『シドニー旅行』 第6日目(最終回)
早いものでシドニーの旅も本日が最終日になってしまいました。
残り一日、今日も思いっきり楽しみます!!
今日は珍しく徒歩で観光をスタートします。こちらはホテルの目の前にある『ハイドパーク』です。
噴水の奥に見えているのは初日に訪れた「セントメアリー大聖堂」です。

まずは公園を抜けたところにある、『ハイドパークバラックス』にやってきました。
ここは1819年に囚人達によって建てられた収容宿舎で、歴史ある建造物です。現在は博物館になっています。
実はここは「オーストラリアの囚人遺跡群」(Australian Convict Sites)のひとつとして、世界遺産に今年登録されたばかりのホヤホヤなのです。

内部には、当時の様子を再現したハンモックがたくさん吊られています。
囚人とはいえ、これで毎日寝ると腰が痛くなりそうですね・・・

次は、少し歩いて『ニューサウスウェールズ州立美術館』にやってきました。
嬉しいことに入場無料です。こちらで、アボリジニアル・アートを堪能しました。

さらに歩いて、シドニー湾に突き出した岬の先端にある『ミセス・マッコーリーズポイント』に到着です。
ここからはオペラハウスとハーバーブリッジを一枚の写真に収めることが出来るため、シドニー随一の撮影スポットとなっています。
それでは、我が家も一枚!

こちらはミセス・マッコーリーズ・チェアです。
かつての総督の妻エリザベス・マッコーリーお気に入りの場所で、彼女のために岩を削って造られたベンチなのだそうです。
もちろん私も座ってセレブ気分を味わいました。

この岬一帯は、『ロイヤル・ボタニックガーデン』(王立植物園)という広大な公園になっています。
1816年に造営されたオーストラリア最古の植物園で、オーストラリアをはじめ世界各地から集められた4000種を超す植物が植えられています。まさにシドニー市民の憩いの場ですね。

気持ちのいいお散歩の後は、再びクルーズとランチを楽しみたいと思います。
いつものサーキュラキーから船に乗って、今回は『ワトソンズベイ』にやってきました。
今回の船はこれまでのものとは種類が違います。先端のくぼんでいる部分がオープンエアの座席になっており、何にも遮られることなく景色を楽しむことができます。

それでは上陸です。遠くシドニー湾越しにシティのビル群を眺めることが出来ます。
ビーチでは地元の子供達が砂遊びに夢中になっています。

まずは少し散歩してみます。ワトソンズベイはシドニー湾に南から突き出した半島の先端に近い部分です。
このあたりはシドニーハーバー国立公園となっており、フェリー乗り場から数分で外側に抜けることができます。

外側のタスマン海の眺めです。向こうに見えるのは先日訪れたノースヘッドの断崖絶壁です。
方向音痴の私ですが、この頃になると頭の中にシドニーの地図が思い浮かぶようになって来ました。
(と言っても、今日が最終日なんです・・・)

ふと足元を見ると、真っ白なオウムがいました。
日本とは雰囲気が違い、いかにもオーストラリアの鳥といった感じです。しばし見とれてしまいました。

とうとうお待ちかねのランチです!!
いろいろと調べて選んだ、『DOYLES ON THE BEACH』(ドイルズ・オン・ザ・ビーチ)というシーフードの名店です。

さっそくお店のオリジナル白ワインを頂きます。
それでは、乾杯!!

私達の席からの眺めです。その名の通りビーチに面しており、素晴らしい景色を堪能しながらお食事を楽しむことができます。

そして、シドニーに来たからにはこれを食さなければなりません。シドニー・ロックオイスターです。
「少しでいいのでは?」という主人を押しきり、1ダースを注文しました。
プリッとした身にたっぷりレモンを絞りいただきます。潮の香りと濃厚な旨みが広がります。美味しい!
新鮮な牡蠣とワインが進み大満足です。

さらに、シーフードの盛り合わせを追加しました。スモークサーモンやボイルした海老やカニと、やはり名物のフィッシュ&チップスの組み合わせです。
このスモークサーモンが絶品です。主人がかなり気に入っていました。
海風にあたりながらシーフードを満喫しました!

