『クアラルンプール・マラッカ旅行』 第6日目(最終日)

旅の6日目、長かったクアラルンプールの旅も本日が最終日です。
目を覚ましてカーテンを開けると、KLの朝焼けがお出迎えです。

IMG_5787.jpg

ペトロナスツインタワーや、KLタワーが朝日を浴びて輝いています。
今まで、いろんな大自然の中での朝日を見ましたが、都会の朝焼けというのもなかなか趣があります。
少し寂しい気もしますが、最後の一日を楽しみたいと思います。

IMG_5790.jpg

いつも以上にお腹一杯朝食を食べた後には、最後に改めてマレーシアについて勉強しようということで『マレーシア国立博物館』に向かいます。
クアラルンプール中央駅から、道に迷いつつ15分ほど歩いて到着しました。

IMG_5797.jpg

毎週木曜日の10時から、日本人ボランティアによるガイドツアーが開催されているとのことで、さっそくお願いしました。日本人の女性の方が2人組で、とても親切に展示物を説明していただきました。

館内には、人類の誕生から植民地時代を経て近代国家マレーシアの誕生までの歴史が、びっしりと展示されています。日本語で分かりやすく説明していただいたので、マレーシアへの理解を深めることができました。

こちらの壁画は、マレーシアの歴史を書き表したものの一部です。近代になって日本軍による占領の様子も描かれています。これまでヨーロッパの列強に植民地にされていたマレーシアですが、日本がイギリスを追い払ったことで「アジア人でも頑張れば列強と戦える」と、独立の意識を高める結果になったそうです。

IMG_5798.jpg

盛り沢山の展示物を見終わった頃には、もうお昼になっていました。さっそく昼食に向かいます。
再びブキッビンタンのLOT10のフードコートにやってきました。

最後にもう一度食べたいと思ったのは、初日に食べた「プラウンミー」です。
やっぱり美味しい!!

IMG_5802.jpg

さらにこちらはマレーシア風の焼き鳥「サテー」です。
ずっと食べようと思っていましたが、ようやく最終日に食べることができます。

串に刺した鳥肉に、ピーナッツをベースにしたタレを付けて頂きます。
もっとピリ辛を想像していたのですが、意外にマイルドなお味でした。
これ以外にも、ラクサを一杯頂きました。

IMG_5800.jpg

さて、食後にはホテルに戻ってきました。実はフロントで交渉してチェックアウト時間を15時に延長してもらうことができました。おかげで、ランチの後でお部屋でゆっくりと荷造りをすることができました。

帰国フライトは夜なので、もう少し遊ぶことにします。チェックアウトを終え荷物をフロントに預けて再出発です。

IMG_5803.jpg

最後の行き先に選んだのは、KLCC内にある『ペトロサインズ』です。
ここは国営石油会社のペトロナスが運営する科学博物館です。12RMを支払い入場します。

IMG_5812.jpg

館内には石油の掘削をはじめとしたハイテクな展示物が充実しており、楽しみながら科学を学ぶことができます。
このような巨大な恐竜の模型やF1マレーシアGPのシミュレーター等もあり、かなり楽しむことができました。

IMG_5811.jpg

再びホテルに戻ってきました。うれしいことに出発までの間はラウンジも使わせてくれるそうです。
最後にKLの街を眺めながら、ビールで乾杯します!

近代的なKLですが、真下を見るとこのような昔ながらの路地も残されています。
この日は、独立記念日の前夜祭で国中が盛り上がっているそうで、ラウンジのスタッフも民族衣装でもてなしてくれました。6日間毎日やってきていたので、スタッフともすっかり顔なじみになっており、「これから東京に帰る」というと名残を惜しんで皆で記念撮影をしてくれました。

IMG_5805.jpg

いよいよ出発です。ホテルからタクシーに乗り空港にやってきました。
空港内を散歩していたら『KLIA・ジャングル・ボードウォーク』を発見しました。
どうやら空港内にジャングルを再現してあるようです。

