山口の旅 下関歴史巡り

年末の熊本帰省のついでに、山口県の下関市を観光してきました。

下関は本州の最西端の市で、ちいさな町ですが歴史上は重要な役割をになっており、なかなか史跡が多いのです。歴史好きの我が家にはたまりません。

九州自動車道を北上し、関門橋を越え山口県に入ります。

ここで高速を降り、まずは唐戸市場を目指します。

ここは下関の有名な魚市場で、今年2009年に発祥100周年を迎えるそうです。

以前に訪れたとき食べたふぐのから揚げが美味しかったので、楽しみにしていたのですが、残念ながら市場は正月休みでした。

駐車場に車を停め、『巌流島』行きの船の乗り場に向かいます。

巌流島といえば、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたことで有名です。

関門海峡に浮かぶ無人島で、正式な島の名前は船島(ふなしま)です。

佐々木小次郎が「厳流」を名乗ったことから巌流島と呼ばれるようになりました。

数年前の大河ドラマ「MUSASHI」の放送を機に、観光に力を入れ始めています。

唐戸桟橋から渡し舟が出ており、約10分で島に渡ることができます(料金は往復1,000円)。

古い船に揺られながら、島に到着しました。いよいよ上陸です。

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ちいさな島なので、15分もあれば一周できそうです。

島の奥には、武蔵と小次郎の決闘の様子が銅像になっています。

(手前が小次郎、奥が武蔵)
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なかなかリアルで、迫力がありますね!

でも、この体勢だと、どうみても小次郎が不利ですよね・・・

島の歴史を書いたボードもありました。

お、よく見ると!?

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そうです、昭和62年10月4日のもうひとつの巌流島の決闘、プロレスのアントニオ猪木とマサ斎藤の試合のことが書いてありました。

(実は昔これを見ていた主人の希望で、ここに来ることになったのです。見ると満足げです)

あっという間の島巡りを終え、唐戸桟橋に戻ります。

魚市場の中で回転寿司を食べようと思ったのですが、待っている人数が多すぎて、あきらめました。

市場から歩いていける、『赤間神宮』と『日清講和記念館』に向かいました。

関門海峡は、古くは「壇ノ浦」と呼ばれ、古の源平合戦の最後の戦い、源義経の「八艘飛び」で有名な壇ノ浦の合戦の舞台でもあります(1185年4月25日)。
こちらも大河ドラマ『義経』で取り上げられていましたね。

この戦いで破れて入水した、幼い安徳天皇を祀っているのが赤間神宮です。

ここには平家一門の墓や、有名な「耳なし芳一」の塚もあります。

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高校時代に古典で習った、平家物語の冒頭部分が思い出されます。

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ

次は、赤間神宮に隣接する、料亭「春帆楼」にある日清講和記念館に立ち寄りました。

明治28年(1895年)3月20日から、料亭「春帆楼」において日清戦争の講和会議が開催され、日本全権の伊藤博文、陸奥宗光、清国全権の李鴻章らが出席しました。会議はくり返し行われ、4月17日に講和条約、いわゆる「下関条約」が調印されました。

日本の歴史の中でも、大きな節目となる舞台が、こんなに近くにあるかと思うと、不思議な気持ちになります。
日ごろ暮らしている東京では、なかなかこうは行きません。

さて、次の舞台は幕末です。

長府の城下町と、高杉晋作の挙兵の地、『功山寺』へ向かいます。

金山 功山寺は山口県下関市長府にある曹洞宗の寺院で、長府毛利家の菩提寺です。
仏殿は、善福院釈迦堂とともに鎌倉時代の禅宗様建築を代表するもので、国宝の指定を受けています。

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ここは、幕末の1864年12月15日、高杉晋作の挙兵の地としても有名です。

その日は大雪で夜は晴れて月が出ていました。石段も山門も仏殿の屋根も、中天にかかる満月の光を浴びて白一色に輝くなかを、「いまから長州男児の肝っ玉をお目にかけます」の言葉とともに、晋作は馬に鞭をあてて時代の夜明けにむかって駆け抜けていったのでした。

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さて、最後はこの高杉晋作が眠る『東行庵』に向かいます。

東行庵は功山寺から車で30分ほど走った、下関市吉田町にあります。

ここには、結核のため27歳で生涯を終えた高杉晋作と、彼が率いた奇兵隊士の墓、それに記念館がありました。

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記念館には、閉館時間とほぼ同時に到着したのですが、東京から来たと言うと、快く入場させていただきました。どうもありがとうございました。

最後に晋作の辞世の句を紹介します。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」
高杉晋作のような人でさえも、世の中は本来は面白くないと考えていたかと思うと、私も少々面白くないことがあっても我慢しなければ、と思います。(もちろん私も、おもしろく生きてますけど)

思えばこのブログ、平凡な日々の暮らしをお気楽に書いていくつもりで始めたのですが、いつの間にか結構マニアックな内容になってしまっています。(主人の影響が大きいのですが)

お気楽ブログと思って見てくれた方、ごめんなさい。

テーマ : 国内旅行
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ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

※当ブログはリンクフリーです。

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