『春の関西・三都巡りの旅』 第3日目②

吉野山の旅、吉水神社の見学の続きです。
義経・静御前潜居の間や南朝皇居の間を見終わった後は、この神社に伝わる宝物を見学します。

まずは、重要文化財の源義経の鎧です。義経はやはり小柄だったらしく、鎧も少しコンパクトです。

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こちらは、あの太閤殿下寄贈の青磁の壺です。
1594年にこの地で、盛大な吉野の花見を開催したときに贈られたものなのでそうです。

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さらにこちらは、夢枕獏さんの「陰陽師」にも登場する盲目の琵琶法師・蝉丸の琵琶で、なんと後醍醐天皇の持ち物だったそうです。

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ひときわ豪華な金屏風は、狩野永徳の作で、太閤殿下の大のお気に入りだったものなのだそうです。
狭い展示スペースの中に、ところ狭しとこのようなお宝が並んでいます。古い建物で、セキュリティなどないに等しいので、盗難がとても心配です。

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お庭に出てみました。遠くに先ほど行った金峯山寺の蔵王堂の姿が眺められます。
太閤秀吉は、この地に約五日間滞在し、盛大に吉野桜を愛でたのだそうです。
源義経、後醍醐天皇、それに豊臣秀吉と、ゆかりの人々がすご過ぎますね。

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吉野山の散策はまだまだ続きます。
お次は、やはり後醍醐天皇の縁の地を訪れたいと思います。

吉水神社を離れてしばらく歩くと、谷の向こう側の斜面に目的地が見えてきました。これは遠い!?

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いずれにしても、歩く以外に選択肢はありません。
頑張って進んでいると、目の前に無情な石段が現れました。これは厳しい…

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やっとの思いでたどり着きました。
後醍醐天皇の勅願時、『如意輪寺』です。

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本堂の裏手に回ると、宮内庁の看板が目に入ってきます。
「塔尾陵」こと、後醍醐天皇の御陵です。

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南朝とは言え、後醍醐天皇の御陵はてっきり京都の近くにあるものだと思っていました。
このような人里離れた場所に祀られているとは意外でした。

帝でありながら、隠岐に流され、鎌倉幕府を倒し、さらにはここ吉野の地に南朝を興すという波乱万丈の人生を送られた後醍醐天皇ですが、今では静かに眠っておられるようです。

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ここからは有料の拝観エリアに入ります。
すると、どこからか雅な黒猫ちゃんが現れて、道案内をしてくれるようです。

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写真の撮影はできませんでしたが、後醍醐天皇や楠木正成親子の縁の宝物が多数展示されており、見ごたえ十分でした。

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まだまだ名残は尽きませんが、そろそろ山を下りて、吉野駅に戻りたいと思います。
先ほどの階段を逆に進み、一気に川筋まで降りてきました。ここから川沿いに駅まで歩きます。

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駅に戻ると、タイミングよく大阪行きの特急が来ていました。
これに乗って、今夜は大阪に宿泊する予定です。

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山の上では食事をとる時間がなかったので、駅前の売店で名物の「柿の葉寿司」を購入しました。
冷たいビールと一緒に、少し遅めのランチを楽しみます。伏見で頂いた月桂冠のミニボトルも併せていただきます!

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ようやく訪問できた吉野です。山深い地を数々の歴史を感じながら観てまわることができました。

~つづく~



『如意輪寺』のHP


テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

『春の関西・三都巡りの旅』 第3日目①


再び春の関西旅行の続きです。記事は三日目からの再開です。

今日は遠出をして、世界遺産・吉野山へ向かいます。
我が家の愛読書、吉川英治さんの「新・平家物語」「私本太平記」にも登場する、世界遺産でもある吉野ですが、なにぶん遠く、これまでなかなか訪れる機会がありませんでした。
今回はGWの長旅のため、ついに訪れることができます。

朝の近鉄奈良駅で、せんとくんとお別れです。

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近鉄特急を乗り継いで、1時間半ほどで「吉野駅」に到着しました。
奈良市内からはかなりの距離ですが、さすがに指定席の特急列車を利用するとかなり楽に移動できます。

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吉野の見どころは、すべて山の上です。こちらは山上に向かうケーブルカーの駅ですが、数年前に故障して、それ以後は運休が続いています。さすがの近鉄グループも、ここまでは予算が回らないのでしょうか…?