IMG_5819.jpg

こじんまりとしたジャングルですが、本物の熱帯雨林の植物が植えられています。
このような滝もあり、ジャングル気分は十分味わえます。

先日、KLタワーの麓の熱帯雨林ウォークを断念した後だけに、うれしいお土産になりました。

IMG_5820.jpg

ちょっと小腹が空いたので、「OLDTOWN」という地元のコーヒーショップで最後に軽くお食事です。
ペナンラクサと、名物?のホワイトコーヒーを注文しました。
ラクサはピリ辛で美味しかったのですが、ホワイトコーヒーは砂糖たっぷりでとっても甘かったです。

IMG_5817.jpg

のんびりと楽しんだマレーシアは、穏やかでどこか懐かしく感じるような国で、海外でセカンドライフを過ごす日本人に選ばれることが納得できる、暮らしやすそうな国でした。
目覚しいくらい発展中のパワーを分けてもらい、とても楽しい休暇を過ごすことができました。

また訪れることができるように毎日を健康に頑張って過ごさなくては、と改めて感じながら帰国の途につきました。

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

『クアラルンプール・マラッカ旅行』 第5日目②

少し間が空きましたが、久しぶりにクアラルンプールの記事を続けます。
KLタワーを見学し、ランチの後はホテルでのんびりと休憩しました。

夕方になってお腹も空いてきたので、夜景見物とディナーにお出かけします。
改めて夜の『KLCC』にやってきました。

ライトアップされた「ペトロナスツインタワー」がお出迎えです!

IMG_5783.jpg

公園内の池では、噴水がライトアップされたショーが行われています。
多くの方が噴水を眺めながら、リラックスして涼んでいます。
東南アジアにいるのを忘れさせるような、見ているだけで涼しい気分になります。

IMG_5782.jpg

建物の反対側にまわって、高さ452mのペトロナスツインタワーを見上げます。
日本で一番高い横浜ランドマークタワーの高さが296mなので、なんと1.5倍の高さです。
池から湧き立つ霧が煙のようで、これから打上げを待っている宇宙船のような幻想的な姿です。

IMG_5778.jpg

さて、そろそろ夕食にしたいと思います。『スリアKLCC』の中にやってきました。
ここは、ブキッビンタンのパビリオンと並んでKLを代表する巨大なショッピングモールです。
フードコートも充実しているそうなので、またまたハシゴを楽しみます。

IMG_5780.jpg

沢山のお店があって目移りします。いろいろと物色した結果、一品目はやはり麺を選びました。
カレー味の「ジャワラクサ」です。

マイルドなカレースープが麺に絡んで、つるつると食べ進みます。途中で辛味を加えたりしてあっという間に完食です。人気麺のようで店舗には列ができていました。

IMG_5765.jpg

お次は、インド風のチャーハンを食べました。注文したつもりの物と出て来たものが違いがっかりしました。フードコートとはいえ、なじみのない食べ物は名前から想像がつきませんね。
気を取り直してのもう一品は、「ホッケンミー」です。

漢字で「福建麺」と書くとおり、中国の福建省生まれの麺料理で、華僑の進出にあわせて東南アジアでそれぞれの土地の味に進化して行ったそうです。
見た目はよくありませんが、食べてみるとエスニック風の焼きうどんのようで美味しいです。

IMG_5769.jpg

食事を終えて、ホテルに戻る前にもう一度夜景を眺めます。
見れば見るほどカッコいい建物です。未来が舞台のSF映画の中にいるかのような気分になります。
展望フロアもあるようなので、機会があれば訪れてみたいものです。

IMG_5771.jpg

帰りの駅の売店で、面白いものを見つけました!
どうみてもグリコのポッキーなのですが、よく見るとocky』と書いてあります。

アジア諸国にありがちなコピー商品かとも思いましたが、ちゃんとグリコの製品です。
調べてみると、ポッキーはポーク(豚肉)を連想させるので、豚肉を禁ずるイスラム教徒が多いマレーシアに配慮してロッキーと名前を変えて販売しているそうです。
文化の違いというのは興味深いものですね。

IMG_5691.jpg

こうして、マレーシア滞在の最後の夜は更けていきました。
残念ながら明日は日本に帰国します。
とはいえ出発は夜便なので、ラストスパートをかけたいと思います!