大満足の食事を終え、再びフェリーでシドニーに戻ります。オープンエアの先頭席をゲットしました。
クルーズの様子を動画でとってみました。低い雲が出てきたので、幻想的な雰囲気になりました。
シドニー上陸後は、ホテルに戻って休憩することにしました。くつろいでいる内にいつの間にか眠り込んでしまったようです・・・
ここで、事件が起きました!!
目を覚ましてみると、主人が真っ青な顔でお腹を押さえてうずくまっています。どうやら生牡蠣にあたってしまったようです。。。
シドニーの生牡蠣は新鮮なので、あたることはまず無いと聞いていたのですが、もともと体質に合わないのか(これまで生で食べた記憶がないそうです)、たまたま悪いのに当たってしまったのか、結構な苦しみようです。
私の方は全く問題ないのですが、1ダースも頼んでしまったことが少し心苦しいです。
どうしようも無いので、持参した正露丸を飲んで安静にすることにしました。
しばらく休んだ後、何か食べたほうが治りが早いだろうということで、チャイナタウンまで行くことにしました。トボトボと歩いて、やっとの思いで辿り着いたお店でお粥を食べることにしました。
カメラも持たずに出かけたので、写真を撮れませんでしたが、これがとっても美味しかったです。主人も青い顔をして食べています。
こうして、シドニー最後の夜は更けていきました。主人は明日帰国することができるのでしょうか・・・?
翌朝になりました。
心配だった主人の調子は思ったより良さそうです。本当にこの人はタフなのか貧弱なのかさっぱり分かりません??
ということで、飛行機にも乗ることができ、無事に帰国することができました。
自然と都会が隣り合わせにあるシドニーを満喫できたいい旅でした。
「DOYLES」のHP(英語)
残り一日、今日も思いっきり楽しみます!!
今日は珍しく徒歩で観光をスタートします。こちらはホテルの目の前にある『ハイドパーク』です。
噴水の奥に見えているのは初日に訪れた「セントメアリー大聖堂」です。

まずは公園を抜けたところにある、『ハイドパークバラックス』にやってきました。
ここは1819年に囚人達によって建てられた収容宿舎で、歴史ある建造物です。現在は博物館になっています。
実はここは「オーストラリアの囚人遺跡群」(Australian Convict Sites)のひとつとして、世界遺産に今年登録されたばかりのホヤホヤなのです。

内部には、当時の様子を再現したハンモックがたくさん吊られています。
囚人とはいえ、これで毎日寝ると腰が痛くなりそうですね・・・

次は、少し歩いて『ニューサウスウェールズ州立美術館』にやってきました。
嬉しいことに入場無料です。こちらで、アボリジニアル・アートを堪能しました。

さらに歩いて、シドニー湾に突き出した岬の先端にある『ミセス・マッコーリーズポイント』に到着です。
ここからはオペラハウスとハーバーブリッジを一枚の写真に収めることが出来るため、シドニー随一の撮影スポットとなっています。
それでは、我が家も一枚!

こちらはミセス・マッコーリーズ・チェアです。
かつての総督の妻エリザベス・マッコーリーお気に入りの場所で、彼女のために岩を削って造られたベンチなのだそうです。
もちろん私も座ってセレブ気分を味わいました。

この岬一帯は、『ロイヤル・ボタニックガーデン』(王立植物園)という広大な公園になっています。
1816年に造営されたオーストラリア最古の植物園で、オーストラリアをはじめ世界各地から集められた4000種を超す植物が植えられています。まさにシドニー市民の憩いの場ですね。

気持ちのいいお散歩の後は、再びクルーズとランチを楽しみたいと思います。
いつものサーキュラキーから船に乗って、今回は『ワトソンズベイ』にやってきました。
今回の船はこれまでのものとは種類が違います。先端のくぼんでいる部分がオープンエアの座席になっており、何にも遮られることなく景色を楽しむことができます。

それでは上陸です。遠くシドニー湾越しにシティのビル群を眺めることが出来ます。
ビーチでは地元の子供達が砂遊びに夢中になっています。

まずは少し散歩してみます。ワトソンズベイはシドニー湾に南から突き出した半島の先端に近い部分です。
このあたりはシドニーハーバー国立公園となっており、フェリー乗り場から数分で外側に抜けることができます。

外側のタスマン海の眺めです。向こうに見えるのは先日訪れたノースヘッドの断崖絶壁です。
方向音痴の私ですが、この頃になると頭の中にシドニーの地図が思い浮かぶようになって来ました。
(と言っても、今日が最終日なんです・・・)

ふと足元を見ると、真っ白なオウムがいました。
日本とは雰囲気が違い、いかにもオーストラリアの鳥といった感じです。しばし見とれてしまいました。

とうとうお待ちかねのランチです!!
いろいろと調べて選んだ、『DOYLES ON THE BEACH』(ドイルズ・オン・ザ・ビーチ)というシーフードの名店です。

さっそくお店のオリジナル白ワインを頂きます。
それでは、乾杯!!