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事前にホームページで調べたところ代行バスが出ているそうです。ところがバス乗り場に行ってみると、バスはありません。
お問い合わせ先に電話をしてみても、係の方もよく分かっていないらしく要領を得ません。
仕方がないので、歩いて登ってみることにしました。

しばらく歩いて、ようやく山の上にたどり着きました。
新緑の木々の間から、先ほどのケーブルカーの駅がずいぶんと下に見えています。

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ここ吉野山は世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部を構成しています。
古来から霊場として数々の史跡が残されています。

こちらは、金峯山寺の「銅の鳥居」です。
その名の通り銅製の高さ8mもある鳥居です。もともとは東大寺の大仏鋳造の際に残った銅で造られたとの伝承があるそうです。

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いよいよ吉野山のシンボル、『金峯山寺』が近付いてきました。
飛鳥時代に修験道の開祖・役行者によって開かれた長い歴史を誇る総本山です。

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国宝の仁王門をくぐって入山します。
仁王門は現在補修の作業中で、これから約10年間・推定工費20億円をかけるとのことで、まさに一大事業です。

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山の中に突然、巨大な建造物が現れました!
こちらが「本堂・蔵王堂」です。

高さ34mの規模は、東大寺の大仏殿に次ぐ木造大建築なのだそうです。
現在の建物は1592年頃に再建されたものだそうですが、500年以上も昔に、こんなに山深いところにこれ程のものが建てられていたとは、驚く以外にありませんね。

この時期は、仁王門大修理の勧進として、ご本尊の秘仏「蔵王大権現」の特別ご開帳が行われています。撮影不可のためお見せできませんが、高さ7mもある巨大な3体のご本尊に圧倒されました。

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吉野山の見どころは金峯山寺だけではありません。
10分程歩いて、次なる世界遺産『吉水神社』にやってきました。

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そして、吉野といえば桜で有名です。
この吉水神社からの眺めは、その名も「一目千本」、千本の桜が眺められるといわれています。

見ると新緑ですが、確かに桜の木のようです。2週間ほど早く来れれば、まだ見ることができたようなのですが、少し残念です。

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そんな残念な我が家のためか、横に満開の写真パネルが飾られていました。
確かにこれは素晴らしい!!

いつかまた、桜満開のシーズンに来てみたいものです。

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いやいや桜がなくても、この吉水神社はみどころ満載です。
さっそく入場してみましょう。「南朝皇居」と書かれた大きな石碑が建てられてます。

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重要文化財の日本最古の書院建築に入場します。すぐに雰囲気のある広間が現れます。
「源義経・静御前 潜居の間」です。

兄・頼朝に京を追われた義経が、静御前・弁慶とともにこの吉水院を頼り、約五日間この部屋に潜伏していたそうです。

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その後、義経は山伏姿となり女人禁制の大峰に落ちていきました。この地で別れることとなった静御前の詠んだ歌が残されています。
「吉野山 峰の白雪ふみわけて 入りにし人の跡ぞ恋しき」

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これだけではありません。お隣の部屋には菊の御紋が飾られています。
なんとこの部屋が「南朝皇居」です!

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1336年に後醍醐天皇は京の花山院より逃れ、吉野に潜伏して再起を図られました。その際に一時この建物を皇居として定められ、南北朝の歴史が始まりました。

「太平記」にも登場する舞台の、まさにその場所に来ることができて感激です。

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こじんまりとした神社ですが、その歴史の舞台としての価値は計り知れません。
この後は、吉水神社の数々の宝物を見学します。

~つづく~

『金峯山寺』のHP
『吉水神社』のHP

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『春の関西・三都巡りの旅』 第2日目②

GWの関西の旅の二日目、奈良の続きです。
午前中に法隆寺を訪れた後は、バスで市内に戻りランチを取ります。

近鉄奈良駅前で降りると「東向商店街」に向かいました。
ここでも歩いている観光客は、ほとんど海外からの方たちです。

奈良らしいものを食べるつもりが、結局こちらのとんかつを頂きました!

