『バンクーバー満喫の旅』 第6日目(最終日)
夏休みのバンクーバー満喫の旅、いよいよ最終回です。
旅の六日目の朝です。本日の午後の便で、とうとう帰国しなければなりません。
昼過ぎにはチェックアウトするので、早起きして最後のお散歩に出かけることにします。
やはり最後はバンクーバーらしく、朝の『スタンレーパーク』を目指します。
前回はバスで行きましたが、ホテルからは徒歩30分ほどで行くことができます。気持ちのいい朝なので、のんびりと歩くことにします。
途中には、きれいな花壇が整備されたミニ公園もありました。

スタンレーパークに到着しました。スタンレーパークの中には湖が二つあるのですが、そのうちの「ロストラグーン」です。ここでもカナダグースが休憩中です。

実はこのロストラグーンには、野生のアライグマが住み着いているそうです。ぜひ見てみたいと思い、湖の奥へと進みます。
「ラスカール
」と呼びながら、反対側まで回り込みましたが、一向に姿が見えません。いつもはうようよといるそうなのですが、朝早いせいか、一匹も現れません・・・

ところが

なんと、目の前に現れたのはビーバーです!!
落ち着き払って、悠々と草を食べています。

そのうちに、目の前までやってきました。手を伸ばせば届きそうです。
そして、一心不乱に草を食べ続けています。
以前のカナディアンロッキーの旅でも見ることができなかった野生のビーバーに、この大都会のバンクーバーで会うことができるとは、本当に驚きです。
それにしても、可愛らしいですね。

さらに進むと、今度は別のビーバー一家が遊泳中です。
こんなに普通に見ることができるとは、最後に来てみて本当に良かったです。
(アライグマのことは、すっかり忘れてしまいました)

だんだん日が昇ってきましたが、今日も不思議な太陽です。
朝に散歩をしていた地元の人たちも写真を撮っていたので、結構珍しいのかもしれません。

帰り道は海沿いの遊歩道をゆっくり歩きます。
ジョギングやサイクリング通勤の人たちと数多くすれ違います。満員電車に揺られる東京とは違い、こんな素敵なコースなら、毎日の通勤も楽しいことでしょう。

気持ちよく歩いていると、前方に「カナダプレイス」が近づいてきました。
何度か訪れていますが、見忘れていたものがあるので、最後にもう一度行ってみようと思います。

それがこちらです。
『オリンピックの聖火台』です!

開会式では、一本が出てこないというトラブルがあった聖火台ですが、閉会式で無事に四本が揃いました。今では四本仲良く、この地で保存されています。
この聖火台を見ると、今でも真央ちゃんの姿を思い出しますね。

朝のバンクーバーを満喫して、ホテルに戻ってきました。急いで帰り支度を済ませると、出発前のランチタイムになりました。
ホテルの下のフードコートで、「タコタイム」を買ってきました。
冷蔵庫に残っていたウィスラービールの在庫を一掃すべく、一緒にいただきます!

とうとう空港に向かう時間になりました。
ホテルから少し歩いたところにある「シティセンター駅」からスカイトレインに乗り込みます。
ここから空港までは、乗り換えもなくスムーズに行くことができます。

バンクーバー空港に戻ってきました。
ロビーには、かなり巨大なモニュメントが展示されています。カナダ出身のアーティスト、ビル・リードさんの作品「ハイダ・グアイの精神」です。
かなり有名な作品らしく、カナダの20ドル紙幣のデザインにもなっているそうです。

空港内には、こんなミニ水族館も設けられています。
優雅に泳ぐ魚たちを眺めながら、「そういえば、今回の旅ではあまりシーフードを満喫できなかったな…」と思ったりしました。

