『春のカンボジア 遺跡巡りの旅』 第4日目②(最終回)
春のカンボジア遺跡巡りの旅も、ついに最終回を迎えます。
午前中の遺跡観光の後は、『オールドマーケット』へ一時間ほど立ち寄ります。
ツアーの皆さんはマーケットに吸い込まれるように入っていきました。
昨日すでに訪問していた我が家は、マーケットの近くにあるお目当てのお店に一直線です。

こちらの布屋さんにあるストールが昨日から気になっていました。
店員さんとお値段の交渉を行って、程ほどの所でお買い上げとなりました。帰国後も、春先までは通勤でお世話になりました。

集合まではたっぷりと時間があります。
こんな時は迷わずお隣の『パブ・ストリート』に向かいました。
ずらりと並ぶ「Draft Beer」の看板を目当てに、お買い得な$0.5のお店に入ります。

そして定番の「アンカー・ビール」です!
お土地柄で勝手にアンコールビールだと思い込んでいたのですが、よく見ると錨のマークのアメリカのビールです。
もはや一休みの度に手軽にビールを飲んでいるような気がします。

さて、ビールと順番が逆になってしまいましたが、いよいよランチ会場に向かいます。
これまたツアー御用達の中華料理のレストランのようです。

エアコンの効いた涼しい店内で、飲茶風ランチをいただきました。プリプリのエビ餃子やチャーシュー饅等々がホカホカで美味しいです。

〆にラーメンが出てくるあたりは、日本人観光客の心を掴みます。ピリ辛ラーメンが気にいった主人は、私の分も食べていました。

食事の後は、フットマッサージに向かいます。
外国でマッサージなんて大丈夫かしら?と思ったのですが、日本人の方が経営しているお店との事で安心しました。
個室に通されて、丹念に足を洗ってもらいます。その後横になって、足マッサージの開始です。お店の方針なのか、主人の担当は若い女の子で、私の担当は年配の女性でした。ツボが集中している足をしっかりもみほぐしてくれて、全身の疲れが飛んでいきました。

マッサージでほぐれた後は、隣接するカフェでマンゴーシェイクを頂きます。(ツアーのセットに入っていました)
普段はお酒ばかりでスイーツとは縁遠い我が家ですが、南国らしくて甘くて美味しかったです。

こちらで定番お土産の「アンコールクッキー」を購入したところで、今回のツアーの日程はすべて終了です。
追加オプションでトレンサップ湖に向かう方もいましたが、我が家はホテルに戻ってきました。
しばらくロビーで休憩していたのですが、空港に向かうまでにはまだかなり時間があります。
すっかりお馴染みになったトゥクトゥクに乗り込んで、最後にもう一度、街に出てみることにします。

オールドマーケットから川を挟んだ対岸にも、大規模なマーケットが広がっているようです。
覗いてみると、少し人は少なめですが日用品からお土産まで充実の品揃えです。

ひととおり観光ショッピングを終えると、気が付けば足はパブ・ストリートに向かっています。
なぜか視線を感じたので目をやると、少し場違いなスパイダーマンと目が合いました。
「ここで休んでいきたまえ!」という声が聞こえたような気がします。

ということで、またまたビアータイムです。
この旅で、一体何杯のビールを頂いたことでしょう。周りには欧米からのお客さんも多く、思い思いにビールを楽しまれています。
奥に座っている白人のお姉さん達は、ビールを飲みながらトランプに興じています。
こういうゆったりした旅の楽しみ方は日本人が苦手とするところですが、今日は少し気持ちが分かるような気がします。

ホテル戻る前に、少し市場の周りを散歩しました。
ずらりと並んだ屋台には美味しそうな食べ物が並んでいます。思い切って食べてみようかとも思いましたが、なんとなく決断できずに後にしました。

ホテルでスーツケースをピックアップして、シェムリアップ国際空港に戻ってきました。
滑走路を歩いて飛行機に乗り込むと、いよいよ楽しかったカンボジアともお別れです。

日々発展していくカンボジアのパワーと、悠久の時の中にある遺跡とを感じられる素晴らしい旅になりました。
午前中の遺跡観光の後は、『オールドマーケット』へ一時間ほど立ち寄ります。
ツアーの皆さんはマーケットに吸い込まれるように入っていきました。
昨日すでに訪問していた我が家は、マーケットの近くにあるお目当てのお店に一直線です。