~つづく~

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

『クアラルンプール・マラッカ旅行』 第5日目①

クアラルンプールの旅の5日目です。
この旅も、残すところあと2日となりました。
今日は、これまで街のあちこちから眺めていた『クアラルンプール・タワー』を目指します。

ホテルを出てモノレールに乗り、ひとつ隣の「ブキッ・ナナス」駅にやってきました。
モノレールを降りて下の道路を見ると、大変なことになっています。
どうやら水道管が破裂しているようです。近代都市に生まれ変わりつつあるKLも、まだまだの部分はあるようですね。

IMG_5720.jpg

いよいよKLタワーに向かいます。
いろんな方のブログを見ていると、道が分かりづらく姿は見えてもなかなかたどり着かないというタワーですが、なんとか迷うことなく入口に到着しました。

タワーは小高い丘の上に建っているのですが、入口からは無料の送迎バスが出ていたので迷わず利用します。

IMG_5746.jpg

KLタワーはペトリナスツインタワーと並ぶKLのランドマークで、高さ421mと東南アジアでは最も高い通信塔です。
地上276mの展望台に登り、目の前に広がる360度の絶景を楽しみます。

こちらでは専用のイヤホンを借りて音声による説明を聞くことができます。親日国家らしく日本語も選べます。
写真の中央には、滞在先のシェラトンホテルが見下ろされます。毎日眺めていた風景が逆転です。

IMG_5723.jpg

こちらはペトロナスツインタワー側の眺めです。KLタワーは標高94mの丘ブキッ・ナナスの頂上に建てられているため、452mのペトロナスツインタワーより実際には高いようです。
これらの写真の他に、王宮やムルデカスクエア、さらには遠くバトゥー洞窟まで見渡すことができました。

IMG_5727.jpg

このタワーは電波塔では世界で4番目の高さということで、それをアピールすべくランクインしたそれぞれのタワーを紹介するパネルが展示されています。東京タワーもランクインしているようです。

ところが、1位の位置にあるべきはずの東京スカイツリーのパネルがありません。
スカイツリーの登場で、実際は5位に転落?してしまったようですが、各種説明書や音声ガイドの変更の手間を考えると、急いで変える必要もないのでしょう。ついでの時に直しておいてくださいね。

IMG_5728.jpg

タワーからの眺めを楽しんだ後は、足元を散策します。
タワーの下にあるステージでは、民族舞踊ショーが行われていました。
なんとなくのんびりとして、楽しげな踊りでした。

IMG_5740.jpg

さて、お次の楽しみは熱帯雨林ウォークです。
このブキッツナナスの丘には昔ながらのジャングルが残されており、ハイキングを楽しむことができます。
主人が楽しみにしており、朝から張り切っています。

ところが・・・!?
入口に着いてみるとゲートが閉鎖されています。貼紙を見てみると、つり橋が工事中のため閉鎖とのことです。
これには主人がガッカリです。

IMG_5745.jpg

仕方なく丘の上から遊歩道の写真だけを撮りました。
いかにもジャングルといった植物が茂っており、ダメだといわれるとますます歩いてみたくなります。

IMG_5747.jpg

ハイキングはできませんが、ジャングル気分を味わえる動物達には出会えました。
園内にミニ動物園があり、入場はしませんでしたが、入口にこんなきれいな鳥がとまっていました。

IMG_5743.jpg

園内には、マレーシアの伝統住宅の展示スペースもありました。
高床式の住居等を眺めていると、中央部になぜか2頭のイグアナがいました。
のんびりと寛いだ様子なので、触ってみるとひんやりとしてザラっとしていました。

IMG_5749.jpg

KLタワーの観光を終える頃にはお腹が空いてきました。ランチを求めて移動を始めます。
結局徒歩でブキッ・ビンタンまでやってきました。
今日は中華を食べようということで、パビリオンにある『DRAGON-i』を選びました。

IMG_5758.jpg

小龍包が評判のお店のようですので、お茶で飲茶とすることにしました。特に写真にある蝦蒸餃子がとても美味しくて、メタボも気になる主人ですがパクパク食べ進んでしまいます。

IMG_5754.jpg

こちらが〆に選んだ坦坦麺です。
麺の種類が選べたので、刀削麺を選んだのですがピリ辛で美味しくいただけました。

IMG_5753.jpg

美味しい中華を堪能したあとは、夜遊びに備えてホテルで休憩します!