名残は尽きませんが、いよいよカナダの大地から離陸しました。
後は機内のお酒を楽しみながらの、ロングフライトです。

都会と自然が共存していて、暮らす感覚で旅を楽しめました。
我が家にとっては、とても暮らしやすそうな街ですので、将来は半年間くらいの長期滞在をしてみたいと夢も膨らみながらの帰国となりました。
ともあれ、近いうちにKEGのプライムリブを食べに再訪は必須です!!
旅の六日目の朝です。本日の午後の便で、とうとう帰国しなければなりません。
昼過ぎにはチェックアウトするので、早起きして最後のお散歩に出かけることにします。
やはり最後はバンクーバーらしく、朝の『スタンレーパーク』を目指します。
前回はバスで行きましたが、ホテルからは徒歩30分ほどで行くことができます。気持ちのいい朝なので、のんびりと歩くことにします。
途中には、きれいな花壇が整備されたミニ公園もありました。

スタンレーパークに到着しました。スタンレーパークの中には湖が二つあるのですが、そのうちの「ロストラグーン」です。ここでもカナダグースが休憩中です。

実はこのロストラグーンには、野生のアライグマが住み着いているそうです。ぜひ見てみたいと思い、湖の奥へと進みます。
「ラスカール


ところが


なんと、目の前に現れたのはビーバーです!!
落ち着き払って、悠々と草を食べています。

そのうちに、目の前までやってきました。手を伸ばせば届きそうです。
そして、一心不乱に草を食べ続けています。
以前のカナディアンロッキーの旅でも見ることができなかった野生のビーバーに、この大都会のバンクーバーで会うことができるとは、本当に驚きです。
それにしても、可愛らしいですね。

さらに進むと、今度は別のビーバー一家が遊泳中です。
こんなに普通に見ることができるとは、最後に来てみて本当に良かったです。
(アライグマのことは、すっかり忘れてしまいました)

だんだん日が昇ってきましたが、今日も不思議な太陽です。
朝に散歩をしていた地元の人たちも写真を撮っていたので、結構珍しいのかもしれません。

帰り道は海沿いの遊歩道をゆっくり歩きます。
ジョギングやサイクリング通勤の人たちと数多くすれ違います。満員電車に揺られる東京とは違い、こんな素敵なコースなら、毎日の通勤も楽しいことでしょう。

気持ちよく歩いていると、前方に「カナダプレイス」が近づいてきました。
何度か訪れていますが、見忘れていたものがあるので、最後にもう一度行ってみようと思います。

それがこちらです。
『オリンピックの聖火台』です!

開会式では、一本が出てこないというトラブルがあった聖火台ですが、閉会式で無事に四本が揃いました。今では四本仲良く、この地で保存されています。
この聖火台を見ると、今でも真央ちゃんの姿を思い出しますね。

朝のバンクーバーを満喫して、ホテルに戻ってきました。急いで帰り支度を済ませると、出発前のランチタイムになりました。
ホテルの下のフードコートで、「タコタイム」を買ってきました。
冷蔵庫に残っていたウィスラービールの在庫を一掃すべく、一緒にいただきます!

とうとう空港に向かう時間になりました。
ホテルから少し歩いたところにある「シティセンター駅」からスカイトレインに乗り込みます。
ここから空港までは、乗り換えもなくスムーズに行くことができます。

バンクーバー空港に戻ってきました。
ロビーには、かなり巨大なモニュメントが展示されています。カナダ出身のアーティスト、ビル・リードさんの作品「ハイダ・グアイの精神」です。
かなり有名な作品らしく、カナダの20ドル紙幣のデザインにもなっているそうです。

空港内には、こんなミニ水族館も設けられています。
優雅に泳ぐ魚たちを眺めながら、「そういえば、今回の旅ではあまりシーフードを満喫できなかったな…」と思ったりしました。

名残は尽きませんが、いよいよカナダの大地から離陸しました。
後は機内のお酒を楽しみながらの、ロングフライトです。

都会と自然が共存していて、暮らす感覚で旅を楽しめました。
我が家にとっては、とても暮らしやすそうな街ですので、将来は半年間くらいの長期滞在をしてみたいと夢も膨らみながらの帰国となりました。
ともあれ、近いうちにKEGのプライムリブを食べに再訪は必須です!!
『バンクーバー満喫の旅』 第5日目②
すっかり年を越してしまいましたが、まだまだ夏のバンクーバーの記事です。
満喫の旅の五日目の続きです。
朝からウエストバンクーバーの「ライトハウスパーク」でのハイキングを終え、さらにバンクーバーから離れます。
再び路線バスに揺られて、ウエストバンクーバーの西端に位置する『ホースシューベイ』にやってきました。