私達の席からの眺めです。その名の通りビーチに面しており、素晴らしい景色を堪能しながらお食事を楽しむことができます。

そして、シドニーに来たからにはこれを食さなければなりません。シドニー・ロックオイスターです。
「少しでいいのでは?」という主人を押しきり、1ダースを注文しました。
プリッとした身にたっぷりレモンを絞りいただきます。潮の香りと濃厚な旨みが広がります。美味しい!
新鮮な牡蠣とワインが進み大満足です。

さらに、シーフードの盛り合わせを追加しました。スモークサーモンやボイルした海老やカニと、やはり名物のフィッシュ&チップスの組み合わせです。
このスモークサーモンが絶品です。主人がかなり気に入っていました。
海風にあたりながらシーフードを満喫しました!

大満足の食事を終え、再びフェリーでシドニーに戻ります。オープンエアの先頭席をゲットしました。
クルーズの様子を動画でとってみました。低い雲が出てきたので、幻想的な雰囲気になりました。
シドニー上陸後は、ホテルに戻って休憩することにしました。くつろいでいる内にいつの間にか眠り込んでしまったようです・・・
ここで、事件が起きました!!
目を覚ましてみると、主人が真っ青な顔でお腹を押さえてうずくまっています。どうやら生牡蠣にあたってしまったようです。。。
シドニーの生牡蠣は新鮮なので、あたることはまず無いと聞いていたのですが、もともと体質に合わないのか(これまで生で食べた記憶がないそうです)、たまたま悪いのに当たってしまったのか、結構な苦しみようです。
私の方は全く問題ないのですが、1ダースも頼んでしまったことが少し心苦しいです。
どうしようも無いので、持参した正露丸を飲んで安静にすることにしました。
しばらく休んだ後、何か食べたほうが治りが早いだろうということで、チャイナタウンまで行くことにしました。トボトボと歩いて、やっとの思いで辿り着いたお店でお粥を食べることにしました。
カメラも持たずに出かけたので、写真を撮れませんでしたが、これがとっても美味しかったです。主人も青い顔をして食べています。
こうして、シドニー最後の夜は更けていきました。主人は明日帰国することができるのでしょうか・・・?

心配だった主人の調子は思ったより良さそうです。本当にこの人はタフなのか貧弱なのかさっぱり分かりません??
ということで、飛行機にも乗ることができ、無事に帰国することができました。
自然と都会が隣り合わせにあるシドニーを満喫できたいい旅でした。
「DOYLES」のHP(英語)
『シドニー旅行』 第5日目
シドニー観光の5日目です。
昨日のブルーマウンテンのブッシュウォークのダメージが足に残っていますが、今日もシドニーを楽しみます。
まず、向かったのはハーバーブリッジの橋脚部分に登れるパイロンルックアウトです。

エントランスで入場料9.5ドルを支払って、早速登り始めます。
エレベーターがあるかな?とちょっぴり期待していましたが、やはり階段だけでした。足に鞭打って歩を進めます。海の高さからここまで来るだけでも結構な高さを登ってきたのですが、これからが本番です。
ふと、顔を上げると人がロープにぶら下がっています!!
これには、心臓が停まるくらいビックリしましたが、建築の作業行程を蝋人形で再現しているものでした。

約200段の階段を、ようやく登りきりました。ここは高さ87mです。
いきなり目の前にハーバーブリッジのアーチを登っている人がいます。このアーチを登るツアー「ブリッジクライム」も検討したのですが、私は高所恐怖症気味なのでチャレンジできませんでした。
お揃いの服を着た参加者が手を振ってくれたので、私も手を振って応えました。皆さん楽しそうに登っています。

このパイロンルックアウトからの眺めも素晴らしいの一言です!!
シドニー湾を行きかう船、オペラハウス、シティの摩天楼とすべてが見渡せます。この眺めをパノラマで撮ってみました。