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

『クアラルンプール・マラッカ旅行』 第4日目②

再びクアラルンプール・マラッカ旅行の続きです。
灼熱のマラッカを後にして、バスでクアラルンプールに帰ってきました。

疲れていた体も、冷房の効いた車内での2時間の睡眠でかなり復活してきました。
ホテルに帰る途中に少し寄り道をします。
KLにはイスラム様式の建物が沢山あるのですが、その中でも有名なものを二つ訪れます。

こちらは、『KLMビル』(マレー鉄道事務局ビル)です。
古代ギリシャやオスマン帝国などアジアとヨーロッパの建築様式が見事にミックスされた建物です。

IMG_5678.jpg

KLMビルの向かい側にあるのが、『クアラルンプール駅』(旧中央駅)です。
こちらもイスラム様式の美しい建物で、2001年にKLセントラル駅がオープンするまで鉄道の玄関口として使用されていました。

ボーっと眺めていると、ランプの魔神が飛び出してきそうな雰囲気です。

IMG_5684.jpg

駅の外の大通りに面した場所に、ノラ猫ちゃんの兄弟(姉妹?)がいました。
なんでこんな場所にいるんだろう?と思ったら、駐車場の係りの人がエサをあげていました。
交通量の多い場所なので、くれぐれも車には気をつけてほしいものです。

IMG_5680.jpg

ふと見ると、ペトロナスツインタワーが一本しかありません!?
一瞬おやっと思いましたが、ここから見ると2本のビルがちょうど一直線上に並んでいるようです。
かつて東京・千住にあった、「お化け煙突」みたいなものでしょうか。

IMG_5687.jpg

いったんホテルで休憩し、日没後に夕食に出かけました。
モノレールに乗って、またまた「ブキッ・ビンタン」駅にやってきました。

このKL一の繁華街の駅の広告は、SHARP一色です。
「さすが日本の電機メーカーだ」と思ったのですが、帰国してみると業績悪化のニュースだらけです。
頑張れ、シャープ!!

IMG_5699.jpg

行き先は、やはり「パビリオン」を選びました。先日ピューター製品を購入したショッピングセンターです。
中央には大きな吹き抜け空間があります。これだけ規模が大きいお店は東京にもあまり無いと思います。

IMG_5703.jpg

お店を探して広い館内をうろうろしていると、こんな一角を見つけました。
その名も「トーキョー・ストリート」で、ラーメン山頭火やダイソー等が入っています。

ここKLでは、日本文化が人気のようです。ためしにダイソーを覗いてみると、100円均一ならぬ5RM均一でした。約125円なので、日本よりも少し割高になっているようです。

IMG_5701.jpg

東京ストリートのすき焼き屋さんも魅力的だったのですが、やはりマレーシアっぽい店にしました。
地元で有名なチェーン店、『Madam Kwan’s』(マダム・クワンズ)です。
このお店ではマレーシアの家庭料理の味を楽しめます。

IMG_5709.jpg

まずは定番の一品、「ナシ・レマ」です。
ココナッツミルクで炊いたご飯に、チキンや玉子が添えられた、まさにマレーシアの国民食です。
カレー味のチキンがじんわりとした辛さで、ココナッツミルクのかすかな甘みがあるご飯のおかずに、ちょうどいい具合です。

IMG_5705.jpg

お次はこの店で一番美味しいと評判の「カレーラクサ」です。
スープを一口飲んでみます。甘みとヒリヒリする辛さが病み付きになりそうな味です。麺としっかり絡んで美味しいです。日本でも人気が出そうなお味です。

デザートも充実しているこのお店が日本に出店したら人気が出そうだな、などと思いながらお店を後にしました。

IMG_5706.jpg

お腹一杯になったところで、しばらく夜のブキッ・ビンタンを散策します。
パビリオンから駅の反対側に戻ったところに有名な屋台街がありした。
それがこちら、『ジャラン・アロー』(アロー通り)です。

IMG_5710.jpg

通りの両側に、ところ狭しと屋台が建ち並んで、美味しそうな臭いを漂わせています。
地元の人に混ざって、旅行中の欧米人の姿も数多く見られます。お値段も安く魅力的です。

たった今お腹一杯夕食を済ませたところなので、食べることができないのが残念です・・・

IMG_5711.jpg

ジャラン・アローの雰囲気を楽しんだ後は、ようやくホテルに帰ってきました。
今日は早朝から、目一杯遊びまわりました。
早いもので、旅も残すところ二日になりました。
まだまだ頑張って、遊びますよ!!