ホースシューベイはその名の通り、馬蹄形をした湾内にある小さな港町です。
港町らしく大きなスクリューのモニュメントがお出迎えです。
実はこのホースシューベイに来るのは初めてではありません。前回バンクーバーからカナディアンロッキーを旅した時に、一泊目を過ごした懐かしい町です。

港の入り口には公園が整備されています。
きれいな花の向こうに豪華なマリーナの船が眺められます。

ちょうどフェリーが入港するところのようです。
ここホースシューベイからはバンクーバー島をはじめとした各地にフェリーで渡ることができます。
ちょうどお昼時なので、海辺のベンチで持参した特製?サンドイッチを頂きました。

港から少し内陸に歩くと、まだありました!
以前お世話になった「ホースシューベイ・モーテル」です。壁を塗り直したようですが、当時と変わらない建物と看板でした。

一泊したいのはヤマヤマですが、今回は急ぐ旅です。というのも、ここでもお得な90分以内の乗り継ぎを利用します。
うまい具合にやってきたバスに乗り込み、作戦通り追加料金なしでバンクーバーに戻りました。
ところ変わって、ここは「ウォーターフロント駅」です。今度はこのシーバスに乗って、ショートクルーズを楽しみたいと思います。

シーバスはその名の通り、バスやスカイトレインと同じ料金で乗ることができます。
船に乗り込むと、まさに市民の足といった感じで、地元の人も多く乗っています。
さあ出航です。対岸のノースバンクーバーまでのお手軽な船旅です。

あっという間に対岸に到着しました。
「ロンデールキー」という名の駅で、海辺の市場が開催されています。内部を覗いてみましたが、昼過ぎなのでもうすっかり終了している感じでした。

返す刀で再びシーバスに乗り込みます。
今度は真っ白なカナダプレイスやダウンタウンの摩天楼に向かって進んでいきます。

ウォーターフロント駅からホテルまでは歩いても行けるのですが、先日の朝にスカイトレインに乗りそびれていたので、試しに乗ってみることにします。シーバスからそのまま乗り継げるのもメリットです。
それでは、ホテルに帰ってしばらく休憩することにしましょう。

夕方になりました。これからもう一お出かけしたいと思います。
泊っている「ハイアットリージェンシー」の真下から、またまたバスに乗り込みます。

ダウンタウンを通り抜けた先にある「イングリッシュベイ・ビーチ」にやってきました。ここはバンクーバーでも有名なサンセットの名所なのだそうです。
流木のベンチに腰かけて、しばらく西の空を眺めていましたが、残念ながらご覧の曇り空で、夕日を拝むことはできませんでした。

いよいよ日が暮れてきました。そろそろ今宵のディナー会場に向かいたいと思います。
今回の旅は、なんとなく外食の回数が少なかったので、今夜は少し奮発したいと思います。

選んだお店はこちら、『THE KEG』という名の地元で有名なステーキハウスです。
階段を上ったところがお店です。さっそく入ってみましょう。

まずは、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の赤ワインで乾杯します。前菜にグリーンサラダとマグロのタルタルを頼みました。
サラダは半分ずつに取り分けて出してくれました。マグロはゴマ油のいい風味がして美味しいです。

こちらは主人のニューヨークステーキです。これぞステーキといった見かけです。火の通りも程よく、主人は大喜びで食べていました。

こちらは、私の特大プライムリブです。出てきた瞬間に、思わず「大きい」と声が出ました。
一口食べると、柔らかくて、ジューシーでとても美味しいです。あまりの美味しさに、夢中でペロッと食べてしまいました。
大満足です。