裏側に回ってみると、これまであまり見かけなかったダーリングハーバー方面も見渡せます。
シドニーが海洋都市だということが改めて実感されます。

パイロンルックアウトの後は、そのまま歩いて全長1500mのハーバーブリッジを渡ります。
お昼休みにハーバーブリッジをジョギングするビジネスマンとたくさんすれ違いました。
車の交通量が多く、結構な排気ガスなのですが、みなさん大丈夫なのでしょうか?
脇には2m近い金網のフェンスが立っており、飛び降り防止のためか警備員が常駐しているようです。
普通の歩道からでも十分な眺めが楽しめます。

渡りきるまでに思いのほか時間が掛かりましたが、ようやく対岸に到着しました。
海面近くまで下って、先日訪れたミルソンズポイントから再びフェリーに乗ることにしました。

今度は海抜0mから改めて橋を見上げます。
1932年に完成して、既に80年近く経っているそうですが、高くて長い立派な橋です。

サーキュラーキーに戻ると1時近くになっていました。そろそろお楽しみのランチタイムです!!
今日は、オージーっぽくバーベキューでお肉を食べようと考えています。
事前に調べておいた店、ロックスにある『PHILLIP’S FOOTE』を訪れました。

ここは、好きなお肉を生のまま購入して、中庭にあるバーベキューグリルで自分焼くシステムなのです。
まずはお肉を選びます。種類が多くて迷ったので、お店のお兄さんに相談すると、「シドニーカット」という名のサーロインがお勧めということなので、それにしました。
お皿に載せて受け取ると、ずっしりと重いです。
お肉以外のサラダやパンやマッシュポテトはセルフサービスで食べ放題になっています。

グリルの前にはステーキの焼き方や心得が記してありました。
お肉は一度しかひっくり返してはいけない、焼く前に塩コショウをしてはいけない、等と書かれています。
まわりのオージー達と同じように、バーカウンターでビールを購入して、飲みながら焼き始めました。

ビール片手にステーキを焼くというのは、気分が盛り上がります。
とうとう、こんがりと焼きあがりました!!

食べてみると中は程よいミディアムレアです。オージービーフだから、そこそこだろうという予想に反して柔らかくて美味しいです!
一方こちらは、もう一品の注文「ローストビーフの盛り合わせ」です。
こちらは調理済みのものですが、やはりすごいボリュームです。美味しくいただいてお腹が一杯です。

楽しく、美味しく、大満足のランチを終えて、次はショッピングに移ります。今日は木曜日ですが、シドニーでは木曜日を「ショッピングデー」と呼んでおり、いろんなお店の営業時間が延長される日なのです。
バスでセントラルにある、『QVB』(クィーン・ビクトリア・ビルディング)にショッピングに出かけました。

買い物に夢中で、全体や内部の写真を撮り忘れたのですが、1898年にビクトリア女王の即位50周年を記念して建てられたビルをショッピングセンターとして改装したものです。「世界一美しいショッピングセンター」と言われているそうです。
次はお隣の「ストランド・アーケード」にやってきました。こちらも負けずにお洒落で可愛らしい店舗が並んでいます。
ショッピングデーのため街は大賑わいです。木曜日以外はショッピングモールも6時ごろには閉店してしまい、ガランとしていました。

ショッピングの後は、ビジネスマンが集う人気のバーへ行ってみます。
シドニーでも1、2を争うお洒落なお店と言われている、『HOTEL CBD』にやってきました。

天井が高くて、音楽が流れていて、イマドキ?っぽい感じです。
立ち飲みが主流のようで、皆さん立ったまま、おしゃべりを楽しんでいる方が多かったですが、一日中歩き回った我が家は、空いている席を見つけて座って楽しみました。
お客さんはほとんどがドリンクだけを楽しんでいます。このあたりがちょっとした日本との文化の違いでしょうか。

バーの雰囲気を楽しんだ後は、ホテルの近くのショッピングモールへ立ち寄りました。
フードコートにあった美味しそうなインドカレーを購入してみました。
スパイスが効いていて刺激的で美味しかったです!