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

『クアラルンプール・マラッカ旅行』 第4日目①

旅の4日目に入りました。今日はクアラルンプールを離れて日帰りで遠出します。
本日の目的地は、世界遺産の古都「マラッカ」です。

マラッカへは日帰りのオプションツアーが沢山でていますが、やはり自力で向かいます。
バス便が充実しておりKLから約2時間で着くとのことなので、バスの旅を選びました。
しかも、ありがたいことに料金が安い!片道たったの12.2RM(300円ちょっと)で行くことができるのです。

IMG_5607.jpg

多くのバス会社が運営しているのですが、大手とのことでKKKL社のバスを選びました。
こちらが車内の様子です。日本の4列バスと違い、3列でかなりゆったりとしています。

多くの方が車内がとても寒いと書かれていたので、心配していましたが、冷んやりとした快適な温度でした。
ところが、かなり設備が老朽化しています。最初に主人が座った席はリクライニングができず、次に移った席ではアームレストが突然落下したそうです・・・

IMG_5606.jpg

途中でものすごいスコールに遭いましたが、とくに遅れることなくマラッカ郊外のバスターミナルに到着しました。
ここからの交通手段がないので、タクシーに乗ることにしました。タクシー料金は固定で20RMです。
バス代と比べるとずいぶん高いですが、仕方がありません。

10分ほどでマラッカ観光の中心地『オランダ広場』に到着しました。
18世紀のオランダ統治時代に建てられた建物群がお出迎えです。

IMG_5609.jpg

広場の周りには、ド派手ないでたちの三輪車、「トライショー」が多く停まっており、観光客を待ち構えています。
私はすっかりその気になっていたのですが、主人が乗り気ではなさそうなので、やむなく歩くことにしました。

IMG_5615.jpg

トライショーに乗りそびれたので、オランダ広場の裏手の丘に登ることにしました。
この丘の上には、『セントポール教会跡』が残っています。

ポルトガル統治時代に建てられた教会の前に立っているのは、「フランシスコ・ザビエル」です。
ザビエルの死後、遺体はマドラスへ送られましたが、右手だけは切り取られポルトガル本国へ送られました。 ザビエル像の右手は、像が建てられた当時嵐によって右手のみ切り落とされ、まさに遺体とおなじ形になったそうです。

IMG_5618.jpg

教会の内側です。壁だけが残されていました。
以前に訪れた、マカオの「聖ポール天主堂跡」と同じような状態です。
よく考えると、教会の名前も同じですね。

IMG_5627.jpg

この丘の上からは、太平洋とインド洋を結ぶ海上交通上の要衝となっているマラッカ海峡を見渡すことができます。遠くに見える家々の屋根が茶色いのも、ポルトガル風です。
右手に見えるタワーは「マラッカタワー」で、上部の丸い部分は展望台で、回転しながら上がっていくようです。

IMG_5628.jpg

丘の反対側に下りてきました。ここには古い要塞跡がありました。『サンチャゴ砦』です。
1511年にポルトガルによって建てられた砦です。防壁はポルトガルに取って代わったイギリスによって取り壊され、現在は石造りの門と大砲のみ残されています。

IMG_5638.jpg

サンチャゴ砦から少し奥に入ったところに『マラッカ・スルタンパレス』があります。
マラッカ王国全盛時の王宮を復元した建物で、現在は博物館になっています。
瓦屋根のように見えますが、木を貼り合せているそうです。

IMG_5653.jpg

派手さはありませんが、やはり豪華なつくりです。
スルタンに謁見する外国からの使者の様子が人形で再現されています。海洋貿易で栄えたマラッカ王国の栄光の一端が窺がえます。

IMG_5652.jpg

王宮の前には庭園が広がっています。暑かったのであまり見て回りませんでしたが、ハイビスカスがきれいに咲いていました。
ハイビスカスは、マレーシアの国花に選ばれているそうです。

IMG_5644.jpg

さて、お待ちかねのランチの時間がやってきました。
マラッカ伝統のニョニャ料理の店にするかどうかで迷いましたが、こちらを選びました。

『和記』(ホーキー)というお店です。
こちらは、先日も食べた海南チキンライスの名店です。

IMG_5663.jpg

席に着くと、お店のおばさんが注文を取りに来ます。とくにメニューは無く「お腹が空いているか?」と聞かれました。「空いている」と応えると、笑顔で頷いて去っていきました。どうやらこれが注文だったようです。

周りの席の様子をキョロキョロしながら待っていると、やってきました。とっても美味しそうです!