今宵はバンクーバー最後の夜です。この後はホテルに戻って、さらにビールを楽しみました。
早いもので、明日は日本に帰らなければなりません。早起きをして、最後にもう一度バンクーバーを楽しみたいと思います!!
『THE KEG』のHP
満喫の旅の五日目の続きです。
朝からウエストバンクーバーの「ライトハウスパーク」でのハイキングを終え、さらにバンクーバーから離れます。
再び路線バスに揺られて、ウエストバンクーバーの西端に位置する『ホースシューベイ』にやってきました。

ホースシューベイはその名の通り、馬蹄形をした湾内にある小さな港町です。
港町らしく大きなスクリューのモニュメントがお出迎えです。
実はこのホースシューベイに来るのは初めてではありません。前回バンクーバーからカナディアンロッキーを旅した時に、一泊目を過ごした懐かしい町です。

港の入り口には公園が整備されています。
きれいな花の向こうに豪華なマリーナの船が眺められます。

ちょうどフェリーが入港するところのようです。
ここホースシューベイからはバンクーバー島をはじめとした各地にフェリーで渡ることができます。
ちょうどお昼時なので、海辺のベンチで持参した特製?サンドイッチを頂きました。

港から少し内陸に歩くと、まだありました!
以前お世話になった「ホースシューベイ・モーテル」です。壁を塗り直したようですが、当時と変わらない建物と看板でした。

一泊したいのはヤマヤマですが、今回は急ぐ旅です。というのも、ここでもお得な90分以内の乗り継ぎを利用します。
うまい具合にやってきたバスに乗り込み、作戦通り追加料金なしでバンクーバーに戻りました。
ところ変わって、ここは「ウォーターフロント駅」です。今度はこのシーバスに乗って、ショートクルーズを楽しみたいと思います。

シーバスはその名の通り、バスやスカイトレインと同じ料金で乗ることができます。
船に乗り込むと、まさに市民の足といった感じで、地元の人も多く乗っています。
さあ出航です。対岸のノースバンクーバーまでのお手軽な船旅です。

あっという間に対岸に到着しました。
「ロンデールキー」という名の駅で、海辺の市場が開催されています。内部を覗いてみましたが、昼過ぎなのでもうすっかり終了している感じでした。

返す刀で再びシーバスに乗り込みます。
今度は真っ白なカナダプレイスやダウンタウンの摩天楼に向かって進んでいきます。

ウォーターフロント駅からホテルまでは歩いても行けるのですが、先日の朝にスカイトレインに乗りそびれていたので、試しに乗ってみることにします。シーバスからそのまま乗り継げるのもメリットです。
それでは、ホテルに帰ってしばらく休憩することにしましょう。

夕方になりました。これからもう一お出かけしたいと思います。
泊っている「ハイアットリージェンシー」の真下から、またまたバスに乗り込みます。

ダウンタウンを通り抜けた先にある「イングリッシュベイ・ビーチ」にやってきました。ここはバンクーバーでも有名なサンセットの名所なのだそうです。
流木のベンチに腰かけて、しばらく西の空を眺めていましたが、残念ながらご覧の曇り空で、夕日を拝むことはできませんでした。

いよいよ日が暮れてきました。そろそろ今宵のディナー会場に向かいたいと思います。
今回の旅は、なんとなく外食の回数が少なかったので、今夜は少し奮発したいと思います。

選んだお店はこちら、『THE KEG』という名の地元で有名なステーキハウスです。
階段を上ったところがお店です。さっそく入ってみましょう。

まずは、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の赤ワインで乾杯します。前菜にグリーンサラダとマグロのタルタルを頼みました。
サラダは半分ずつに取り分けて出してくれました。マグロはゴマ油のいい風味がして美味しいです。

こちらは主人のニューヨークステーキです。これぞステーキといった見かけです。火の通りも程よく、主人は大喜びで食べていました。

こちらは、私の特大プライムリブです。出てきた瞬間に、思わず「大きい」と声が出ました。
一口食べると、柔らかくて、ジューシーでとても美味しいです。あまりの美味しさに、夢中でペロッと食べてしまいました。
大満足です。