今日もたくさん歩いた一日でした。
足をしっかりマッサージして明日に備えなければ!
早いもので明日はとうとうシドニーの最終日です。
~つづく~
PHILLIP'S FOOTEのHP
昨日のブルーマウンテンのブッシュウォークのダメージが足に残っていますが、今日もシドニーを楽しみます。
まず、向かったのはハーバーブリッジの橋脚部分に登れるパイロンルックアウトです。

エントランスで入場料9.5ドルを支払って、早速登り始めます。
エレベーターがあるかな?とちょっぴり期待していましたが、やはり階段だけでした。足に鞭打って歩を進めます。海の高さからここまで来るだけでも結構な高さを登ってきたのですが、これからが本番です。
ふと、顔を上げると人がロープにぶら下がっています!!
これには、心臓が停まるくらいビックリしましたが、建築の作業行程を蝋人形で再現しているものでした。

約200段の階段を、ようやく登りきりました。ここは高さ87mです。
いきなり目の前にハーバーブリッジのアーチを登っている人がいます。このアーチを登るツアー「ブリッジクライム」も検討したのですが、私は高所恐怖症気味なのでチャレンジできませんでした。
お揃いの服を着た参加者が手を振ってくれたので、私も手を振って応えました。皆さん楽しそうに登っています。

このパイロンルックアウトからの眺めも素晴らしいの一言です!!
シドニー湾を行きかう船、オペラハウス、シティの摩天楼とすべてが見渡せます。この眺めをパノラマで撮ってみました。

裏側に回ってみると、これまであまり見かけなかったダーリングハーバー方面も見渡せます。
シドニーが海洋都市だということが改めて実感されます。

パイロンルックアウトの後は、そのまま歩いて全長1500mのハーバーブリッジを渡ります。
お昼休みにハーバーブリッジをジョギングするビジネスマンとたくさんすれ違いました。
車の交通量が多く、結構な排気ガスなのですが、みなさん大丈夫なのでしょうか?
脇には2m近い金網のフェンスが立っており、飛び降り防止のためか警備員が常駐しているようです。
普通の歩道からでも十分な眺めが楽しめます。

渡りきるまでに思いのほか時間が掛かりましたが、ようやく対岸に到着しました。
海面近くまで下って、先日訪れたミルソンズポイントから再びフェリーに乗ることにしました。

今度は海抜0mから改めて橋を見上げます。
1932年に完成して、既に80年近く経っているそうですが、高くて長い立派な橋です。

サーキュラーキーに戻ると1時近くになっていました。そろそろお楽しみのランチタイムです!!
今日は、オージーっぽくバーベキューでお肉を食べようと考えています。
事前に調べておいた店、ロックスにある『PHILLIP’S FOOTE』を訪れました。

ここは、好きなお肉を生のまま購入して、中庭にあるバーベキューグリルで自分焼くシステムなのです。
まずはお肉を選びます。種類が多くて迷ったので、お店のお兄さんに相談すると、「シドニーカット」という名のサーロインがお勧めということなので、それにしました。
お皿に載せて受け取ると、ずっしりと重いです。
お肉以外のサラダやパンやマッシュポテトはセルフサービスで食べ放題になっています。

グリルの前にはステーキの焼き方や心得が記してありました。
お肉は一度しかひっくり返してはいけない、焼く前に塩コショウをしてはいけない、等と書かれています。
まわりのオージー達と同じように、バーカウンターでビールを購入して、飲みながら焼き始めました。

ビール片手にステーキを焼くというのは、気分が盛り上がります。
とうとう、こんがりと焼きあがりました!!

食べてみると中は程よいミディアムレアです。オージービーフだから、そこそこだろうという予想に反して柔らかくて美味しいです!
一方こちらは、もう一品の注文「ローストビーフの盛り合わせ」です。
こちらは調理済みのものですが、やはりすごいボリュームです。美味しくいただいてお腹が一杯です。

楽しく、美味しく、大満足のランチを終えて、次はショッピングに移ります。今日は木曜日ですが、シドニーでは木曜日を「ショッピングデー」と呼んでおり、いろんなお店の営業時間が延長される日なのです。
バスでセントラルにある、『QVB』(クィーン・ビクトリア・ビルディング)にショッピングに出かけました。

買い物に夢中で、全体や内部の写真を撮り忘れたのですが、1898年にビクトリア女王の即位50周年を記念して建てられたビルをショッピングセンターとして改装したものです。「世界一美しいショッピングセンター」と言われているそうです。
次はお隣の「ストランド・アーケード」にやってきました。こちらも負けずにお洒落で可愛らしい店舗が並んでいます。
ショッピングデーのため街は大賑わいです。木曜日以外はショッピングモールも6時ごろには閉店してしまい、ガランとしていました。

ショッピングの後は、ビジネスマンが集う人気のバーへ行ってみます。
シドニーでも1、2を争うお洒落なお店と言われている、『HOTEL CBD』にやってきました。

天井が高くて、音楽が流れていて、イマドキ?っぽい感じです。
立ち飲みが主流のようで、皆さん立ったまま、おしゃべりを楽しんでいる方が多かったですが、一日中歩き回った我が家は、空いている席を見つけて座って楽しみました。
お客さんはほとんどがドリンクだけを楽しんでいます。このあたりがちょっとした日本との文化の違いでしょうか。

バーの雰囲気を楽しんだ後は、ホテルの近くのショッピングモールへ立ち寄りました。
フードコートにあった美味しそうなインドカレーを購入してみました。
スパイスが効いていて刺激的で美味しかったです!