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食事の後はバスに乗って少し移動します。
奈良公園を過ぎたあたりでバスを降りて、15分ほど歩きます。
閑静な一角に、目指す『新薬師寺』があります。

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「新」とはいうものの、薬師寺とは特に関係がないそうです。747年に光明皇后が夫の聖武天皇の病気平癒のために創建されたという由緒あるお寺です。

こちらの本堂には、かつてJR東海のCMに登場した国宝の「十二神将像」が飾られています。
(下にCMのリンクを貼っていますのでご覧ください)

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撮影禁止なのが残念ですが、ご本尊の薬師如来坐像の周りを、ほぼ等身大の十二体の神将像が並んでいる姿は圧巻です。
しかも1300年近くも前に造られたものを、目の前に眺めることができます。

どの像も生きているみたいで、「もしも誰かがフッと息を吹きかけたら、動き出してしまうのでは?」と思ってしまいます。
お堂の中をなんどもぐるぐると回りながら、いろんな角度から鑑賞させていただきました。

脇にある、庭園もとてもきれいです。

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この後は、バスで奈良公園に戻ります。
もう少し仏像について学んでみたいと思い、『奈良国立博物館』を訪れます。

こちらの「なら仏像館」は仏像に特化し、100体以上の仏像を一度に鑑賞できる博物館です。
ところ狭しと様々な仏像が展示されており、多くの仏像ファン?で賑わっています。

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少し公園内を散歩してみましょう。
しばらく進むと、いつの間にか周りは鹿さんだらけです。

オスの鹿は角もあり体も大きいので、結構怖いです。おっかなびっくりでメスや小鹿ちゃんに近づいてみました。

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東大寺の『南大門』にやってきました。
前回の奈良旅行でも訪れたのですが、いつ見てもその大きさに圧倒されます。

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内部には、「金剛力士像」がそびえ立っています。
高さ8mを超える巨大な像で、運慶・快慶らによって作られた国宝です。

こちらは右側の阿形像、「あ」という口が開いています。

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そしてこちらが左側の吽形像。「うん」と口を結んでいます。

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真上を見上げると、日本最大の山門だけあって、とにかく天井が高いです。
18本ある大円柱の長さは、なんと21mもあるそうです。

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南大門から眺めると、大仏殿はまだまだ先です。
ここからでも大仏殿の大きさは感じることができます。今回は中には入らないので、こちらから大仏様にご挨拶です。

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早朝からの拝観でさすがに疲れてきました。雨もぱらついてきたので、本日の観光はこれにて終了したいと思います。
明日は奈良市内を離れて、世界遺産の吉野山を目指します。

~つづく~


こちらは新薬師寺が登場するJR東海のCM(Youtube)です。ぜひご覧ください。


『新薬師寺』のHP

テーマ : 京都・奈良
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『春の関西・三都巡りの旅』 第2日目①

GWの関西の旅の二日目のスタートは奈良です。
奈良には4年前の年末に訪れた以来ですので、少し足を延ばして前回行けなかった場所を回ってみたいと思います。

まずは斑鳩を目指します。JR奈良駅から電車で10分ちょっとで「法隆寺駅」にやってきました。
最近稼ぎがめっきり減ったとニュースになっていた「せんとくん」のお出迎えです。

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法隆寺駅といっても、お寺の目の前にあるわけではありません。
結構距離があり、15分ほど歩いたところでようやく『法隆寺』に到着です。

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と思ったのもつかの間、目の前には長ーい参道が現れました。これではあと5分以上は掛かりそうです。朝8時の観覧開始時間に合わせてやってきたので、まだ誰も歩いていないようです。

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ようやくお寺の入り口の「南大門」までやってきました。ちらほらとお客さんの姿も見え始めました。さりげなく建っていますが、こちらの門も国宝です。