今宵はバンクーバー最後の夜です。この後はホテルに戻って、さらにビールを楽しみました。
早いもので、明日は日本に帰らなければなりません。早起きをして、最後にもう一度バンクーバーを楽しみたいと思います!!
『THE KEG』のHP
『バンクーバー満喫の旅』 第5日目①
夏のバンクーバー満喫の旅も五日目に入ります。
昨日はあまり観光にも出ずにのんびりと過ごしたので、充電は十分です。
そこで今日は、朝一番から再びハイキングにお出かけします。ダウンタウンからバスに揺られて一時間弱で出発地点に到着しました。

今日のハイキングは、ウエストバンクーバーのアトキンソン岬にある『ライトハウスパーク』を歩きます。
その名の通り灯台のある公園で、周囲には簡単なハイキングコースが整備されています。
さっそく歩いてみましょう。

!!
なんと、いきなり熊注意の看板です。国内ならまだしも、カナダで熊とは…
臆病な私は、すっかり怖くなってしまいました。

背の高いダグラスファーに囲まれた静かなトレイルをしばらく歩くと、海が見えてきました。
今日も不思議なお天気です。海面にはうっすらと「光の道」が現れています。

海岸の岩の上から海を眺めます。かなり靄がかかっており、幻想的な風景です。
そして海辺まで来ると、もう熊は来ないような気がして安心しました。
(逆に、現れたら逃げ場がないのですが…)

ここからは、ようやく灯台が見えてきます。
白い塔に赤い先端のきれいな灯台が現れました。まさに公園のシンボルです。

海を眺めていると、突然頭上から大きな音が響いてきました。
思わず身をすくめると、ガンの群れが低空飛行で通り過ぎていきました。

再びトレイルに戻りしばらく散策を楽しむと、いよいよ「ポイント・アトキンソン灯台」の入り口に着きました。
ところが、観光地ではないので灯台自体には入場できないようです。仕方なく少し離れて眺めます。

この地に初めて灯台が建てられたのは、1875年にさかのぼります。
こちららは展示されていた昔の灯台のパネルです。この地で140年以上も航海の安全を見守ってきた歴史を感じます。

近づけないので、灯台にズームインです。
この高さ18.3mの現役の灯台は1912年に完成したそうで、すでに100歳を超えています。

最初に灯台を眺めたのと反対側のビューポイントにやってきました。
こちらの海岸には流木が流れ着いており、なかなかの風情を醸し出しています。

ここからも灯台がきれいに見えます。入場できなくて残念な気もしましたが、灯台は遠くから眺めた方がやっぱりきれいに見えますね。
大都会バンクーバーから少し離れただけですが、訪れる人も少なくてとても静かな公園です。ハイキング好きの方には、かなりお勧めの公園です。

遠い向こう岸には、ブリティッシュコロンビア大学あたりが眺められます。ここに設置されているパネルを見ると、くじらやシャチが見えるようです。
思わず興奮して目を凝らしましたが、まったく姿は見えません。
読めない英語を改めて睨んでみると、「もしも発見したら、この番号に電話してください」と書いてあります。ということは、よほどのことがなければ見つけられないということなのですね…

右手に少し回り込んでみると、小さな島とフェリーが見えてきました。おそらく「ボーエン・アイランド」という島です。
実はこのライトハウスパークに来るか、ボーエン島に渡ってみるか悩んだ結果こちらに来たので、ここから眺めながら想像を膨らませます。

のんびりと風景を楽しみながら、二時間半ほどあるいてハイキングは終了です。結局熊さんに出会うことはありませんでした。
バス停のある大通りに戻ってきたら、サイクリングのイベントが開催中でした。
皆さんお揃いのジャージで笑顔で手を振ってくれたので、レースというよりは走りを楽しむ大会のようです。