こちらの布屋さんにあるストールが昨日から気になっていました。
店員さんとお値段の交渉を行って、程ほどの所でお買い上げとなりました。帰国後も、春先までは通勤でお世話になりました。

集合まではたっぷりと時間があります。
こんな時は迷わずお隣の『パブ・ストリート』に向かいました。
ずらりと並ぶ「Draft Beer」の看板を目当てに、お買い得な$0.5のお店に入ります。

そして定番の「アンカー・ビール」です!
お土地柄で勝手にアンコールビールだと思い込んでいたのですが、よく見ると錨のマークのアメリカのビールです。
もはや一休みの度に手軽にビールを飲んでいるような気がします。

さて、ビールと順番が逆になってしまいましたが、いよいよランチ会場に向かいます。
これまたツアー御用達の中華料理のレストランのようです。

エアコンの効いた涼しい店内で、飲茶風ランチをいただきました。プリプリのエビ餃子やチャーシュー饅等々がホカホカで美味しいです。

〆にラーメンが出てくるあたりは、日本人観光客の心を掴みます。ピリ辛ラーメンが気にいった主人は、私の分も食べていました。

食事の後は、フットマッサージに向かいます。
外国でマッサージなんて大丈夫かしら?と思ったのですが、日本人の方が経営しているお店との事で安心しました。
個室に通されて、丹念に足を洗ってもらいます。その後横になって、足マッサージの開始です。お店の方針なのか、主人の担当は若い女の子で、私の担当は年配の女性でした。ツボが集中している足をしっかりもみほぐしてくれて、全身の疲れが飛んでいきました。

マッサージでほぐれた後は、隣接するカフェでマンゴーシェイクを頂きます。(ツアーのセットに入っていました)
普段はお酒ばかりでスイーツとは縁遠い我が家ですが、南国らしくて甘くて美味しかったです。

こちらで定番お土産の「アンコールクッキー」を購入したところで、今回のツアーの日程はすべて終了です。
追加オプションでトレンサップ湖に向かう方もいましたが、我が家はホテルに戻ってきました。
しばらくロビーで休憩していたのですが、空港に向かうまでにはまだかなり時間があります。
すっかりお馴染みになったトゥクトゥクに乗り込んで、最後にもう一度、街に出てみることにします。

オールドマーケットから川を挟んだ対岸にも、大規模なマーケットが広がっているようです。
覗いてみると、少し人は少なめですが日用品からお土産まで充実の品揃えです。

ひととおり観光ショッピングを終えると、気が付けば足はパブ・ストリートに向かっています。
なぜか視線を感じたので目をやると、少し場違いなスパイダーマンと目が合いました。
「ここで休んでいきたまえ!」という声が聞こえたような気がします。

ということで、またまたビアータイムです。
この旅で、一体何杯のビールを頂いたことでしょう。周りには欧米からのお客さんも多く、思い思いにビールを楽しまれています。
奥に座っている白人のお姉さん達は、ビールを飲みながらトランプに興じています。
こういうゆったりした旅の楽しみ方は日本人が苦手とするところですが、今日は少し気持ちが分かるような気がします。

ホテル戻る前に、少し市場の周りを散歩しました。
ずらりと並んだ屋台には美味しそうな食べ物が並んでいます。思い切って食べてみようかとも思いましたが、なんとなく決断できずに後にしました。

ホテルでスーツケースをピックアップして、シェムリアップ国際空港に戻ってきました。
滑走路を歩いて飛行機に乗り込むと、いよいよ楽しかったカンボジアともお別れです。

日々発展していくカンボジアのパワーと、悠久の時の中にある遺跡とを感じられる素晴らしい旅になりました。
『春のカンボジア 遺跡巡りの旅』 第4日目(最終日)①
春のカンボジア遺跡巡りの旅も、いよいよ最終日です。
といっても夜行便での帰国なので、観光のラストスパートの一日です。
朝食のテラスには、今日もホテルのアイドル猫が挨拶回りです。
元気で育ってね!またいつか会えるかな?