今日もたくさん歩いた一日でした。
足をしっかりマッサージして明日に備えなければ!
早いもので明日はとうとうシドニーの最終日です。
~つづく~
PHILLIP'S FOOTEのHP
『シドニー旅行』 第4日目
旅の四日目、本日はシドニーを離れて大自然を訪れます。
旅の目的地は、世界遺産にも登録されている『ブルーマウンテンズ国立公園』です。
シドニー市内のセントラル駅からブルーマウンテンのあるカトゥーンバ駅まで電車で2時間弱です。
2階建て電車の2階に乗り、しばし景色を楽しみます。途中でシドニーオリンピックの跡地の公園も見えてきました。

カトゥーンバ駅に到着したら、ちょうどバスが出てしまったのでタクシーに乗ります。
5分ほどで、見晴らしのいい『エコーポイント』に着きました。
展望台まで出てみると目の前に広大なユーカリの森と山々が広がっていました。
左手にブルーマウンテンズの象徴の岩山、スリーシスターズが見えています。

見渡す限りの緑の海です。とても雄大な景色でしたのでパノラマで撮ってみました。
遠くがブルーにかすんで見えます。ここは、200種類ものユーカリが生息している森で、このユーカリが出す油分が空気と混ざりブルーに見えるそうです。そのため、ブルーマウンテンズと呼ばれるようになったのです。

気がつくと既にお昼時になっています。まずは、スリーシスターズを眺めながらランチをとる事にします。
この辺りには飲食店が無いと聞いていたので、サンドウィッチを持参しました。雄大な景色の中で食べるサンドウィッチは最高に美味しいです!

しっかりと腹ごしらえを終えて、いよいよブッシュウォークの始まりです。
オーストラリアではハイキングやトレッキングとは呼ばず、ブッシュウォークという呼び名を使っているそうです。なので我が家もにわかブッシュウォーカーになってみます。
このウォークマップを参考に大自然を満喫します。
エコーポイントから右下に出っ張っているスリーシスターズを巻くように谷底におり、断崖の下を左に進むというコースを選択しました。

トレッキングコースの入口には小さなアーチがありました。
もともとはスリーシスターズは遠くで眺めるだけのものだと思っていたのですが、実は真下まで歩いていけるそうです。
これは行かなければなりません。さぁ、出発です!

しばらく歩くと、目の前にスリーシスターズのてっぺんが見えてきました。
ここから一番手前の岩山に渡ることが出来ます。
木の板で出来た橋を渡るのですが、隙間から谷底が見えて思わず足がすくみました。

ここからは、スリーシスターズ沿いに一気にくだって、回り込みます。
こんな階段が延々と続いて、太ももと膝がプルプルしてきました。一番ラクなコースを選んだはずですが、体がなまっているのを思い知らされました。

長い階段もようやく終わりです。よく見るとこのコースには「ジャイアント・ステアウェイ」という名前がつけられています。その名の通り「巨大な階段」でした。
このコースを登っていく人たちともすれ違いましたが、本当に下りでよかったと思います。

ここからは、平坦な山道で森林浴を楽しみながら進みます。
見慣れない植物が見えたり、鳥のさえずりが聞こえてきて、心が浮き立ちます。

ちょうど先ほどのスリーシスターズの真下にやってきました。随分と上のほうに見えます。
鳥のさえずりだけが聞こえる、静かな森で全身がリフレッシュされていくようです。
すれ違うオージー達ものんびりとしていて穏やかです。

いよいよブッシュウォークも終わりが近づいてきました。スリーシスターズがかなり遠くに見えます。
また登る体力も気力も残っていないので、ここからは乗り物を楽しみたいと思います。