ここバンクーバーに来るまでは名前も知らなかったライトハウスパークですが、大自然を満喫しながらもハードではないトレイルで、のんびりと楽しむことができました。
決して有名ではありませんが、バンクーバーを訪れる皆さんにお勧めできるスポットです。
この後は、再びバスに乗って、「ホースシューベイ」に向かいます。
~つづく~
昨日はあまり観光にも出ずにのんびりと過ごしたので、充電は十分です。
そこで今日は、朝一番から再びハイキングにお出かけします。ダウンタウンからバスに揺られて一時間弱で出発地点に到着しました。

今日のハイキングは、ウエストバンクーバーのアトキンソン岬にある『ライトハウスパーク』を歩きます。
その名の通り灯台のある公園で、周囲には簡単なハイキングコースが整備されています。
さっそく歩いてみましょう。

!!
なんと、いきなり熊注意の看板です。国内ならまだしも、カナダで熊とは…
臆病な私は、すっかり怖くなってしまいました。

背の高いダグラスファーに囲まれた静かなトレイルをしばらく歩くと、海が見えてきました。
今日も不思議なお天気です。海面にはうっすらと「光の道」が現れています。

海岸の岩の上から海を眺めます。かなり靄がかかっており、幻想的な風景です。
そして海辺まで来ると、もう熊は来ないような気がして安心しました。
(逆に、現れたら逃げ場がないのですが…)

ここからは、ようやく灯台が見えてきます。
白い塔に赤い先端のきれいな灯台が現れました。まさに公園のシンボルです。

海を眺めていると、突然頭上から大きな音が響いてきました。
思わず身をすくめると、ガンの群れが低空飛行で通り過ぎていきました。

再びトレイルに戻りしばらく散策を楽しむと、いよいよ「ポイント・アトキンソン灯台」の入り口に着きました。
ところが、観光地ではないので灯台自体には入場できないようです。仕方なく少し離れて眺めます。

この地に初めて灯台が建てられたのは、1875年にさかのぼります。
こちららは展示されていた昔の灯台のパネルです。この地で140年以上も航海の安全を見守ってきた歴史を感じます。

近づけないので、灯台にズームインです。
この高さ18.3mの現役の灯台は1912年に完成したそうで、すでに100歳を超えています。

最初に灯台を眺めたのと反対側のビューポイントにやってきました。
こちらの海岸には流木が流れ着いており、なかなかの風情を醸し出しています。

ここからも灯台がきれいに見えます。入場できなくて残念な気もしましたが、灯台は遠くから眺めた方がやっぱりきれいに見えますね。
大都会バンクーバーから少し離れただけですが、訪れる人も少なくてとても静かな公園です。ハイキング好きの方には、かなりお勧めの公園です。

遠い向こう岸には、ブリティッシュコロンビア大学あたりが眺められます。ここに設置されているパネルを見ると、くじらやシャチが見えるようです。
思わず興奮して目を凝らしましたが、まったく姿は見えません。
読めない英語を改めて睨んでみると、「もしも発見したら、この番号に電話してください」と書いてあります。ということは、よほどのことがなければ見つけられないということなのですね…

右手に少し回り込んでみると、小さな島とフェリーが見えてきました。おそらく「ボーエン・アイランド」という島です。
実はこのライトハウスパークに来るか、ボーエン島に渡ってみるか悩んだ結果こちらに来たので、ここから眺めながら想像を膨らませます。

のんびりと風景を楽しみながら、二時間半ほどあるいてハイキングは終了です。結局熊さんに出会うことはありませんでした。
バス停のある大通りに戻ってきたら、サイクリングのイベントが開催中でした。
皆さんお揃いのジャージで笑顔で手を振ってくれたので、レースというよりは走りを楽しむ大会のようです。

ここバンクーバーに来るまでは名前も知らなかったライトハウスパークですが、大自然を満喫しながらもハードではないトレイルで、のんびりと楽しむことができました。
決して有名ではありませんが、バンクーバーを訪れる皆さんにお勧めできるスポットです。
この後は、再びバスに乗って、「ホースシューベイ」に向かいます。
~つづく~