朝食を済ませると、さっそく出発です。今日は午前中の内に二つの遺跡を訪れます。
中心街から車で一時間ほど離れた場所が最初の遺跡です。
まずは、『バンテアイ・スレイ』に到着しました。

こちらは10世紀後半に建造されたヒンズー教の寺院です。アンコール・ワットからもかなり離れた辺境にあるため、1914年まで発見されなかった遺跡です。
お堀に囲まれた中心部は、割とこじんまりとしています。

今回の旅では、あまり花を見かけることはありませんでしたが、こちらにはきれいな蓮の花が咲き誇っています。
少し殺風景な遺跡の風景に、いろどりを添えてくれています。

このバンテアイ・スレイ、これまで訪れた遺跡とは色が違っています。灰色だったアンコールワット等とは異なり、赤い石でできています。
これは、紅色の砂岩やラテライトという赤い土壌から造られているからなのだそうです。

この遺跡の最大の特徴は、このようは精巧な彫刻が施されていることです。
いずれの遺跡も彫刻が素晴らしかったのですが、石材の性質もあるのでしょうか、ここバンテアイ・スレイの彫刻が一番彫りが深くて立体感があるように感じました。

バンテアイ・スレイというのは、「女の砦」という意味なのだそうです。その名前の由来となったのが壁面を飾る数多くのデヴァター(女神像)です。
これらのデヴァターは『東洋のモナリザ』と呼ばれて親しまれています。

これらの美しいデヴァターに魅了されたフランス人作家のアンドレ・マルローが、1924年に盗み出そうとして逮捕されたという事件があったそうです。
その後、彼はその体験を小説にして発表したため、このモナリザが世界的に有名になりました。
泥棒は良くないですが、そんな気にさせてしまうのも納得の美しさです。

とうとうこの旅で最後の遺跡にやってきました。
アンコール・トムの近くにある、『タ・プローム』です。

ここタ・プロームはアンコール遺跡群の中でも、もっとも神秘的な景観をもっています。
このように成長したガジュマルの木が、まさに遺跡を飲み込もうとしています。

12世紀末に建造された、もともとは仏教の寺院です。
伸びていくガジュマルの幹の間からは、デヴァターの顔が覗いています。以前訪れたタイのアユタヤの仏像と同じような不思議なお姿です。

そして、この遺跡は映画「トゥームレイダー」のロケ地になったということでも有名です。
映画を観た時には、よくできたセットだなぁと思ったものですが、実在の遺跡だったとは最近まで知りませんでした。
ちょうど映画に登場しているこの木は、「トゥームレイダー・ツリー」と呼ばれているそうです。

こちらの、ひときわ力強く生えている木も有名なようです。
岩肌を滑り落ちる滝のように見えることから、「ウォーターフォール・ツリー」と呼ばれています。

伸び続けるガジュマルの木が遺跡を破壊しているとも言われており、このままにすべきか伐るべきかと、様々な議論が起こっているそうです。
どんな文明も、いつかは自然に帰っていく事を思えば、このまま少しずつ変わっていく姿を見せ続けるのもいいのではないかと思います。

ここまで、シェムリアップに残された様々な遺跡を見学してきましたが、想像していたよりもずっと素晴らしいものでした。
前から来たがっていた主人も、とても満足している様子です。
この後はランチに向かい、最後の街歩きを楽しみたいと思います。
~つづく~
といっても夜行便での帰国なので、観光のラストスパートの一日です。
朝食のテラスには、今日もホテルのアイドル猫が挨拶回りです。
元気で育ってね!またいつか会えるかな?

朝食を済ませると、さっそく出発です。今日は午前中の内に二つの遺跡を訪れます。
中心街から車で一時間ほど離れた場所が最初の遺跡です。
まずは、『バンテアイ・スレイ』に到着しました。

こちらは10世紀後半に建造されたヒンズー教の寺院です。アンコール・ワットからもかなり離れた辺境にあるため、1914年まで発見されなかった遺跡です。
お堀に囲まれた中心部は、割とこじんまりとしています。

今回の旅では、あまり花を見かけることはありませんでしたが、こちらにはきれいな蓮の花が咲き誇っています。
少し殺風景な遺跡の風景に、いろどりを添えてくれています。

このバンテアイ・スレイ、これまで訪れた遺跡とは色が違っています。灰色だったアンコールワット等とは異なり、赤い石でできています。
これは、紅色の砂岩やラテライトという赤い土壌から造られているからなのだそうです。