IMG_5660.jpg

このお店の売りは、この一口サイズのチキンライスボールです。
鳥の出汁で炊かれたご飯はこれだけで食べても絶品のうまさです。

写真にあるチキンの他に、イカ野菜炒めとご飯が出てきました。どれも素材の味がしっかり活かされていて美味しいです。なによりお店も大賑わいで、お客さんが皆んな笑顔で美味しいそうに食べています。

IMG_5661.jpg

食後は、チャイナタウンでもある『ジョンカー・ストリート』を散策します。
それにしてもマラッカは暑い!
クアラルンプールは東京ほど暑くなかったので油断していましたが、さすがに赤道直下の町だけあって暑さが身にしみます。。。

IMG_5664.jpg

KLであれば、ショッピングセンターに逃げ込めば寒いくらいにクーラーが効いているのですが、ここマラッカはそうはいきません。
建ち並ぶショップハウスの入口は開放されており、中に入っても暑さから逃れることは出来ません。暑さが苦手の私には堪えます。

フラフラになりながらも町歩きを続けます。
こちらはマレーシア最古の仏教寺院『チェンフーテン』(青雲亭)です。
お寺自体ももちろん立派なのですが、特に七宝焼きで作られた屋根の像が素晴らしいです。

IMG_5666.jpg

そしてこちらはイスラム寺院『カンポン・クリン・モスク』です。
ドーム型のモスクと異なりミナレット(尖塔)が特徴的です。

マラッカ王国、オランダ、ポルトガルにイギリス。はたまた仏教寺院にイスラムのモスク。本当にマラッカの歴史と文化は多様性に富んでいるなと思わせられます。

IMG_5668.jpg

ようやく町を一周して、ふたたびオランダ広場に帰ってきました。
左手に『クライストチャーチ』、右手に『クロックタワー』が並んでいます。

この時計台の時計は、もともとは英国製のものが使われていたのですが、1982年の独立記念日に日本のセイコーが寄付したものに取り替えられたそうです。
きっと一秒の狂いも無く時を刻んでいると思いきや、かなり狂ったり止まったりを繰り返しているそうです。
セイコーさんには、しっかりと手入れをして、日本の技術力を世界に示してくれるようお願いしたいものです。

IMG_5656.jpg

帰りのKL行きのバスは19:30発のチケットを買っているのですが、暑さのためにもう力尽きました。
涼んだり休憩したりできる場所も見つからないので、まだ早いですがKLに戻ることにします。

バスターミナルに戻り、KKKLのチケット売り場で時間の変更をお願いしました。
ところが変更は不可とのことです。300円なのであきらもてもう一枚買おうかと思っていたら、店の奥からの権力を持っていそうな女性が出てきて、「変更はできないけど、勝手に乗れ」というようなことを言っています。

半信半疑ながら止まっていたバスに向かうと、時間も座席も指定された券なのにあっさりと通してくれました。
マレーシア人は、まじめながらも融通のきくところもあるのだなと思いました。おかげで助かりました。

無事にバスは出発し、冷房の効いた車内でぐっすりと眠っていると、あっという間にKLに帰ってきました。
短い時間でしたが、世界遺産の古都の雰囲気を十二分に満喫できました。

~つづく~

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

プロフィール

ふとかつ

Author:ふとかつ
平凡な日々を記録してして自分の変化を再発見したいと思いブログをはじめました。

大好きな旅行、お酒、美味しいもの、料理、主人の趣味に付合い始めた自転車でのポタリング、その他なんでも気になることを徒然なるままに書き留きめていきたいと思っています。

※当ブログはリンクフリーです。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
フリーエリア
QRコード
QRコード