それでは入場料を払って、いよいよ入場します。
数年前に値上げがされて、1,500円になっていました。結構なお値段ですが、そうそう来られる場所ではないので、とにかくじっくりと見学したいと思います。

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中に入ると、いきなり目の前に雄大な「五重塔」が現れました。
飛鳥時代に建てられた、高さ32.5mのわが国最古の五重塔で、もちろん国宝です。

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お隣の建物が「金堂」です。内部の見学もできました。
釈迦三尊像をはじめとする、飛鳥時代の仏像がずらりと並んでいます。
(建物も仏像も、ほとんどが国宝なので、わざわざ書かないことにします)

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これらの建物をぐるっと囲んでいる「回廊」です。
一見するとなんでもないように見えますが、この柱は真ん中の部分が少し膨らんでいます。

これは「エンタシスの柱」と呼ばれており、ギリシアのパルテノン神殿の柱にも用いられている様式です。
現代ならまだしも、千何百年もの昔に遠い異国の様式を取り入れていたとは、驚きです!

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一番奥に建っているのは「大講堂」です。
このなかにも、立派な薬師三尊像が安置されていおり、とても厳かな空間でした。

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振り返ると、これぞ法隆寺といった眺めが広がっています。
五重塔は、五層目の軸の部分が一層目の約半分になるように造られているので、実際よりも高さを感じます。
この二つの建物の間に「中門」があるのですが、現在は修復工事中で見ることができませんでした。

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法隆寺は、大きく「西院伽藍」「東院伽藍」の東西の二つのエリアに分かれています。
最初の西側の見学を終えて、東に向かいます。

途中に寺宝を展示する博物館の「大宝蔵院」を見学しました。
撮影禁止なのが残念ですが、「百済観音像」や「玉虫厨子」といった、教科書でおなじみの日本を代表する文化財を間近に見ることができました。

上野の東京国立博物館には、「法隆寺宝物館」があり、数多くの法隆寺の宝物が展示されています。これまでは「こんなに東京に持ってきて大丈夫なの?」と思っていましたが、真のお宝はすべてこちらに残されていました…

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宝物の見学を終えて、「東大門」にやってきました。
まだまだ見学は続きます。

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ここ東院伽藍の中心に位置するのが「夢殿」です。なんとも素敵な名前の建物です。
この中には、聖徳太子の等身像と伝えられる「救世観音像」が収められているのですが、秘仏のため残念ながら御開帳されていませんでした。

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ようやく法隆寺の見学が終了しました。これだけの文化財を維持していくためには、1,500円でも足りないかもしれないと感じました。

そのままお隣の『中宮寺』を見学します。
聖徳太子の母親である皇后の発願によって創建された尼寺なので、お出迎えの猫ちゃんにもどこか気品が感じられます。

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中宮寺のご本尊は、これまた有名な国宝の「菩薩半跏像」です。
半跏の姿勢で左の足を垂れ、右の足を膝の上に置き、右手を曲げて、その指先きをほのかに頬に触れんばかりの優美なお姿で、その微笑みは「アルカイックスマイル」と呼ばれています。

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とっても充実した斑鳩エリアの見学を終えた後は、奈良市内に戻ります。
昨夜のうちにバスの一日乗車券を買っておいたので、斑鳩からの直通バスを使ってみます。
一時間ほど掛かりますが、乗り換え不要なので意外に苦になりません。

車窓からは「郡山城」を眺めることができました。奈良にお城というのもイメージが合いませんが、あの大幸秀吉の弟・羽柴秀長の居城だった立派なお城です。

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のんびりと車窓を眺めているうちに、心地よくウトウトしてあっという間に近鉄奈良駅まで戻ってきました。目が覚めると、急にお腹が空いてきたので、これからランチに向かいます。

~つづく~

『法隆寺』のHP
『中宮寺』のHP

テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

『春の関西・三都巡りの旅』 第1日目

ゴールデンウイークに少し長めの旅に出ました。
山口の実家に帰る途中に、関西をじっくり旅してみることにします。
京都・奈良・大阪の三都を巡ってみたいと思います。

うまい具合に休みが取れたので、連休の中日の平日に出発です。
東京駅から新幹線に乗り込み、昼間からビールで乾杯です。富士山もきれいに見えています。

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今夜の宿泊地は奈良です。京都駅で新幹線を降りて、奈良への途中で寄り道をしてみます。
選んだ場所は、京都市の南部の伏見です。