頭上に、谷を渡るロープウェイが見えます。我が家も後で乗る予定ですが、それにしても随分高い所を渡っているなぁといった感じです。

ここが2時間ほどのブッシュウォークのゴール地点です。
ここからは、世界一の急勾配でギネスブックにも載っているケーブルカー「シーニック・レイルウェイ」に乗ってこの上にあるシーニックポイントという観光拠点まで一っ飛びです。
もともとは石炭運搬用に作られたトロッコ電車で、最大傾斜52度の斜面、207mの標高差をあっという間に駆け抜けます。
傾斜がすごいので、降りてくる人々の興奮がすごいです。我が家は登りでしたので、後ろ向きに釣り上げられるようでした。BGMに映画「インディージョーンズ」のテーマ曲がずっと流れていました。

ケーブルカーを降りると、次に先ほど下から見えた黄色いロープウェイ「シーニック・スカイウェイ」に乗りました。
このロープウェイは床下がなんとガラス張りになっています。

眼下にはオウムの群れや、シダの群生や、滝が見えて数分間の空中散歩を楽しみました。
先ほどまで下から眺めていた風景ですが、上から見るとまた全然違って見えます。

ロープウェイを下りた後は、今度は崖の上部をつたって、エコーポイントまで戻ります。
この辺りから見える景色も、遠くまで見渡せてなかなかのものでした。

楽しい時間が過ぎ、そろそろブルーマウンテンを後にします。
今度はバスに乗って、カトゥーンバ駅に戻ってきました。
シドニー行きの電車が出るまでしばし間がありますので、駅の建物にあるバーで休憩することとしました。
その名も「ステーション・バー」です。(そのまんまです)

ここでもやっぱりビールです。冷えたビールが疲れた体に染み渡ります。
美味しいビールをいただいたので、シドニーまでの電車は気持ちよい夕寝タイムとなりました。

シティに戻ってくると、お腹が空いていました。
カトゥーンバからの列車が到着するセントラル駅の近くで食事をすることにしました。
しばし歩いているとベトナム料理のお店がたくさん目に付きます。以前にメルボルンで食べたベトナム料理がとても美味しかったのを思い出したので、この「Pho Gia Hoi」というお店に入ってみることにしました。

写真は、私の牛肉のフォーと生春巻きです。ミントやお野菜もたっぷりで嬉しくなります。
香菜が苦手な主人は、お肉料理を頼みました。どちらもボリューム満点で満腹になりました。

食事を終えて、バスでホテルへ戻りました。
ホテルに戻って、バスタブに熱めのお湯を張って足湯しながらビール片手に反省会をしました。
旅先では、たくさん歩くので、足湯をするのが我が家流なのです。膝下だけの足湯ですが、疲れがスッと抜けていくから不思議です。
今日はシドニーからのミニトリップで、大自然を満喫した一日でした。
~つづく~
旅の目的地は、世界遺産にも登録されている『ブルーマウンテンズ国立公園』です。
シドニー市内のセントラル駅からブルーマウンテンのあるカトゥーンバ駅まで電車で2時間弱です。
2階建て電車の2階に乗り、しばし景色を楽しみます。途中でシドニーオリンピックの跡地の公園も見えてきました。

カトゥーンバ駅に到着したら、ちょうどバスが出てしまったのでタクシーに乗ります。
5分ほどで、見晴らしのいい『エコーポイント』に着きました。
展望台まで出てみると目の前に広大なユーカリの森と山々が広がっていました。
左手にブルーマウンテンズの象徴の岩山、スリーシスターズが見えています。

見渡す限りの緑の海です。とても雄大な景色でしたのでパノラマで撮ってみました。
遠くがブルーにかすんで見えます。ここは、200種類ものユーカリが生息している森で、このユーカリが出す油分が空気と混ざりブルーに見えるそうです。そのため、ブルーマウンテンズと呼ばれるようになったのです。

気がつくと既にお昼時になっています。まずは、スリーシスターズを眺めながらランチをとる事にします。
この辺りには飲食店が無いと聞いていたので、サンドウィッチを持参しました。雄大な景色の中で食べるサンドウィッチは最高に美味しいです!

しっかりと腹ごしらえを終えて、いよいよブッシュウォークの始まりです。
オーストラリアではハイキングやトレッキングとは呼ばず、ブッシュウォークという呼び名を使っているそうです。なので我が家もにわかブッシュウォーカーになってみます。
このウォークマップを参考に大自然を満喫します。
エコーポイントから右下に出っ張っているスリーシスターズを巻くように谷底におり、断崖の下を左に進むというコースを選択しました。

トレッキングコースの入口には小さなアーチがありました。
もともとはスリーシスターズは遠くで眺めるだけのものだと思っていたのですが、実は真下まで歩いていけるそうです。
これは行かなければなりません。さぁ、出発です!