この遺跡の最大の特徴は、このようは精巧な彫刻が施されていることです。
いずれの遺跡も彫刻が素晴らしかったのですが、石材の性質もあるのでしょうか、ここバンテアイ・スレイの彫刻が一番彫りが深くて立体感があるように感じました。

バンテアイ・スレイというのは、「女の砦」という意味なのだそうです。その名前の由来となったのが壁面を飾る数多くのデヴァター(女神像)です。
これらのデヴァターは『東洋のモナリザ』と呼ばれて親しまれています。

これらの美しいデヴァターに魅了されたフランス人作家のアンドレ・マルローが、1924年に盗み出そうとして逮捕されたという事件があったそうです。
その後、彼はその体験を小説にして発表したため、このモナリザが世界的に有名になりました。
泥棒は良くないですが、そんな気にさせてしまうのも納得の美しさです。

とうとうこの旅で最後の遺跡にやってきました。
アンコール・トムの近くにある、『タ・プローム』です。

ここタ・プロームはアンコール遺跡群の中でも、もっとも神秘的な景観をもっています。
このように成長したガジュマルの木が、まさに遺跡を飲み込もうとしています。

12世紀末に建造された、もともとは仏教の寺院です。
伸びていくガジュマルの幹の間からは、デヴァターの顔が覗いています。以前訪れたタイのアユタヤの仏像と同じような不思議なお姿です。

そして、この遺跡は映画「トゥームレイダー」のロケ地になったということでも有名です。
映画を観た時には、よくできたセットだなぁと思ったものですが、実在の遺跡だったとは最近まで知りませんでした。
ちょうど映画に登場しているこの木は、「トゥームレイダー・ツリー」と呼ばれているそうです。

こちらの、ひときわ力強く生えている木も有名なようです。
岩肌を滑り落ちる滝のように見えることから、「ウォーターフォール・ツリー」と呼ばれています。

伸び続けるガジュマルの木が遺跡を破壊しているとも言われており、このままにすべきか伐るべきかと、様々な議論が起こっているそうです。
どんな文明も、いつかは自然に帰っていく事を思えば、このまま少しずつ変わっていく姿を見せ続けるのもいいのではないかと思います。

ここまで、シェムリアップに残された様々な遺跡を見学してきましたが、想像していたよりもずっと素晴らしいものでした。
前から来たがっていた主人も、とても満足している様子です。
この後はランチに向かい、最後の街歩きを楽しみたいと思います。
~つづく~
『春のカンボジア 遺跡巡りの旅』 第3日目②
春のカンボジア遺跡巡りの旅、三日目の続きです。
繁華街でランチとビールを楽しんだ後は、涼しいホテルに戻って休憩します。
こちらはロビーの様子です。天井が高くて広々としています。
クーラーもしっかりと効いていて、生き返ります。

ポロロン
ときれいな音色が聞こえてきたので、ふと目をやると、木琴のようです。
まだ小学生くらいでしょうか、可愛らしい音楽家が生演奏を奏でています。
カメラを向けると、余裕のカメラ目線で応えてくれました。

お部屋でのんびりしていると、徐々に日が暮れてきました。
陽射しに反比例して元気が出てくる私なので、そろそろお出かけの時間です。
ここシェムリアップでは、ナイトマーケットが盛んなようです。
ホテルに待機しているトゥクトゥクに乗って、さっそく訪れてみることにします。

そしてこちらが、お目当ての『アンコール・ナイトマーケット』です。
地元向けの布屋さんや観光客向けのお土産物屋さんがところ狭しと並んでいます。
色んなお店を覗いていると、店員さんが片言の日本語で話しかけてくれます。

ナイトマーケットから少し歩くと、再び『パブ・ストリート』に到着しました。
昼間とはうって変わって、本領発揮の大賑わいを見せています。

通りのお店には、このようにライブが行われているところもあり、大変な盛り上がりです。
あまり深くリサーチしたわけではないのですが、バンコクやパタヤあたりとは違い、健全な飲み屋さんばかりのようです。この街なら女性の一人旅でも安心かもしれません。

昼にビールをいただいた「レッドピアノ」に戻ってきました。空いていた昼間とは違い、大盛況で入店待ちになっていました。
やっぱりアジアの夜の街はパワフルですね!

