具と比べると、見るからに性能が劣っていそうです。

よくこの装備で、あれだけの冒険ができたものだと思いました。

部屋の中央にはテレビがあり、テレビ局が作成したDVDが放映されました。

70分ほどの長さで、北極圏の犬ソリ単独行と、最後のマッキンリー挑戦の様子が描かれていました。

会場にいたほぼ全員が最後まで見続けていたのが、印象的でした。

植村さんの人柄が良く出ており、本当に無邪気な少年のようでした。
久しぶりに、純粋に感動することができました。

また、壁には、発見された日記が飾られていました。
最後のページには、
『何が何でも、マッキンリー 登るぞ』
という言葉が残されており、それ以降は何も書かれていませんでした・・・

植村さんの最後の挑戦で「登頂」ができていたということが確認できて、本当に嬉しかったです。

さて、それでは家路に向かいます。

帰り道は、迷うこともなく荒川右岸を快走しました。

途中の土手の上からの風景です。(川口方面です)

SC00221.jpg

結局、1時半頃に帰り着きました。

我が家の小さな冒険はこれで終了です。

いつかは、アラスカに行ってマッキンリーを見てみたいと思います。

植村冒険館のHP

本日の走行記録

走行距離:41.52km
最高速度:37.1km
平均速度:14.5km
走行時間:2時間51分

この程度で疲れていては申し訳ないのですが、今日は本当に疲れました。足がパンパンです。

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

※当ブログはリンクフリーです。

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