伏見といえば伏見稲荷大社が有名ですが、我が家にとって忘れてはいけないのは、「日本を代表する酒処」だということです。
ということで、酒蔵の見学ツアーを楽しんでみることにしました。

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まず最初に訪れるのはこちら、『月桂冠大倉記念館』です。
月桂冠といえば言わずと知れた全国ブランドですが、ここ伏見で作られています。

近鉄の「桃山御陵前」駅から徒歩10分程で記念館にたどり着きます。入場料300円を支払って入場すると、まずは伏流水の「さかみず」が湧き出ています。軽くのどを潤したら見学を始めます。

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中庭に出てみました。
昔ながらの酒蔵と並んで、立派な煙突がそびえています。

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すぐ脇には、大きな桶が展示されています。
私の背丈ほどの大きさです。これにお酒が満たされている姿を想像すると、それだけで酔っぱらってしまいそうです。

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こちらは屋内の展示です。
酒造りの過程がいろんな道具と合わせて飾られており、分かりやすく説明がされています。

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いろんな酒樽も飾られています。
これ以外にも一升瓶ならぬ、十升瓶も飾られていました。さすがに持って歩くのは難しそうですが、ぜひ家に一本欲しいところです。

いい具合にお酒が飲みたくなった頃に、試飲コーナーがありました。
3種類のお酒の試飲と、お土産の小さなカップ酒を頂きました。正直なところ、飲み足りない!!

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月桂冠の見学を終えた後は、少し伏見の街をお散歩してみたいと思います。
記念館のすぐ脇には、川が流れています。かつての伏見城の外堀でもあった「濠川」です。

観光用の「十石舟」もあり、川面から酒蔵の景色を楽しむことができます。

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川を渡ると、一風変わったお寺がありました。
異国情緒あふれるこのお寺は、「辨財天長建寺」という名前で、「島の弁天さん」とも呼ばれているそうです。

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川沿いの遊歩道を少し歩くと、川越しに月桂冠の蔵が眺められるビュースポットにでました。
テレビや雑誌でもお馴染みの、これぞ伏見といった美しい風景です。

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伏見といえば、お酒だけではありません。歴史上も重要な役割を担った場所です。
5分ほど進んだところには、あの『寺田屋』がありました。

坂本龍馬が滞在し、薩摩藩士による寺田屋騒動の舞台にもなった場所です。
今でも旅館として宿泊もできるようですが、建物については諸説あるようです。

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幕末気分に浸りながら歩いていると、またまた酒処の登場です。
こちらも有名な『黄桜』です!

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黄桜酒造でも工場の見学はできるのですが、夕方のため終了していました。
それでも、こちらの「黄桜記念館」では、酒造りやお馴染みのカッパについての展示を見ることができます。

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VTRコーナーでは、懐かしい昔のCMが上映されていました。
黄桜といえば、大人っぽい女優さんのCMだった印象があります。

この方のCMは記憶にはあるのですが、なかなか名前が思い出せませんでした。
後で調べたら、叶和貴子さんでした。お奇麗ですね。

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そろそろ夕方になったので、奈良方面に向かわなければなりません。
何気なく歩いていると、「会津藩駐屯地跡」との石碑が目に入りました。

この辺りは、まさに「鳥羽伏見の戦い」での激戦地だったようです。

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この後は、再び近鉄電車に乗って奈良に向かいました。
通勤時間帯での移動だったので、思いのほか混雑していました。
ホテルにチェックインして、ビールで乾杯しながら、旅の一日目は更けていきました。

明日は朝から奈良のお寺巡りに向かいます!!

~つづく~

『月桂冠大倉記念館』のHP
『黄桜記念館』のHP


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プロフィール

ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

※当ブログはリンクフリーです。

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