さて、散策はこの辺りにして、そろそろ我が家もディナーを楽しみたいと思います。
美味しそうなお店をいくつか覗いてみましたが、地元クメール料理の定番店を選びました。
『クメール・キッチン』というお店です。
本店は長蛇の列で入れなかったので、すぐ近くにある2号店を選びました。

まずは迷うことなく、生ビールで乾杯です!
冷たいビールが安くて美味しい、シェムリアップはまさにビール天国ですね。

ビールを飲みながら、メニューを見てみたものの、やっぱりアモックを頼みました。
マイルドでありながら香辛料がきいていています。食べ進むと、じんわりと汗をかいてくるような感じです。

そして、またまた生胡椒の登場です!
野菜とチキンの生胡椒炒めです。生胡椒の実をつまむと、ビリビリと軽くしびれてきます。なんとも言えない良い風味です。

シェムリアップの熱い夜は、まだまだ終わりそうにありませんが、そろそろホテルに引き上げます。
トゥクトゥクで心地よい風を感じながら、ホテルまでのナイトドライブを楽しました。

フリーの一日は、まさにビール三昧の一日でした。
そして明日はとうとう最終日です。といっても帰国は夜行便なので、まだまだ遺跡観光を満喫したいと思います。
~つづく~
繁華街でランチとビールを楽しんだ後は、涼しいホテルに戻って休憩します。
こちらはロビーの様子です。天井が高くて広々としています。
クーラーもしっかりと効いていて、生き返ります。

ポロロン

まだ小学生くらいでしょうか、可愛らしい音楽家が生演奏を奏でています。
カメラを向けると、余裕のカメラ目線で応えてくれました。

お部屋でのんびりしていると、徐々に日が暮れてきました。
陽射しに反比例して元気が出てくる私なので、そろそろお出かけの時間です。
ここシェムリアップでは、ナイトマーケットが盛んなようです。
ホテルに待機しているトゥクトゥクに乗って、さっそく訪れてみることにします。

そしてこちらが、お目当ての『アンコール・ナイトマーケット』です。
地元向けの布屋さんや観光客向けのお土産物屋さんがところ狭しと並んでいます。
色んなお店を覗いていると、店員さんが片言の日本語で話しかけてくれます。

ナイトマーケットから少し歩くと、再び『パブ・ストリート』に到着しました。
昼間とはうって変わって、本領発揮の大賑わいを見せています。

通りのお店には、このようにライブが行われているところもあり、大変な盛り上がりです。
あまり深くリサーチしたわけではないのですが、バンコクやパタヤあたりとは違い、健全な飲み屋さんばかりのようです。この街なら女性の一人旅でも安心かもしれません。

昼にビールをいただいた「レッドピアノ」に戻ってきました。空いていた昼間とは違い、大盛況で入店待ちになっていました。
やっぱりアジアの夜の街はパワフルですね!

さて、散策はこの辺りにして、そろそろ我が家もディナーを楽しみたいと思います。
美味しそうなお店をいくつか覗いてみましたが、地元クメール料理の定番店を選びました。
『クメール・キッチン』というお店です。
本店は長蛇の列で入れなかったので、すぐ近くにある2号店を選びました。

まずは迷うことなく、生ビールで乾杯です!
冷たいビールが安くて美味しい、シェムリアップはまさにビール天国ですね。

ビールを飲みながら、メニューを見てみたものの、やっぱりアモックを頼みました。
マイルドでありながら香辛料がきいていています。食べ進むと、じんわりと汗をかいてくるような感じです。

そして、またまた生胡椒の登場です!
野菜とチキンの生胡椒炒めです。生胡椒の実をつまむと、ビリビリと軽くしびれてきます。なんとも言えない良い風味です。

シェムリアップの熱い夜は、まだまだ終わりそうにありませんが、そろそろホテルに引き上げます。
トゥクトゥクで心地よい風を感じながら、ホテルまでのナイトドライブを楽しました。

フリーの一日は、まさにビール三昧の一日でした。
そして明日はとうとう最終日です。といっても帰国は夜行便なので、まだまだ遺跡観光を満喫したいと思います。
~つづく~