しばらく歩くと、目の前にスリーシスターズのてっぺんが見えてきました。
ここから一番手前の岩山に渡ることが出来ます。
木の板で出来た橋を渡るのですが、隙間から谷底が見えて思わず足がすくみました。

ここからは、スリーシスターズ沿いに一気にくだって、回り込みます。
こんな階段が延々と続いて、太ももと膝がプルプルしてきました。一番ラクなコースを選んだはずですが、体がなまっているのを思い知らされました。

長い階段もようやく終わりです。よく見るとこのコースには「ジャイアント・ステアウェイ」という名前がつけられています。その名の通り「巨大な階段」でした。
このコースを登っていく人たちともすれ違いましたが、本当に下りでよかったと思います。

ここからは、平坦な山道で森林浴を楽しみながら進みます。
見慣れない植物が見えたり、鳥のさえずりが聞こえてきて、心が浮き立ちます。

ちょうど先ほどのスリーシスターズの真下にやってきました。随分と上のほうに見えます。
鳥のさえずりだけが聞こえる、静かな森で全身がリフレッシュされていくようです。
すれ違うオージー達ものんびりとしていて穏やかです。

いよいよブッシュウォークも終わりが近づいてきました。スリーシスターズがかなり遠くに見えます。
また登る体力も気力も残っていないので、ここからは乗り物を楽しみたいと思います。

頭上に、谷を渡るロープウェイが見えます。我が家も後で乗る予定ですが、それにしても随分高い所を渡っているなぁといった感じです。

ここが2時間ほどのブッシュウォークのゴール地点です。
ここからは、世界一の急勾配でギネスブックにも載っているケーブルカー「シーニック・レイルウェイ」に乗ってこの上にあるシーニックポイントという観光拠点まで一っ飛びです。
もともとは石炭運搬用に作られたトロッコ電車で、最大傾斜52度の斜面、207mの標高差をあっという間に駆け抜けます。
傾斜がすごいので、降りてくる人々の興奮がすごいです。我が家は登りでしたので、後ろ向きに釣り上げられるようでした。BGMに映画「インディージョーンズ」のテーマ曲がずっと流れていました。

ケーブルカーを降りると、次に先ほど下から見えた黄色いロープウェイ「シーニック・スカイウェイ」に乗りました。
このロープウェイは床下がなんとガラス張りになっています。

眼下にはオウムの群れや、シダの群生や、滝が見えて数分間の空中散歩を楽しみました。
先ほどまで下から眺めていた風景ですが、上から見るとまた全然違って見えます。

ロープウェイを下りた後は、今度は崖の上部をつたって、エコーポイントまで戻ります。
この辺りから見える景色も、遠くまで見渡せてなかなかのものでした。

楽しい時間が過ぎ、そろそろブルーマウンテンを後にします。
今度はバスに乗って、カトゥーンバ駅に戻ってきました。
シドニー行きの電車が出るまでしばし間がありますので、駅の建物にあるバーで休憩することとしました。
その名も「ステーション・バー」です。(そのまんまです)

ここでもやっぱりビールです。冷えたビールが疲れた体に染み渡ります。
美味しいビールをいただいたので、シドニーまでの電車は気持ちよい夕寝タイムとなりました。

シティに戻ってくると、お腹が空いていました。
カトゥーンバからの列車が到着するセントラル駅の近くで食事をすることにしました。
しばし歩いているとベトナム料理のお店がたくさん目に付きます。以前にメルボルンで食べたベトナム料理がとても美味しかったのを思い出したので、この「Pho Gia Hoi」というお店に入ってみることにしました。

写真は、私の牛肉のフォーと生春巻きです。ミントやお野菜もたっぷりで嬉しくなります。
香菜が苦手な主人は、お肉料理を頼みました。どちらもボリューム満点で満腹になりました。

食事を終えて、バスでホテルへ戻りました。
ホテルに戻って、バスタブに熱めのお湯を張って足湯しながらビール片手に反省会をしました。
旅先では、たくさん歩くので、足湯をするのが我が家流なのです。膝下だけの足湯ですが、疲れがスッと抜けていくから不思議です。
今日はシドニーからのミニトリップで、大自然を満喫した一日でした。
~つづく~